■ クラブエリー和食会@「じき 宮ざわ」その2

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー報告のエリーでございます。

1月16日(月)、先週に続いてクラブエリー和食会@「じき 宮ざわ」さんの2度めを行いました。

料理長の泉貴友さん、スタッフの皆さん、お手間のかかった料理なのに、見事な手際のよさを見せて、よどみなく次々と出してくださいました。

IMG_9302.jpga■ 参加者の皆さんも、雪の中でもびしーといらしてくださいました。感謝<(_ _)><(_ _)>

IMG_9625.jpga■ 献立はこんなです。

以下、お料理順番に。

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●ぶり大根 その1 

★(以下は、泉さんからいただいた説明を元にしています。)

丸大根とぶりの骨だけのおだしです。霜降りする前にあてた塩のみで、長時間かけて詰めています。実山椒を仕上げに。

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●紅ズワイガニ 蕪 菊菜 もずく

★もずくは乾燥させています。蕪は昆布締めに、菊菜はお粥と合わせています。菊の花酢あんです。

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●白味噌お雑煮(丸餅、大根、にんじん、三つ葉)

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●ぶり大根 その2

★伊勢の活け〆の寒ぶりは、一週間骨付きのまま寝かせて、おろして、ある程度のかたまりで50℃のお湯の中でゆっくり手でもみます。これにより、いったんぶりしゃぶのようなプロセスを経ることになりますので、ぶりのくせが抜けます。その後、炭火で軽く炙って仕上げています。

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●定番、焼き胡麻豆腐です。

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●鰆とごぼう

★鰆も伊勢、釣りもの活け〆を一週間寝かせています。上は揚げたごぼう、下はきんぴらごぼうをすり流しにしたもの。

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●菜の花、帆立、黒豆

★大豆を使う白和えならぬ、黒豆を使う黒和え。

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●まながつお、百合根、からすみ

★まながつおは天ぷら仕立て。上に九条葱、下に百合根のすり流し。削ってはらはらかけられているのは自家製からすみ。

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●海老芋、車海老、白子、金柑

★海老芋は米粉で揚げたもの。車海老は、頭と殻から取った海老油を塗りながら炭火焼き。白子のすり流し、金柑蜜煮。

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●くえ、れんこん、10種類の野菜

★くえも一週間寝かせて炭火で焼いています。れんこんは蒸したものと揚げたもの。10種類の野菜とは、大根、蕪、にんじんの皮や葉など、捨ててしまう部位も生かし、それでだしを取っています。さらにくえの骨から取っただしを合わせています。

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●炊きたてのご飯です。

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●とてつもなくおいしい白ご飯、「宮ざわ」さんの名物です。これは滋賀県長浜市の無農薬コシヒカリだそうです。まだ芯のあるようなフレッシュご飯をひと口よそってくださいます。

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●香の物がたっぷりなのも、こちらのスタイルです。赤だしも付きました。

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●ご飯がだいぶほんわりしている2膳め。これで終わらずまだいただいてしまうのです。際限なく食べたいと思わせます。つやつやピカピカで、ほんとーーにおいしいので。

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●フルーツは、オレンジが宮崎の津之輝(つのかがやき)、いちごが熊本のひのしずく。

IMG_9338.jpga●酉年記念のもなかとお薄で終わりました。本当にいいコースをしていただきました。

じき 宮ざわ」さん、予約が難しいほどの人気のわけが改めてわかりました。

泉貴友さん、スタッフの皆さまありがとうございました。

参加者の皆さまにも御礼申し上げます。

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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
以前のサイト(10年分・4285記事)は

関谷江里の京都暮らし」 へ。

★クラブエリーについては

こちらをご覧ください

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■ クラブエリー和食会@「じき 宮ざわ」

■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー報告のエリーでございます。

1月11日(水)今年1回目のクラブエリー和食会を「じき 宮ざわ」さんにお願いしました。
泉貴友さんのお料理はとてもクリエイティヴで、たとえば「ぶり大根」というのが2回出てきますが、全然違う料理で楽しませてくれます。ますます和食を超えている感じ。
お料理10品に、炊きたてご飯、フルーツ、もなかと抹茶。
ものすごーく好評でした\(^o^)/\(^o^)/
来週同じコースで2回目を開催しますので、来週参加の皆さんはどうぞ楽しみにいらしてください。

以下の写真は抜粋です。来週コースの全容を載せます。

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■「じき 宮ざわ」泉貴友さん、スタッフの皆さまありがとうございます。来週もよろしくお願いいたします(^o^)/

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■「じき 宮ざわ」のお昼コース

■ 全国100万人の読者の皆さま、久しぶりに「じき 宮ざわ」さんに伺って、本当においしいと感動したエリーでございます。店主の宮澤政人さんがいらっしゃる「ごだん 宮ざわ」さんの方にどうしても伺いがちなわけですが、いやー、「じき 宮ざわ」の泉貴友さんもすばらしかった\(^o^)/\(^o^)/

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●ひどく風が強くて、冬みたいに寒かったお昼でした。かなり久しぶりに堺町通の「じき 宮ざわ」さんへ。以下、お昼のいちばんいいコースです。食前酒(「稼ぎ頭」)をひと口いただいて食事は始まります。

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●上にのっているものは海苔に見えますが、小浜のもずくを寄せて乾燥させたものです。

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●パリパリ状のもずくをはずすと、このこ、その下に、小蕪の真空調理昆布締め、伊勢のもんごいか(生と、3日間熟成のものを合わせてある)、菊花酢。

何とも絶妙なバランスでした。いきなりおいしかった☆☆☆

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●お椀は、伊勢のくえ、新れんこん、新銀杏。吸い地のおいしさ、具材の調和、かんぺきー!でした。

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●紙でできているかと思うほど、ごくごく薄くて重さがゼロに近いほど軽いお椀。魯山人とつながりが深かった辻石齋(つじ せきさい)さんの作で、70~80年くらい前のものということ。

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●伊勢のきはだまぐろ。1週間寝かせたものとのこと。愛媛の赤うに。茗荷、紫蘇、塩昆布、紫蘇の花、八代(やつしろ)の青海苔、わさび。

それぞれの香りが響き合ってものすごーーくいい調和の香味を生み出していました。ほんとおいしかった☆☆☆

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●焼き胡麻豆腐は、定番の一品として供されているそうです。「ごだん」の方では変化形が出てきますが、こちらは伝統を守るのです。

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●満席のお客さまのための料理をよどみなく進めていく料理長の泉貴友さん(左側)と、二番手の竹越隆之さん。

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●海老芋の唐揚げ、その上に海老油(海老の頭と殻の香味を抽出した油)を塗りながら焼いた海老、白子すり流し、黒豆の枝豆。

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●お寿司のような形で、茄子とかます。

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●断面です。フレッシュ感際立つ茄子でした。

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●新さんまのつみれ、下に聖護院大根。7種類のきのこからとっただしのあん。(4時間かけて抽出したとのこと。)

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●ご飯の準備です。おなじみたっぷりの香の物に、粒味噌で炊いたちりめん山椒。これ本当においしいです。購入することもできます。

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●炊きたてのご飯、蒸らす前の、できたての状態でひと口、フレッシュなご飯の香りと味を楽しみ、

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●少し蒸らしが進んだ状態でまたひと口、

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●つやつやピカピカ、だいぶご飯らしくなったところでまたひと口・・・

という感じで、際限なく食べたいご飯です。お米は泉さんの出身地である長浜から来ているそう。田植えも自分でしたお米だそうです。最高ですね。

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●ご飯と一緒に、赤だしも。

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●シャインマスカットやピオーネや柿などのフルーツに、かかっているジュレはお酒の「稼ぎ頭」で作ったもの。

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●最後にお薄ともなか。

img_6013-jpga●泉貴友さん、本当に緻密な料理を作られる方です。アランさんとコラボした時に学んだ技法も生かしていると伺いました。研究熱心な方です。

気合の入った、いいお料理をいただいた満足感でいっぱいになりました。満席続きなのもよくわかりました。

じき 宮ざわ」さん、また伺います!

★お昼は12:00~と、13:45~の二部制です。

必ず予約が必要です、ふらっと行っても入れませーん!

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