■ 大阪中之島美術館、2展覧会で度肝を抜かれた😱

■ 全国100万人の読者の皆さま、大阪中之島美術館で開かれている、この2つの展覧会を見てヘロヘロになったエリーでございます。

●一度にふたつ見られて、
ラッキーと思って出かけましたが、
いやもう、いずれも強烈、圧倒的で、予想以上に濃かったのでした😱😱

まず
■日本美術の鉱脈展から。

これはほとんど中で写真撮れませんから、文字で語るしかないのだけど、
おもしろくて、仰天して呆れるような作品がたーくさん😂😂😂

伊藤若冲と円山応挙の二曲一隻の屏風が目玉としてはじめに展示されていましたが、進むにつれて変なもの、ヘタウマなもの、奇想天外なもの、はっきり言って気持ち悪いもの😂などが集められていて、まーすごかった😂😂

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●史上最高にヘタな洛中洛外図屏風なんて、本当に下手で、もう笑うしかない😂

●キリスト教と仏教のコラボとか、やめてくれ😂

●会田誠さんの実物の絵初めて見て、(文字の本を何冊か読んでいました)あわわわわと思った😂😂

●まるで狩野派のような名前の、
狩野一信という画家の、五百羅漢図が漫画のようだと思った😂

●このオブジェわたしは要らんし、の連続だった😂
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いやもう、めちゃくちゃに楽しませてもらいました。

それから、

●解説文に添えられたキャッチが上手だったこと。

それは図録には載っていなくて残念でした。写真撮ってよかったら、そのキャッチ+解説を、わたし丹念に撮っただろうと思います。

大真面目に描いて、下手は下手なりに評価されたり愛好されたりした作品の数々。
なかなかにすばらしくて、これから評価されるかもしれないいくつかの絵画。

大半が知らなかった画家さん作家さんたちで、こんな世界もあったのだと驚嘆。

もうもう、企画がすばらしいのだと思います。
出かけてよかった☆☆☆

大阪中之島美術館

で、8月31日まで開催です。ぜひお出かけください🙏

そしてルイ ヴィトンは・・・

■「ルイ ヴィトン ヴィジョナリー ジャーニー」展
いやこちらも、
度肝を抜かれるという感じ。
いきなり、トランクを組み合わせて作られた半円ドームが床の黒に映って球体になっていてこれがエントランス😱

●トランクの半円ドームのエントランス入ったところ。
いきなりすごい😱

●万華鏡の中みたいな部屋😱😱

お部屋ごと全く作りも雰囲気も違っていて、
ルイ ヴィトンさまの世界を浴びるほど見せていただきました。

★自分でこの格好はしませんが、この世界このテイスト、嫌いではないです😂

●こちらは円形のお部屋で、

展示物の方が、棚ごとぐるぐる回っているのでした😱

LVMHさま恐れ入りました<(_ _)>
フランスはすごい国です<(_ _)>

●広大な吹き抜けにLVのランプ😱😱

いやいや恐れ入りました<(_ _)>

大阪中之島美術館

で、9月17日まで開催です。ぜひー🙏

●その後、渡辺橋を渡って、
堂島アバンザの中のジュンク堂書店さんの大阪本店へ。
大きな書店好きです😍
●先月発売のこの新書。
帰りの電車で読みながら帰ってきました。
忙しい人のための美術館の歩き方
ちいさな美術館の学芸員
ちくま新書、180ページ 2025年7月10日発売

アマゾンページにあった
解説文をまるまる貼り付けます。
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美術館に行きたいけど行けていないあなたへ。忙しいあなたにこそ、至福の余白時間を美術館で過ごすことが人生に必要なのです。美術館を出た後、世界が違って見えるはずです。時間がなくても、知識がなくても、大丈夫。とある現役学芸員が、美術館での過ごし方のキモとコツを、最新の美術館事情とともにガイドします。「語れる」ための鑑賞の心得も、レクチャーしますよ。さあ、スマホから顔を上げて、出かけましょう。
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この本すごくよかったです。美術館に、また出かけたいと、ものすごく思わせます。
美術館通いが好きな方、ぜひ読んでみて😊

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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
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関谷江里

■ 東洋陶磁美術館~グランフロント大阪

■ 全国100万人の読者の皆さま、大阪方面へ出かけたエリーでございます。

●東京へ遊びに行くことを企てていた5月末、何かいろいろでそんな気分もすっ飛んでしまい、

そうだ行けていなかったリニューアル後の東洋陶磁美術館(大阪、中之島)へ行きましょうという気持ちになりました。

リニューアルオープン記念特別展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」

この展覧会、ものすごくよかったです。

どうか少しでも興味があるという方は絶対に出かけて~
わたしはいかに自分がものを知らなかったかを知って、おののいたのでした(*_*)(*_*)
この美術館のことも、陶磁器のことも。

まず見やすくて巡りやすくて、非常に快適な美術館でした。

天目茶碗がポスターでもメインヴィジュアルになっていますが、

わたしにとっては何より青磁のコレクションが実に美しくて見飽きることがなく、感動深かったです。

こんなに目に心地いいものがあるのかと思いました。

●館内の特徴の解説です。

美しいスエード生地も展示物が回転する仕組みもすてきでした。

中でも、

ひじ置き台
というのがとりわけよかったです。
安定して見たいものを見たいだけ見られました。

●自然光採光のお部屋があり、仕組みを見たくて上を見上げました。

●展示品をもっともっと見ていたいと思いつつ、

14時30分からみっちり2時間見た後、

16時30分LOのカフェになんとか駆け込みました。

収蔵品をモチーフにしたメニューが楽しみで、

わたしの選択はこれです。
飛青磁模様の抹茶ラッテ😂😂
グラスにショコラで模様をつけてあって、けれどこのショコラはきっちりグラスに張り付いていて、抹茶ラッテに溶け込んだり、風味を与えるということはありませんでした。

●これを元に考えられたドリンクということです😂😂

 

●こんなメニューでした😂😂 

東洋陶磁美術館のこの展覧会、まだ何度か通って、じっくり見たいと思いました。

近ければ連続して何度か出かけると思います。

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グランフロント大阪へ
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●淀屋橋から梅田へ移動して、グランフロント大阪へ。

●「ニコライ・バーグマン」さんで2024年夏のコレクションを見せていただき(撮影のお許しをいただいています)、

その後、広い広い無印良品紀伊國屋書店という黄金のセット。

この10年来、読むのはほとんど電子書籍になっていますが、それでも大きな書店に時々行かないといけないと思う。

どれだけ自分がものを知らないかを知るために、大きな書店に行くべきだと内田 樹先生は最新刊「だからあれほど言ったのに」の中で述べていらっしゃいますが、まさにそうだと思っています。

●「エリック・サウス」さん、八重洲のお店はまだ訪れたことがなく、一度伺いたかったのです。今回グランフロント大阪店に初めてお邪魔しました。

南インドミールス 1470円。

左から右へ時計まわりに、エリックチキンカレーマイルド、マラバール風キーマカレー、豆とほうれん草のカレー、サンバル、ラッサム、ヨーグルト。

バスマティライス、パパド。

少し久しぶりのインドカレー。気が済みました。ありがとうございました🙏

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●京都から大阪へ、ほんの少しの移動ですが、物理的に移動するだけでだいぶ気分が変わりました。

通奏低音のように、どよーーんと気になることが現在明確に2件あるのだけど、わたしが右往左往と騒いでどうなることでもない。

でもその「気になる」ことに対して、やはり対策が必要で、でもまあ、わたしが幸せにやりたいことをいつも通りにしていたら、自然に解決するかもしれない。

今まで大抵そうなってきましたから。

●楽しそうにしておこうと思います。実際9割くらいは楽しくて幸せだから😂😂

●いや、今の人生、9.9割幸せだわ♪ 
●そして、よい美術館を訪れたことで、またルーヴルに行ってみようと強烈に思ったのです。もうだいぶ前だけど、パリに暮らした1年目、年間パスを買って、毎週通った日々のことをリアルに思い出したのです。リシュリュー翼から入ったなと。

人生には、まだまだ楽しみが用意されているじゃない😊

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