■「じき 宮ざわ」2025年6月上旬

■全国100万人の読者の皆さま、「じき 宮ざわ」さんに出かけて、今回も本当によいお料理をいただけて喜んだエリーでございます。

東洋賢士さんのコース、6月上旬のコースです。

今年1月9日より再び東洋賢士さんが「じき」の料理長になられました。
こちらに移られてからわたしは11回目の訪問です。

●ひと皿目、福井の「紗利(さり)」を食前酒にひと口いただきお料理スタートです。

●おおとり貝。焼いたヤングコーン、揚げたヤングコーンのひげ。アスパラガス。れんげの花の塩漬けを混ぜ込んだ土佐酢ジュレ、上からおろしたレモンの皮。

ひと皿目から、目覚ましく美味と思います。

●お椀は伊勢海老の葛たたき。ひめたけ。緑色のは「しおで」、山アスパラガスとも呼ばれるもので、山菜。柚子の花。
昆布が強めの豊かな風味の吸い地。

ものすごく美味。

●三重の笛吹鯛の、醤油入りのお湯洗い。

きゅうりの酢味噌はすだち酢入り。

雲丹、わさび、辛味大根、酢取りの新玉ねぎ。ぽん酢吉野。

きゅうり酢味噌がとりわけ粋な味でした。

●京都のトマトと炭焼きにした白海老、吸酢。花山椒。

●東洋一の蕎麦来ましたー✨️✨️
にら玉のお蕎麦。あさりと帆立、スナップえんどう。自家製の、ノーブルな七味✨️

おだしはあごだしとあさりだし。

帆立もこのおだしで炊いたということ。

優美な口当たりのお蕎麦。季節ごとおだしや具材でいろいろに楽しませてくれて、毎回本当に楽しみです。

●グラスフェッドの牛肉、白アスパラガス巻き。こごみ、木の芽。

お皿の形とこごみの形がうまく照応していてかわいいなと。

●お漬物コレクションきました✨️✨️
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・炭火焼きヤングコーンのぬか漬け

・日野菜の土佐酢漬け胡麻和え

・万願寺唐辛子の味噌漬け

・ラディッシュの甘酢漬け

・昆布
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●炊きたて、煮えばなのご飯をまずひと口。この後、2膳め、3膳めといただきます。

粒味噌ちりめんと味噌汁も添えられます。

●食後の甘味。

まずガラス皿でアヴァンデセールです。枇杷のゼリー寄せ、乳清クリーム。

●お菓子が、つや袱紗。グルテンを出して作ったどら焼き生地の裏巻き。
中はなめらかなこしあん、口当たりのいいお菓子です。

●お薄をいただきご馳走さまでした🙏


今回も粋なコースでした。春は終わり、夏はまだ盛りではないという合間の季節に、ものすごくほどよいお料理の組み合わせだったと思います。

技ありだなあと思う。

おいしいおいしいとうわ言のように言いながら味わいました。
●東洋賢士さんが「じき」「ごだん」「じき」とカウンターに立たれるようになってから、わたしは42回目の訪問でした。

じき 宮ざわ」さん、次もまた楽しみに伺います。


●ちなみに前回、5月24日はこんなでした。

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関谷江里