■「じき 宮ざわ」2025年6月29日

■ 全国100万人の読者の皆さま、「じき 宮ざわ」さんに出かけて、今回も本当によいお料理をいただけて喜んだエリーでございます。

6月29日、「じき 宮ざわ」さんで、
東洋賢士さんのコース、43回目です。
今回も、本当によかった😭😭
今年1月9日より東洋賢士さんが再び「じき」の料理長に就かれています。

●ひと皿目、
秋田の「一白水成」を食前酒にひと口いただきお料理スタートです。

白アスパラガスのとろめん。
葛豆腐。
白アスパラガス、花咲蟹、スナップえんどう、べっこうあん、生姜。
とろめん とは、
本来胡麻と葛でとろりと作られるものですが、これは白アスパラガスで作られたもの。
ちなみに昨年6月にも供されていて、昨年はとうもろこしでした。

●真俯瞰です。

●お椀は、茶色まるはた(ものすごくおいしい)、さや大根、きくらげ。
たけのこ農家さんが作られたきくらげ、これが厚みがあり歯ごたえ心地よく風味もよし☆☆☆
実柚子。

●スモークしたまぐろに、なれ寿司の「なれ」に赤紫蘇を混ぜ込んだもの。
酢取りして刻んだ新玉ねぎ、すだちの風味。細かく刻んだ安岡のねぎ、大分の雲丹。ぽん酢吉野。
絶妙な組み合わせ、ものすごくオリジナル。
瞠目のおいしさでした😱

●東洋一の蕎麦が来ましたー✨️✨️
ヤングコーンのひげの、ぺたんと作られた天ぷら、

バリバリの食感と絶妙な塩加減が本当に食べて心地いい。

その下に、
ヤングコーンを、玉ねぎや長ねぎと炒め合わせたヴィシソワーズ風のとろとろに、帆立。
おだしはあごと、帆立、コーンの皮から。
おだしは熱くなくて、でも冷やしたものでもない。常温の感じ。
ものすごーーくおいしい。感動深い😭😭

●「坊主ごろし」という太もずく。
赤紫蘇の吸い酢、土佐酢ジュレ。
トマト、ズッキーニ、花穂紫蘇。
日向夏のはちみつで甘みを足した吸い酢は本当にオリジナルでおいしい😭😭

●徳島の神山椎茸と足赤海老のしんじょうを、
砕いた柿の種を衣にして揚げたもの。そら豆の天ぷらと。
春菊とお店オリジナルの「薄垂惣酢」。黒七味。

●お漬物コレクション来ましたー✨️✨️
・ヤングコーンの炭火焼き ぬか漬け
・トマトの酢醤油漬け、生姜入り
・万願寺唐辛子の味噌漬け、実山椒入り
・日野菜の土佐酢漬け、胡麻和え
・昆布佃煮
新味に満ちたお漬物のひと皿は、お料理のひと皿と同じ価値を持つといつも思います。

●この後、炊きたての白ご飯が供され、いつもながら、際限なく食べることができればと思います。
粒味噌ちりめん、味噌汁も添えられます。

この後、食後の甘味で、

●豆乳ヨーグルトプリン、上からパイナップルのスープ(豆乳と生クリーム仕立て)、炊いたパイナップル、炊いた地で作られたゼリー。上からネパール山椒。

かんぺきなバランス。このグラスデセールだけでも至福だなあと思います。

●米粉製の軽やかなかるかん、中にレーズン。

最後の甘味まで比類なきコースでした。

●お薄をいただきごちそうさまでした🙏

6月の最後、

今回も感動深かった「じき 宮ざわ」さん、
東洋賢士さんのコースでした。
すべてが絶妙で完璧で、
コースの1時間半ほど、完全に別次元にいるような心持ちになることができました。
料理でこんな世界を作れるのがすごいと思います。
次回もまた楽しみに伺います。

 

●ちなみに前回、6月7日はこんなでした。

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関谷江里