■「即今 藤本」御所南で再オープン

■ 全国100万人の読者の皆さま、うれしい新店訪問、いや新たに再オープンのお店に伺えて、幸せいっぱいになったエリーでございます(^o^)/

●「即今 藤本」(そっこん ふじもと)さん、
2024年5月7日に再開されました\(^o^)/
1年4か月のブランクの後、
御所南は御幸町通り、夷川上る東側に移転オープン。
物件を決めてからでも工事などに、時間が予想以上にかかったのだそうです。
藤本宏和さん
おめでとうございます\(^o^)/

●すっきり、きれいな店内です。清新な気に満ちて、ここにいるだけで心地いいと感じます。
カウンターは9席です。奥に、L字形カウンター5席の個室あり。

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●端正なお仕事ぶりです。

●ニ番手ゆうきさんがまた明るくのりのいい人で、カメラを向けたらすかさずポーズを取るのよ😂 熊本男なんだって😂

でもって、ゆうきさんが手に持っているものになぜモザイクをかけているか?というと、

料理の写真は、
世に出してはならない。

つまり、
アップを、
ひ か え る よ う に

ということなのです😂😂

ああああ残念😭
●でも、撮影禁止でないだけよいと思い直します。少なくとも手元にお料理の写真は残ります。

いつも言うけれど、
わたしに撮影禁止とかアップダメというのは、
かもめに空を飛ぶなと言うのと同じなのですよっと😂😂
もちろん、出さないでと言われたら出しませんが、しかし残念過ぎる😭

本当によいお料理でした。
お昼は15000円税込み。
十分過ぎるほど価値がありました。
とても幸せなコースでした。

●築80年の民家に徹底的に手を入れて造られたお店、
細い路地を進んでたどり着く造りは以前のお店(現在「二條 みなみ」さんになっている物件)と同じです。今回の方がまだ長いくらい😂😂

●工事にたっぷり時間がかかった分、
藤本宏和さんは造園やさんのお仕事を随分手伝われたのだそうです。
包丁持たずに庭造りをされたって。
石を組み、土を入れ、木を植え苔を敷き、竹をはつったと。
みっちり2か月間くらいは庭造りに専念されたということで、愛着もひとしおでしょう。そして、完成の時はものすごく達成感があったことでしょう。
料理の話よりもお庭の話を伺ってきた感じです😂😂

井戸も掘られたということです。

●ゆかしい花活けは、ひめおおやまれんげ と伺いました。

開くと中が赤い。けれど開く確率は低い。開いても一瞬のはかないもの。

と伺いました。開いたところを見たいものです。

●「即今 藤本」さん、美麗で的確なお料理の写真をアップできないことは残念ですが、本当によかったです。
また伺います(^o^)/

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「即今 藤本」

電話 075-708-2851

京都市中京区松本町580-1
(御幸町通り、夷川上る東側)

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■「呑小路やま岸」カジュアルやま岸さんで陽気に和食♪

■ 全国100万人の読者の皆さま、先日の夕方、「呑小路やま岸」さんに出かけたエリーでございます。

●「富小路 やま岸」さんのエスプリを、ごくカジュアルに楽しめるお店です。よかったですー♪
店長の鈴木光明さん
クラブエリー@「祇園 やま岸」さんの時にもヘルプに来てくださったたくちゃん
ありがとうございました(^o^)/

●4品セット7000円(うち2品は4品ほどから選択する)を味わった後、
一品料理を選んで注文するというシステムです。

上の2品は自動的に供されるものです。

●うすい豆粥に、からすみ。
●お造り。和歌山のかつお、明石の鯛、北海道の雲丹。

●4品から選択、和牛と九条ねぎ

●3品から選択、賀茂茄子醤油焼き
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この後、好きにアラカルトで注文しました。

●メニューは多彩、おもしろいものをいただけるお店ですが、
だし巻きは、前回もいただきましたがリピート。
さすが、おだしが香り、ふるふると柔らかな口当たりがたまらない(*_*)(*_*)

●水ぎょうざ

●京赤地鶏の塩焼き。

●やっぱりさすが、おだしのおいしさ極まれリ、と思うのです。
湯葉あんかけうどんです。

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●「呑小路やま岸」さん、
明るく楽しいお店です。
人気なのがよくわかります(^o^)♪

8月、夏の宵のクラブエリーをどうぞ楽しみに♪

 

「呑小路やま岸」さんの、前回の記録はこちらです

 

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関谷江里

■「圓融菴 小林」クラブエリー2024年5月

■ 全国100万人の読者の皆さま、「圓融菴 小林」(えんゆうあん こばやし)さんにクラブエリーをお願いしたエリーでございます。

●優しい優しい小林紀之さん。お目にかかるだけで心がなごみます。

今回もお昼営業でお迎えいただきありがとうございました<(_ _)>

春の終わりと夏の初めの食材で楽しませてくださいました。

●天ぷらの前に、
まずお料理5品。
お料理も、熟練の技です。
ほんとーーーーにおいしいのです。

●よもぎ葛豆腐、
これが目に鮮やか、
味わい鮮烈でした。

●あわびといかの辛子酢味噌和え
芹、うるい、わけぎ。

●あまてかれいのお造り
上品な旨みと甘み、絶妙と思いました。

●あぶらめの新子、セロリ酢
あぶらめの稚魚って、こんなにおいしいのね(*_*)(*_*)

●うすい豆まんじゅう
中に海老、きくらげ、椎茸。

しみじみ旨くて、雅な味わいでした。

●天ぷらの用意がされると同時に、食材プレゼンです。
海老はこの後、2尾ほど、お皿から飛び出しました。

●天ぷらスタートです。

●いつも通りに、海老で始まります。

●グリーンアスパラガス

●ほたるいか

●ばちこ

●賀茂茄子

●海苔で包んだ雲丹

●トマト

●めごち

●こしあぶら。

本当に食材をベストな状態で味わいました。

すべて、美味そのものでした。ありがとうございました<(_ _)>

●締めには、のどぐろの天ばらご飯。

香の物は、胡瓜とふき花山椒

●マンゴー、パイナップル、いちご。

●本来夜営業のお店ですが、自然光が入るお昼は、店内の美しさもより引き立ち、とてもよいです。
圓融菴 小林」小林紀之さん、由紀さん、ニ番手としちゃん、ありがとうございました。

次回も楽しみに伺います。
参加者の皆さんにも御礼申し上げます<(_ _)>

 

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■「木乃婦」JEUGIA ご当地講座 2024年5月

■ 全国100万人の読者の皆さま、講座報告でございます。

JEUGIAさんのご当地講座を、
木乃婦」髙橋拓児さんにお願いしました。
3代目店主さんにして弁舌さわやか、講座をお願いするのにこれほどありがたい方はいらっしゃいません。
拓児さん今回もありがとうございました<(_ _)>

●JEUGIAさん講座@「木乃婦」さんは、2013年3月に始まって、今回で多分ちょうど10回目でした。
しかし、10回目にして、今まで聞いたことがなかったような話を伺えた上、お料理もよかったのです。素材がよかったし、ひとつ、笑える一品もありました。

●10回目にしてお部屋を変えていただき、(掘りごたつ式ではなく)完全に椅子+テーブル式にしていただきました。広々ゆったり、ありがとうございました🙏
お話上手の拓児さんだから、わたしも苦労なしです。話を聞き出すどころか、合いの手を入れる必要もないという感じ😂 楽ちんなのです。

「葵祭時期ならではのお話を」とお願いしたのでした。

「木乃婦」さんは上賀茂神社に神饌を納めていらっしゃるということです。
そして、上賀茂神社だけではなく、多くの寺社とお付き合いがあるということも伺いました。

神社やお寺とのお付き合いのこと、お店を、「老舗」(200年~だそうです)と言われるまで続けてゆくには?ということ、「木乃婦」さんにおける家訓まで伺い、いやいや、なかなかインパクトのあるお話でした<(_ _)>

●献立はこんなでした。

お料理3品の写真を上げます。

●華やかな八寸に、

●お造りは鯛、身の下に鯛の白子。ぽん酢ジュレ。

●笑えたお料理がこれ。
上賀茂と下鴨の話を伺ったのですが、
かもとかもで、賀茂茄子と鴨のお鍋しましたって😂
でもこれが、めちゃくちゃにおいしかったのでした😂😂


●髙橋拓児さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました🙏
JEUGIA 辻 礼子さん、高橋智子さんにも御礼申し上げます🙏
参加者の皆さんもありがとうございました。定員を上回ってご参加いただき、うれしかったです😊

JEUGIAさんのおかげで「木乃婦」さん講座が定番になり、
さらにクラブエリーも、もともとはJEUGIAさんの座学講座に集まってくれたメンバーで誕生したので、いつも感謝しています🙏🙏

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■「ごだん 宮ざわ」東洋賢士さん、2024年5月上旬

■ 全国100万人の読者の皆さま、ごだん 宮ざわさんに伺ったエリーでございます。

●東洋賢士さんのコース@「ごだん 宮ざわ」さん、5月上旬のお料理もよかったのです😭😭
「ごだん」料理長になられてから2度目の訪問、昨年10月からの「じき」時代と合わせると、この方のお料理をいただくのは10回目です。

右側が副料理長の大山委宏(ともひろ)さん。ともちゃんです😊
前回4月下旬のコースはこちら

●さて今月のお料理は・・・

食前酒に、新潟の「八海山」(3年熟成)をひと口、供された後、

ひと皿目です。

●あおりいかの唐揚げ、上に雲丹。

藤の花ジュレ酢、生姜。

グリーンアスパラガスと原木椎茸。火が入ったいかの、ほんのり甘いことを楽しみました。

●はたのお椀。
きくらげ、アスパラソヴァージュ。実柚子。

おいしーーーい😭😭

●薬味たっぷりたっぷりで、

●胡桃チップでスモークした本まぐろ、中とろです。

粗おろしにした辛味大根、土佐酢、

甘酢醤油の島らっきょう、

安岡のねぎ、わさび。

土佐醤油、ねぎと生姜の香りの油で風味付け。

まぐろ単体で十分おいしいのに、薬味の香味と食感がおいしさを引き上げて、実にすてきなひと品でした。

東洋一の蕎麦 来ましたー\(^o^)/

東洋賢士さんが打つ東洋で一番(ということは世界で一番)おいしいお蕎麦です。

なめらかで洗練されていて好き😭
●今回は、春キャベツの混ぜ蕎麦。

春キャベツのすり流しに魚だし(あご、鯖ぶし、めじか)のあん。

芽キャベツの天ぷら、白海老の天ぷら。

●白魚?と思った、白海老、まっすぐのびていてきれい。

最初おだしと思ったのだけど、魚だしあんをからめてお蕎麦をいただき、春キャベツすり流しもからめもって。混ざっても美味。

天ぷらの方も塩加減絶妙で、さくさくと、旨いったらないです。

●いさきです。

高温の油で霜ふりにされています。

白ねぎ、わさび、青海苔。

下に敷かれているのが、レモン煎り酒。梅の香味もわずか感じさせながら、レモンの芳香が圧倒的に香り立ちました。

仕上げにおろしたレモンの皮。

おしゃれな味。さわやーか。

●(わたしがいただいたコースにはなかったのですが参考までに、)
定番焼き胡麻豆腐が自在な進化を見せるこのお店ですが、この日は、

わらびの焼き胡麻豆腐でした。

●のどぐろの藁焼き。

上に豆コレクションです。

モロッコいんげん、きぬさや、スナップえんどう。

からすのえんどう、すずめのえんどうは花付き。
あらから取っただしのあん。

小夏のオイル。カシューナッツ。

旨旨旨旨・・・とうわ言・・・

●鉄線の花模様の、愛らしい薄手の器に、

●夜泣き貝(赤い巻き貝)炙り、丹波しめじ、のびる、赤軸ほうれん草の松の実和え。

土佐酢あん。
箸休めのようなひと品。箸やすまらんけれど。

●東寺揚げ。

引き上げ湯葉で汲み上げ湯葉を包んで、外側パリパリに揚げたもの。

中にぞうり海老、アスパラガスの軸と白きくらげ。

雉だしベースの春菊ソース。

一寸豆の天ぷら。

だしで割った薄垂惣酢(宮ざわさんオリジナルウスターソース)。

黒胡椒。

春菊ソースだけはこちらにおいておなじみですが、

こんな湯葉使いは初めてで(*_*)、新たなオリジナルな料理と思いました。

●グラスフェッドの牛肉と、春野菜のしゃぶしゃぶ。

花山椒たっぷりに、

●奥から、たらの芽、こしあぶら、筍、大根の実、ふき。

これも感動深く、美味でした😭😭

●ご飯の用意がされて、お漬けもの来ましたー

これがまたすてきな一品なのです。

芽キャベツは味噌漬け(酒粕漬けのような風味)、

かつおぶしと梅で炊いた昆布、

自家製きゅうりのQちゃん。

紫にんじん、黄にんじんは糠漬け。

奥に筍のつくだ煮。

●炊き立てのご飯と、味噌汁です。

●アヴァンデセールという感じで、

パイナップルの白ワインジュレ寄せに、豆乳ヨーグルトと合わせたクリームチーズのアイスクリーム。

これめちゃくちゃ好きでした😭😭

●そして、料理長みずから巻いてくださったというちまきの美しいこと😭😭

●中はよもぎを練り込んだういろう、白あずきあんでした。

柔らかくて、甘さほどよくて、最後までおいしかったことです😭😭(号泣しっぱなし😂

●お薄をいただきごちそうさまでした<(_ _)>

 

ごだん 宮ざわ東洋賢士さんの、かんぺきなコースでした。

もう毎回書いている通りですが、粋で自在で、組み合わせの妙が楽しくて仕方ありません。
毎回、ほんとーーーにおいしいのです。

いちいち好みなのです。

まだまだ伺います。気が済むまで伺います。

ともちゃん、みゆきちゃん、若人の皆さんもありがとうございました<(_ _)>

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■「辻布紗」つじふさ オープン

■ 全国100万人の読者の皆さま、パリ話を中断して😂、新店ご紹介をいたします。
速報は
Instagramで上げていっていますが、このサイトでも、これどう考えても早い方がいいでしょう。

新しい和食店オープン情報です。

●2024年5月9日、
夷川通り柳馬場西入るに開店された、
辻布紗(つじふさ)」さん。
祇園の「味ふくしま」さんで10年以上料理長を務められた、
辻 義勝さんの独立店です。
御所南で一軒家、
お祝いのお花で祝福されたお店に伺って参りました。

●夷川通り、柳馬場西入る、
「豆政」さんの斜め前で、まあ本当に、こんないいところに一軒家があったのねと驚きます。

●店主の辻 義勝さん、
ものすごく感じがいい方です。
辻さんは福岡出身、最初の料理修業を名古屋でされたのち京都にいらして、
「御料理はやし」さん、
「余志屋」さんで修業、
その後、祇園の「味ふくしま」さんで11年間料理長を務められました。
独立に向けて、御所南で物件を探していらしたということです。

●妻で女将の香織さんは、フランス好き、シャンパーニュとブルゴーニュワイン好きでソムリエの資格を持ち、さらに伏見の生まれ育ちで日本酒も大好きということ。利き酒師でもいらっしゃいます。
おふたりの組み合わせ、最強ですね\(^o^)/\(^o^)/

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●さてお料理です。どのお店でも、初回はできるだけお昼に行きたいので(撮影しやすい)、お昼の軽いコースです。

●毛蟹と湯葉

●鯉のお椀。葛を打って揚げた鯉、やわらかくて口当たりよかったです。
鯉の骨から取っただしにお酒たっぷりの吸い地でした。

●かつおのたたき

大根おろし、長芋おろし、白菜の芯。
ねぎ、茗荷、針生姜。

 

●丸茄子揚げだし。
あごだし。

●鮎の唐揚げ。おだしにおろした胡瓜。

●コースの最後に供された、
八寸風情の食事です。
つまり最後のご飯ね。

ますとえんどう豆の、ひょうたん形のご飯。
もずく酢
だし巻き玉子
鴨ロース
甘鯛塩焼き
丸十
一寸豆
とこぶし
ちまきの中は穴子寿司。

●食後に枇杷のコンポートとさくらんぼ。

本当にきっちり正統なものをいただいたという満足感がありました。

●店内は「味ふくしま」さんと同様に、靴を脱いで上がり、ほりごたつ式カウンターに腰を下ろすというタイプです。

メインカウンターの他にもう1部屋ありました。各6席です。
麻の布がお好きで、「辻布紗」という店名にしたということ。
すべてが真新しくてきれい、
高岡屋さんの、麻のお座布団も格別美しく、空間は清新な気に満ちて、とても気持ちよく過ごせました。

●昼夜共に1コースのみ、
昼 8500円(税サ込)
夜 20000円(税サ込)
いずれも現金払いのみ。

 

●辻 義勝さん、香織さん、ありがとうございました。

またよろしくお願いいたします。

 

●追記
2014年にいただいた「味ふくしま」さんでのコースはこんなでした。

 

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「辻布紗」つじふさ
電話 075-354-5349

京都市中京区百足屋町155
(夷川通り 柳馬場西入る 北側)
11時半~12時半(入店)
18時~19時半(入店)
日曜、祝日休み

★月曜の昼休み、祝日の翌日の昼休み。

2024年5月9日開店
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■「五 いつつ」少し久しぶりに、夜の一品と蕎麦

■ 全国100万人の読者の皆さま、4月最終週のある夜、少し久しぶりに、洛北は大徳寺前、和久傳さんの「五 いつつ」に伺ったエリーでございます。

気軽にお料理何品かとお蕎麦をいただけるいいお店。
ちょっと急なお願いごともしたのでした<(_ _)>

●以下、軽くコース仕立てでお願いしたものです。

●えんどう豆と飯蒸し。大徳寺納豆。

●朝採りの筍。物集女(もずめ)の筍。

関係ないけれど、物集女(もずめ)があって、なぜ物集男(もずお)がないのかとわたしは以前から不思議に思っています。

●桜鯛、上に桜の花の塩漬け。花ごと味わいました。

●筍のお寿司。

●はまぐりの潮(うしお)汁。かたくりの花と葉。

●天ぷらは、桜海老と天然の山独活(うど)。

●他にいただいたお料理は、

・ほっき貝 柑橘のジュレ、あまどころ(山菜)、うるい、たらの芽。

・加賀れんこんと利久麩の胡麻和え、松の実。

●お蕎麦の準備がされて、

●少し少なめに盛っていただいたお蕎麦です。群馬県の蕎麦の実を使ったということ。この「五 いつつ」のお店で打たれたものです。

●食後の甘味として、木の実の寄せ菓子をいただきました。

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●「五 いつつ」さんも、いま人気の和食店どちらもそうですが、の外国人客が多かったです。

わりと急な予約をしたにもかかわらず、優しく迎えてくださって感謝いたします。
仲原紀幸さんどうもありがとう🙏
綾さん(女将の桑村綾さん)にも偶然に、だいぶ久しぶりにお目にかかれてうれしく、ラッキーな日でした。

また来月伺います。

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■「二條 みなみ」2024年4月のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、「二條 みなみ」さんに、4月も伺ったエリーでございます

先月の記録はこれ

●4月最後の日になりましたが間に合ってよかった♪

先付の一品は、こんな風に、器に兜が被せられて、端午の節句仕様でした。

●しつらいもすでに5月になっていました。季節は進んでいるのです。

●店主の南 建吾さんの、今月の手ぬぐいコーナー。5月の絵柄ですね。

以下、コースです。供された順番にいきます。

兜に作られた蓋を取ると、

●新玉ねぎ豆腐
淡路島の新玉ねぎ、だしで割った新玉ねぎスープのあん。生姜と。
砂糖入れたでしょう? と思ったほど甘みのあった新玉ねぎ。ふるふると口当たりもよく、本当においしかったです。

●八寸は、
ガラスの器に美山の生湯葉、
八つ橋に、
そら豆、さより一夜干し、桜海老唐揚げ、燻製豆腐、鯛の子。
黄金の器に、おこぜの南蛮漬け、笹巻きの中には鯛のお寿司。
あやめの器にはだしで炊いた、いさざ(=白魚 しろうお)、はぜ科のぬめりのある小さな魚。

●鯛と雲丹。雲丹は由良の萩原丸ブランド。
鯛も雲丹も、めちゃくちゃに旨いです(*_*)(*_*)

●和歌山のけんけん鰹。ぽん酢あん。
ねぎ生姜、手作りの柚子胡椒と。

●熱々のぐらぐらで供されたのは、

●鍋仕立て、あいなめと花山椒。

細く見えているのは、ごぼうと独活(うど)。
ほんとーーーに、これがまた旨かったです(T_T)
おだし全飲みしました。

●ひろうす、蕗入り。車海老ときぬさや(亀岡産)

●ふわふわひろうすおいしかった😭😭感涙です。

具材は蕗。わたしには蕗で、皆さんにはわらびでした。
わたしはわらびはアレルギーではないけれど、あんまり食べない・・・

ということを覚えていていただき、お手間恐れ入ります<(_ _)>

●すずきの塩焼き
刻んだのびる入りの大根おろし、加減酢

●泳いでいる鮎をプレゼンの後、

●揚げものです。鮎、たらの芽、こしあぶら(高山産)

パリパリでサクサクで、香ばしさと食感の良さを堪能できました。

●鯵 生姜ドレッシング。 茎ブロッコリー、スナップえんどう(亀岡産)
下にクレソン(滋賀県)の炊いたもの。

酢の物なのだけど、最後にこの一品、鯵好きにはたまらないものでした😂

●ご飯ボーイ、寛太ちゃんはいつもこの笑顔です。人なつこくてかわいい(^o^)♪

●鯛茶漬けです。まずは白ご飯と共に胡麻だれがたっぷりからんだ鯛を味わって、

●その後、お茶を注いでいただきます。

●トマトのコンポート来ましたー。
さわや~か。ほんのり甘さもあります。食後すっきりします。

●よもぎ麩の、焼き麩饅頭。香ばしいです。
●お薄をいただき、ごちそうさまでした<(_ _)>

 

何もかもが500%のおいしさでした。

ゆったり居心地よくて、
寺町二条にありながら、
雰囲気は祇園の風情が色濃くて、
それでいて店主さんも女将さんも親しみやすくて優しくて、
さらにはわたしにも通いやすいお値段です。
稀有なお店だと思います。

 

南 建吾さん、奈々緒さん、寛太ちゃん、ありがとうございました<(_ _)>
また次回、楽しみに伺います。

 

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■「ごだん 宮ざわ」新料理長で初のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、4月最後の土曜日に、4月11日から新体制になったごだん 宮ざわさんに伺ったエリーでございます。
「じき 宮ざわ」から移られた、新料理長、東洋賢士さんの、このお店でのコースを初めていただきました。

「じき 宮ざわ」さんでの最後のコースの記録はこちら
この方のコースをいただくのは昨年10月から数えて9回目ですが、今回お料理にふさわしい箱に移られて、きっときっと、格別にいいだろうと期待していました。

そして、
ほんとーーーーに、
よかったのです😭😭

しみじみ美味で、いるだけで心地よくて、わたしはすでに天国にいるのか?と、魂を抜かれたようになりました。
帰宅後も、しばらくぼーっとしていました。幽体離脱なおいしさだったのです。(って、初めての表現😂)

お料理10品はかんぺきジャストな状態で供され、続くご飯のおいしさは従来のまま、でも添えられるお漬けものは激しくヴァーションアップされていました。食後の甘味もものすごくよかった・・・いちいち好みでした😭
以下夜のコース、順番にいきます。

●ひと品目、

食前酒ひと口、「城陽」が供された後、
白アスパラ羹。
「とおの屋 要」さんのどぶろくと。

●白アスパラガスのピュレの寒天寄せです。
伊勢海老からとっただしのあん。
伊勢海老の身、うすい豆、白とグリーンのアスパラガス。
上に雲丹と山葵。
優美な白アスパラガスかんの口当たりと香味に、伊勢海老の旨味がたっぷりからんでたまらず、この初めのひと皿で、もう心を奪われました<(_ _)>

●「もう桜は終わったけれど、」と言いながら出してくださった、名残の、
夜桜椀。
きれい😭😭
ゆらゆらと桜の花びらが舞い揺れる中に、葛打ちしたあぶらめ。上にわらび、花びらの形は独活(うど)。
塩加減もジャストに決まり、見て美しく、食べて心地のいいお椀でした。
葛打ちでとろっとしたあぶらめの舌ざわりもよかったです。

●かつおの塩たたき
塩をしてオリーヴオイルを塗って炭焼きにしたかつお。
辛味大根の鬼おろし、秋田のかたくりの花。卵白塩、土佐酢。無農薬のレモンの皮を削りおろして仕上げ。食感のアクセントに刻んだアーモンド。
これ、猛烈においしかったです😭😭
かつお自体が、それだけで瞠目のおいしさだったのに、上から足されたいろいろが風味をさらに引き上げて、味も香りも食感も楽しいわ\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

●伝統の焼き胡麻豆腐は、こんな風に進化発展を遂げていました。
そら豆豆腐。
胡麻豆腐をベースに、そら豆の味と香りのとろとろの豆腐になっており、上に半レアの煮帆立。帆立から出ただしで一寸豆を炊いて作ったソース。

全体がいい調和でした。

ネパール山椒(Poivre Timut)のアクセントが粋でした。

●断面はこんなでした。

●東洋一のお蕎麦来ましたー\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆
東洋賢士さんが打つお蕎麦です。
毎回ものすごく楽しみです。
今回は、のっぺい仕立て、
あさりのお蕎麦。
名古屋、梶島のあさりと、青海苔、京都の筍。芽ねぎ、すだち。
お蕎麦は口あたりなめらーか😭
おだしも全飲みしました。

●琵琶ますの木の芽焼き。
たれ焼きにされた琵琶ますに、上から胡麻油と木の芽のソース。
魚のあらから取っただしのあん。
うるいの胡麻よごし。
(ここで胡麻が登場😂)

●ほっき貝炙りと、原木椎茸、菜種の炭焼き。土佐酢ジュレ。ノーブルに香る、自家製の七味。
ほっき貝って、わたし別にそんなに好きでもなかったのだけど、これはおいしかった(*_*)(*_*)
そして、自家製で独自に配合したという七味の、辛味がほとんどなく、ひとえに高貴に香りのよいこと。

●金目鯛 クレソンと。
金目鯛の炙ったのが、これだけで圧倒的に旨いです。そこに炙ったクレソン、花柚子。葛でとろみをつけたぽん酢、せとかオイルで香り付け。生姜。

●甘鯛の唐揚げ。
たたいた蕨を、梅肉で和えたもの。
上にこごみの天ぷら。
下にうっすらと天だし。
甘鯛唐揚げ、これがまた旨かった😭😭

●どれが400年前のものでどれが最近のお皿か、このお店においてはわかりませーん😂😂 
いずれにしても美しいので、お料理を味わい終えた後もしばし眺めます。

●炭焼きしたグラスフェッド牛肉と、炊いた筍。上に花山椒。
椎茸醤油麹。

●中央に松、四つ足は鹿? 飛んでいるのは始祖鳥・・・なことはなくて、鶴かしらん。

●ご飯と共に供されるお漬けものがまた旨いです。ごぼうを味噌酢に漬けたもの、菊芋も粋な味、ごくうっすらと味をつけた昆布も理想的です。あらゆるところで、「昆布は塩気が過ぎる」と何十年も思ってきました😂

●食後に、
豆乳に酒粕を合わせて発酵させた自家製のヨーグルトのムース仕立て、白ワインゼリー。
いちご、キウイ、ブルーベリー。

●桜餅は味噌あんでした\(^o^)/

●お薄をいただきご馳走さまでした<(_ _)>

 

なんて瀟洒なお料理なのか、
味はジャストに決まり、でも遊びがあって、余裕を感じさせて、しみじみよかったです。

そして、なんてかんぺきなコースだったことか。
ゆったりたっぷり楽しんだ感がありましたが、
それでも夜の1回転目、18時スタートで、20時には終わりました。

驚異的です。本当にいいチームワークが成り立っているのだろうなと。
何もかも、申し分なかったです。

ごだん 宮ざわ
東洋賢士さん、ともちゃん、みゆきちゃん、スタッフの皆さん、ありがとうございました🙏

次回も、ものすごく楽しみに伺います。

 

そして・・・このお料理をいただいた翌日、
わたしの身体はどうなったか?

という話は、また改めていたします。

 

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■「室町和久傳」クラブエリー2024年4月(料理)

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■ 全国100万人の読者の皆さま、先日のクラブエリー@「室町和久傳」さんのお料理を、改めて食べに伺ったエリーでございます。

●先日クラブエリーでお世話になった「室町和久傳」さんへ。
当日は満席でわたしが座れなかったから😂改めてお料理をいただきに伺ったのでした。
料理長の小川大輔さん、今回もありがとうございました<(_ _)>
お料理順番にいきます。

●先付に、赤貝、とり貝、たいら貝、ほたるいか。菜の花、しどけ(もみじがさ)。だしのジュレ、酢味噌。こごみ、木の芽。

●うすいえんどう豆のすり流しに、中に鯛の白子豆腐。

●琵琶湖の稚鮎をさくさくに揚げたもので、お寿司です。

●黒酢のしゃりに、きゅうりの千切り、穂紫蘇。

くるりと巻いて味わいました。

●わかめと筍のお椀。

●こんなに分厚い、けれど歯が要らんほど柔らかい、風味豊かな筍でした。

やぶ甘草、こしあぶら、うるい。

春の優美なお椀でした(T_T)

●最も印象鮮烈だったのはこの正方形の器に盛り込まれたものでした。
かつおのたたきなんだけど、上にみっちりたっぷりの春野菜とハーブ。

めちゃくちゃにおしゃれで、いつまでも眺めていたいとも思いました。
・一寸豆
・スナップえんどう
・アスパラガス
・こごみ
・ディル
・人参の芽
・紫蘇の芽
・クレソン
・デトロイト
・赤玉ねぎ
・行者にんにく
と、教えていただきました。
彩り、食感、香り鮮やかで、
目覚ましい思いのする一品。

かつおの上で、心地よい風が吹いているようだ~と思ったのでした。

いわゆる、和食のお造りの従来の盛り方から、なんと遠いところまで来たのかという思い。

●料理長の小川大輔さん、大きな筍(大原野)をプレゼンしてくださって、この後、茹でたての状態、それをシンプルに焼いたもの、つけ焼きにしたものといただきました。
よい季節です、京都は旨いものに恵まれて幸せです。

●茹でたての柔らかな筍に、

●シンプルに焼いたもの、つけ焼きにしたもの。

ここまでで、もう随分幸せだったのに、この後、まだ盛り上がりがあったのです。

●これです、この季節です\(^o^)/
山盛りにされた花山椒を見て(^o^)♪

●テンションも激しく上ル~~の、
花山椒と牛肉のお鍋。

●香りと旨みを存分に楽しみ、おだしも全飲みいたしました<(_ _)>

●そして、筍ご飯。ごろんごろんと入った筍\(^o^)/

幸せでした(T_T)

香の物(菊芋の味噌漬けがユニークでした)と止椀も付きました。

大満足、しんそこおいしかった、本当にいいコースでした。

ありがとうございました<(_ _)>

●食後の甘味に、名残の桜です。

夜さくら

きましたー\(^o^)/

柔らかなようかん、桜の部分は道明寺で作られています。

 

●ついでにこちら、

京都・和久傳 料亭のできたて甘味 簡素にして美味 和のレシピ

こちらに、夜さくらの作り方も出ています。

見てね。

今回この本のことを思い出して、「数年前に頑張ったー」と思ったのだけど、なんと、2015年刊でした。

9年前って(*_*)?

出版記念クラブエリーを2階の茶菓席でやっていただいたりしたのだけど、「少し前のこと」という感覚で、まー月日が流れるのは早いことです。

 

室町和久傳」さん、また伺います。

久しぶりの訪問もクラブエリーも、本当にうれしいことでした(^o^)/

 

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