■ 本、片付け、メゾンHなど

■ 全国100万人の読者の皆さま、平常運転エリーですが、今日はコース料理ではなく、お菓子でもなく、ちょっとゆるめの話、息抜きの回です。

●大阪のESTNATIONの
ニコライ・バーグマン」さんです。

花はよいです。花がひどく欲しい~と思うのは、精神がわりとカラカラになっている時だったりします(*_*)(*_*)

ピンクだけは好きではないですが、他はどんな色でもお花は好きです。

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読んでいる本

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●追悼、小澤征爾さんです🙏

村上春樹さんがインタヴューされた貴重な本。

小澤征爾さんと、音楽について話をする

 

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片付け、ものを減らす

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●わたしにおいて、ひと月少し前から突然始まった(人生のあらゆるブームは突然訪れます)、「多すぎる持ち物を減らそう\(^o^)/」大キャンペーンで、箱に入ったの、箱はもうないの、色違いで持っているのもの、さんざん使ったもの・・・カレ90を20枚以上手放しました。

いちばん上の「東洋の石と西洋の石」に至っては色違いで4枚持っていて、結局使うのはそのうち1枚のみ。ありがとうと言いつつ、引き取ってもらいました。ドナドナドナ・・・

●わたし自身は絶対になれませんが、ミニマリスト さんたちの本を読んだり動画を見たりするのも今や癖になっており、見ると刺激になって物を整理しよう、掃除をしようとなっていいです。

 

ただし、

・1年間着用しなかったものは(使わなかったものは)今のあなたに不必要なので手放しましょう。

と皆さん異口同音におっしゃいますが、そんなことはないぞーと思います。

着ていなかったものを、何年かたってから、ふと着てみたら(身につけてみたら)、よい着心地\(^o^)/\(^o^)/と思ってそのシーズン中愛用したり、買った時、赤は赤でもちょっとその時の気分にそぐわなかった赤のニットを久しぶりに出してみたらぴたりと合って、これまたシーズン中、着倒すことになったりもします。

 

・「いつか使うだろう」という「いつか」は来ないから、手放しましょう。

というのもよく言われますが、いや、10年使わないまま持ち続けていて、ある日役に立ったものもあります。持ち続けていてよかった本もありますCDもあります。ミニマリストさんたち、あなたたちまだ若いからそういうことを言えるのよ~、と思う😂😂

ただし、持っていることを覚えている、確かな記憶力が必要だとも思います。持っていること自体を忘れてしまっていては、どうしようもない😂😂

 

・「モノ」という表記

ミニマリストさんや片付けの大家の皆さんのご著書やネット内で読める文に関して、

モノを片付ける、モノを入れ過ぎない、モノを処分する・・・

という風に、カタカナ表記されていることが圧倒的に多いのですが、

もの

ではダメなの?

わたしは

モノ

というカタカナ表記はどうにも馴染めません。どんなに数を読んでも、全く慣れることができない。

モノスタトスか? と思ったりする。

物をモノと言った途端に、何か愛がなくて、ひどく突き放した感じがして、ヒト対モノで敵対するみたいな感じになって、とにかく好きではない。

ら抜き言葉くらい好きではない( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)

ついでに、カタチ とか コト とか ココロ みたいなカタカナ表記も、わたしは好きではありません。

 

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最新メゾンHの値段のこと

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わが祖国の某メゾンHさんの日本のブティックにおいて、

先日、欲しいなあどうしようかなあと逡巡している間に、翌朝には値上がりしていてあわわわわ(*_*)(*_*) なことがありました。

記録のために書いておきます。あの頃いくらだったろうか?という時に役に立ちますから(^o^)(-_-;)

2024年2月末現在、

カレ90 
68200円→78100円

カレジェアン(140×140cm)
187000円→213400円

 

●カレジェアン、140cmサイズです。

「モン・プルミエ・ギャロップ」

画像はメゾンHさんウエブサイトから拝借しています<(_ _)>

カシミア&シルクでなめらか、この上なく柔らかな肌触り、赤が多くて好き♪

213400円でも・・・欲しくないと言えば嘘になります(*≧∇≦)
わたしには高価かもしれないけれど、しかしクラブエリーでお着物や帯を買われている方のお話を聞いていると、ひと桁違いますから、まーいいのではないか? と思えてきたり・・・(^o^)(-_-;)(^o^)

●実際に巻いてみたらこんな風になるらしいです。(メゾンHさんウエブサイトから画像拝借。)

 

このカレには、こんなストーリーがついています。

懸命に足を動かしながら、砂の中を進む。軽やかな蝶が寄り添い、雲間からいたずらな太陽が顔を出し辺りを照らします。ヨロヨロしながらもひどく楽し気な馬は、頼りなげなのにしっかりとした初めての一歩を彷彿させ、魔法のような喜びの瞬間がよみがえります。デザイナーのトン・レンは、中国出身のアーティスト。パスマントリーを細部に至るまで、シンプルなラインと繊細なモチーフで再現しました。《最初のギャロップ》は、デザイナーが愛するかご編みと麦わら帽子の伝統工芸のすばらしさも表現しています。

Une jambe après l’autre, il avance dans le sable, accompagné d’un papillon léger et éclairé par un soleil malicieux à peine sorti de derrière un nuage. Avec son allure un peu chancelante et follement joyeuse, ce cheval évoque la fragilité et l’audace des premiers pas… un moment magique, un instant de grâce. Son dessinateur, Tong Ren, est un artiste d’origine chinoise qui associe délicatement la simplicité des lignes et la sophistication des motifs de passementerie minutieusement détaillés. Mon premier galop révèle aussi son goût pour l’artisanat traditionnel, sa passion pour les paniers d’osier et les chapeaux de paille tressés.

(1180€)

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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は

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■ あれこれ話、言葉の本、語彙数診断!

■ 全国100万人の読者の皆さま、写真溜めすぎをお許しください<(_ _)>なエリーでございます。

やりたいこと、やるべきこと、出かけたいところ、出したい写真で常に溢れかえっていて、いつもひっしのぱっちで、泰然自若 と一生なれないんだろうなと思います( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)

退屈ということを人生でしたことがない。してみたい。(*_*)(*_*)

目下、クラブエリー10月新シーズン(10月1日新学期という感じ)のために整えるということをせっせとやっていて、自分で始めたことだから苦ではないけれど、やることが多すぎると思う(*_*)(*_*)

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●料理写真はどこから手をつけたらいいか?状態で(ごめん)、

現実逃避っぽいが、まずはこんなの見てよ♪

 

●「SOU・SOU」さんで、こんなの買いましたよっと。

くびまき。「金襴緞子」という絵柄。色名は、燦爛。よいわ(^o^)♪

この赤の菊模様を見て買わずにいられただろうか?(いいやいられはしなかった。)

なかなか赤いのはないから、本当にうれしいです。

 

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■おもしろかったもの。

令和版語彙数推定テスト というもの。

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数分でできるから、興味ある人はやってみてね。

3テストありますが、下にいくと、わからない言葉あったなあ(*_*)(*_*)

ちなみにわたしは11万4900なんとかでした。

平均より少し多い感じ。

これはまあ当たり前ですね、言葉を使う仕事をしてきたわけだし、常に常に言葉のことを考えているし。好きで仕方がなくて。

 

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■ 以下、読んだ本。

言葉に関する本で、今年の(今のところ)ベスト3だなあと思う本です。

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●「いつもの言葉を哲学する

豆腐の話が好きでした<(_ _)>

この本本当によかった(T_T)(T_T)

 

なぜ日本語はなくなってはいけないのか

こういう先生が全国の学校に必ずひとりいてくださったとしたら、日本という国は間違いなく持ち直して、よくなると思います。

齋藤孝先生すばらしい<(_ _)><(_ _)>

 

うまれることば、しぬことば

今回も、酒井順子さん、よく言ってくれましたなことの嵐でした(^o^)☆☆☆

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■さらに、

こんなん読みました。

コロナワクチン 失敗の本質

うーん、知らなかったことだらけ・・・

よくも言ってくれたよな

ところどころ、読んですっきりしました\(^o^)/

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関谷江里

■ 多すぎるこの誤用

■ 全国100万人の読者の皆さま、校正エリーでございます。わたし自身の言葉もまだまだまだな上、創作言葉も多いのに、エラソーに言うことをお許しください。
あまりに多い誤用例、まとめて書いておきます。
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「お身体ご自愛ください」

これはメールで、毎日2,3通は受け取ります。お気持ちありがたいんだけど、おかしい(笑)。

時間のある時は、言える方には、言うようにしています。

「お身体ご自愛ください」とは、今朝の朝刊とか、馬から落馬とか、そういう重なり言葉なのです。

「どうぞご自愛ください」で十分、身体を大事にしてねの意味になるのです、と。

「時節柄どうぞご自愛くださいませ」てな感じでいいのよと。
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「こじんまりした」

これ、「こんまりした」なのです。「ちんまり」しているのです。そこに小ささとか少なさとか軽さを表わす「こ」がついているのですね。

接頭辞というのかしらん、「こじゃれた」とか「小粋な」とか「こぎれいな」とか「小1時間」の「こ」です。

これも非常に多くて、9割くらいが「こじんまり」ですっかり馴染んでしまっている感じ。
印刷物でも結構よく見る間違いです。

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「かたじけない」

「かたじけない」は、ありがたい、恐れ多い、もったいない という意味だと思うのですが、これを、

「申し訳ない、すまない」の意味で使う人が、少し前からいることに気づきました。すでに3人。「えっ?」と思うのだけど、誰かがTVででも間違えて言って、その間違いが普及したりしている??
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関谷江里

■ 言葉のこと思いつき/Kindle本これ買います♪

■ 全国100万人の読者の皆さま、どうでもいいようなことなんだけど、言葉についてこんなことを考えているエリーでございます。

今日は、意外と近かった、フランス(フランス語)と日本(日本語)のこと3つ。最近膝を打ったこと!

パリの郵便番号、75で始まるんです。

9区だったら、75009,Paris

となるし、

16区だったら、75016,Paris

となります。

京都の市外局番も、075 でしょ♪♪ 

これ、つい先日気がついてうれしかったのでした。

(早く気づけよね・笑)

フランス語で、impeccable、アンペカーブルって、「完璧な」という意味なんだけど、これを話し言葉では略して、impec! アンペック! なんて言うんです。

日本語で、かんぺき! と言うのと似てるなあとわたしは思う(^o^)(^o^)

わたしはパリの街なかをフラフラ歩くのが好きなんだけど、フランス語でもそぞろ歩きをすることを flâner フラネー と言うんです。 散歩好き、ふらふら歩くのが好きな人のことは、flâneur フラヌール。先日パリの地図を見ながら歩く順序を綿密に考えている時にこれに気づいてうれし☆☆☆

以上、だからどーしたの話でした<(_ _)><(_ _)>

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■本の話:

これ買わなければー!

立花隆さんの本が、本格電子化開始キャンペーンで、なんとポイント40%!!
それでなくてもKindle本は紙の本より安いのに、まだポイント40%くださると。

これ、著者の立場で考えると、そこまで安くせんでも(T_T)なお値段ですが、

買う方はもうれつうれしい。

まずはこれ買います。

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読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 (文春e-book)

 

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■ 言葉のこと/食の本

■ 全国100万人の読者の皆さま、旨いもののことだけではなく、言葉のことを常に考えているエリーでございます。言葉こそが、わたしにとっていちばん長く続いているテーマであり興味であるかもしれません。多分食よりもフランスよりもずっと早くから。旧サイトでも「言葉のこと」というカテゴリーがあり、言葉について気づいたことや言葉への思いを時々書いてきましたが、このサイトでもそれをやります。ほんの2,3の小さなことでも自分のメモ代わりに控えていこうと思います。今日は、

■ 思い込んでしまっている漢字の読み方

について。

●代替機 これは「だいがえき」ではなくて「だいたいき」

なのよ、あまりに多い間違い! なんていつもエラソーに言っているわたしですが、

●依存 しばらく前まで「いぞん」って読んでました・・・これ「いそん」なんですね。

●間髪を入れず

かんぱつ、と読んでいましたが、そもそもは「間、髪を入れず」(かん、はつをいれず)なんですね。

全く間をおかずってこと。だから「かんはつをいれず」が正しいんだけど、そう発音している人いるかな?

そもそも、この表現じたいあまり使わなくなっているかしらん?

●ちなみに、レイアウトを組んでもらう時「ケヌキ合わせで」って昔言ったけど、今もう言わないかな?

「ケヌキ合わせで写真並べてください」と言って通じなかった場面があり、ひえー(*_*)(*_*)と思った・・・

毛1本も入らないように隙間なく写真と写真を合わせて配置する時に言ったんです。

キラ星のごとく

・・・これも、実はキラキラ星のごとくという意味ではなく、

綺羅(きら=あや織りの絹とうすぎぬ)。あるいは正装をして着かざった人という意味なんだそう。

綺羅、星のごとく いならぶ」 と三省堂国語辞典にあります。

●軍配を上げる

わたしこれ長いこと「ぐんぱいを」って読んでたわ(-_-;)(-_-;) 「ぐんばい」と濁るのが正しいのね(*_*)(*_*)

●面目躍如 めんもくやくじょ

めんぼくやくじょって、わたし長いこと思い込んでいました。

■ 間違った読み方を正しいと思い込んでいて、大勢の人の前で言ってしまったら、後から恥ずかしいですよね。

たとえば他人が間違った時でもいたたまれない気がしたり。親しい人や小さな会などなら後からそっと教えてあげたりすればいいだけなんだけど、かなり正式なプレス発表会の挨拶の席なんかで、うわー!と思ったりした時は指摘するわけにもいかず、あわわわ、自分も気をつけようと思うわけです。でも気のつけようがないのね、思い込んでいるわけだから。だから友人・知人に、「わたしヘンなこと言ったら教えてね」って頼んでおくしかないんだけど、わたし独自の言葉遣いがあまりに多いから、「いつもヘン。全部ヘン。」と言われてしまうんだなああ。( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)

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■ 本は・・・

 

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バターが買えない不都合な真実 (幻冬舎新書)

これざざっとですが読みました。バター不足の真実。こわー(*_*)(*_*) 
知らないことだらけでした。

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食をめぐるほんとうの話 (講談社現代新書)

これは読み始めたところですがおもしろいです。
でも食品については、まだまだわからないことが多いんだろうなあと。

いいと言われていたものがころっと悪いものになり、またその逆もあるでしょ。

知識は持っていた方がいいに決まっているけれど、最終的には自分の直感かもと思っています。

追記:この本の中では、もう堂々と「代替え」って表記してあって、だいがえ、「え」の送りがなまでついています(*_*)(*_*)

確かに世の中では「だいがえ」がすでにかなり普及というか蔓延してしまっていると思うけれど、講談社の校閲さんは書き文字でもこれを通すのね・・・。
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