■ 全国100万人の読者の皆さま、今日はパンの話をするエリーでございます。フランスのブランジュリ、パリにも今やあちこちにある「PAUL」です。それが京都に、大丸の地下と、三条通高倉、わたしの住まいからも非常に近い場所に2軒も「PAUL」ができるなんて、ひと昔前想像できたでしょうか?(いいやできはしなかった。)パンは一部がコンテナでの船便輸送で届くほかは、日本で製造しているわけですが、それでもフランスのお店が近くにあるというだけでわたしはうれしく思います♪
■ 「PAUL」では8月と9月、プロヴァンスフェア開催中。フェア期間限定のパンをいくつかいただきました。食事パン、甘いパン、いろいろあります。どどどといきます。
●南仏の名物、ピサラディエール 562円。アンチョヴィ、オリーヴ、玉ねぎのソテに、フロマージュをのせて焼いたピッツァ風のものです。土台がタルト生地で作られるものもあります。塩気が効いて、これはおいしいわ~(^o^)(^o^)/ ちなみにのせているお皿は、上の写真も以下も全部、直径24cmです。ついでにこれは、わたしが普段に使っているリモージュ製です。
●パン・トマト・ラルドン 864円。ドライトマトとベーコンを練り込んだパン。
●断面はこんなです。食事パンで、このまま食べてもいいけれど、わたしはフロマージュ(ナポレオン)をのせていただきました。
●ミニサイズもあって、プチ・パン・トマト・ラルドン、194円。
●すぐに食べられるサンドイッチもありました。サンド・トマト・クルヴェット 356円。プチ・パン・トマト・ラルドンに、海老、ゆで卵、ルイユソース。食べやすい小ぶりなサイズです。
●fendu,フォンデュというバゲットもいただきました。486円。フォンデュって、裂けたとか割れたとかひびが入ったという意味ですが、クープが1本たてに入っているからですね、スリット入りって感じで。
●理想的にbien cuit、よく焼けてパリパリと香ばしく、中はもちもちのバゲットでした。これはもうひたすら、フランスで買ってきたバターを塗り塗りしていただくのがおいしい食べ方だと思いました。もちろんタルティーヌにしてもいいです。
●甘いものは、目にもきれいなタルトレット・オランジュ 594円。オレンジがたっぷり、すごくジューシーです。下にゆるーいカスタードクリーム。オレンジ好きにはたまらないお菓子だと思います。
●こちらトロペジエンヌ 292円、ブリジット・バルドーが好きだったお菓子だとか。リッチなブリオッシュ生地になめらかなクレームがたーっぷりはさまれていて、これはおいしいわ(T_T)(T_T)
上の、オレンジのタルトの、オレンジに添えられたクレームとはまた違い、こちらはクレーム自体を味わうためのお菓子です。ものすごくおいしくて、心奪われる感じでいただきました。
●パリパリのお菓子、テュイル 162円 もいただき、
●しかしわたしがとどめを刺されたのはこれです(*_*)(*_*) とろりんと、ぶ厚くかかったショコラのクレームを見てください。悩殺というのよ。わたしはこれで黙りました。
●ベニエ・・・揚げてあるわけです。カロリーもすごかろうが、外から中から問答無用の濃厚ショコラ攻撃で幸福感もすごい。これはフランスから直輸入だそうです。冷凍で来るんですね。
●これは食べていませんが、「ショコ」という表記は、わたしには抵抗があります。ベニエにはchocolat ショコラと表記されているのですから、どうかこちらもパルミエ・ショコラでお願いします。ちなみにクロワッサン・ショコというのもありましたが、パン・ショコラというのもありました。(pain au chocolat ですね。)
■ 「PAUL」さんのプロヴァンスフェア、9月にはまた違うパンがあるようで、それも楽しみです。
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「PAUL 京都三条店」 電話 075-256-5018
京都市中京区三条通高倉東北角 Duce mix ビルヂング1F
8:00~20:00
↑フランスではトロペジエンヌにヴァリエーションがあるみたいで、ちょっと釘付けになりました。
大小サイズがあり、フルーツ入りやショコラ味も~♪
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本サイトは2016年5月8日にオープン。
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「関谷江里の京都暮らし」
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