■ 最終日にまたパサージュ

■ 全国100万人の読者の皆さま、パリのパサージュ(屋根付きアーケード)を歩くことが本当に好きなエリーでございます。

滞在6日目、最終日の午後、最後にまた行きたいところはと言えばやっぱりパサージュでした。もう一度歩こうと。
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●メトロ駅、Grands Boulvards グラン・ブールヴァールに着いたら、2番出口を出ます。ミュゼ・グレヴァン出口を目指せばいいのです。

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●ここに出てきます。

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●前方左手に、パサージュ・デ・パノラマの入り口が見えています。前の道は、モンマルトル大通です。

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●ちなみに、いつも言いますが、反対側のサンマルク通側の入り口はこんな感じで、ひどく違います。こちら側から入る人は、「え、ここでいいのかな?」と思ってしまうと思う。

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●パサージュ・デ・パノラマでいつもつくづく眺めるお店。Graveurグラヴールとあるので、かつて製版とか印刷屋さんだったと思いますが、今はカフェです。2匹の剥製が迎えてくれます。

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●羽をつけた犬?おおかみ? いつもこれ見て笑いそうになって、よく似た顔の人いるなあと思う。ここのカフェにはまだ入ったことがありません。

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●北の方へ引き返して、パサージュ・ジュフロワ。たまらなく好きな場所です。アムール・ドゥ・ピエールってまず目に飛び込んできます。色のついた石のアクセサリーが、わりとがさっと売られているんだけど(笑)、これ買う人いるんかなあ?と思ったり。ごめん。笑。

IMG_9254●ところが見つめているうちに、わたしもここで何か赤い石を買おうか? と本気で思えてきたので不思議です。パサージュの魔法です。

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●ふり返るとホテル・ロンスレーのロゴ、その上の飾り、きれいなと思います。

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●突き当りはオテル・ショパン、左側には階段があります。

 

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●中ほどにサロン・ド・テがあり、初めて入ってみました。

「Le Valentin ル・ヴァランタン」ウエブサイト

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●子供の顔ほどもある大きなパルミエ。サクサクサクサクとほぐれます。たっぷりのバターと砂糖。カロリーかなり高かろうけれど(多分ご飯3~4膳分と思う)、天国的においしかったです。

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●ポットやカップと並べたら、大きさわかるでしょうか。これまたいただきたいです。パルミエ(3.4ユーロ)とアンフュージョンで8.5ユーロ。
ゆーったり夕方の時間をパサージュの中で過ごして、本当に時間の贅沢をしました。また来ます必ず。

51NRt1PtebL ■ パサージュ歩きの参考書はこちら。もう何度もアップしていますが、今回もこれを携えて行きました。

鹿島茂「パリのパサージュ」平凡社
91WDzyJ0CrL■ 飛行機で読んで来たのはこちら。紙の本だと664ページのぶ厚さ、少し読みかけてそのままになっていたこの大作を、行きの機内で一気読みしました。ものすごくおもしろかった上、勉強になりました。次のドーダの本も早く読みたくてしょうがないです。

鹿島茂「大読書日記」 青土社

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今回の滞在は 2016年6月 Paris パリ でひとまとまりにしています。
今回の計算:1ユーロ 122円。(6月3週目に買った時の値段)
2013年からのパリの記録:時々パリ
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関谷江里

■ マレ、フィリップ・オーギュストの城壁跡

■ 全国100万人の読者の皆さま、パリ写真アップを続けます。「カレット」の、結局ヴォージュ店もやっぱり訪れたのでした。その前に、マレといえば行きたかったところがあり・・・

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●サンポール駅で降りたら、

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●そこはサンタントワーヌ通。

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●南側にすぐに見える細い道に、プレヴォ通というのがありますから、そこを下ル。角を曲がるごとに通り名を撮影しておくので、どこをどう歩いた後からでも容易にたどれます。さらに時間の記録も残りますから、ほんとデジタルカメラすばらしいと思う。ほんとーーにいい時代です。昔なら、どれだけフイルムを持ち歩かねばならなかったことか。(そしてその後莫大な現像・・・(*_*)(*_*))

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●プレヴォ通はこんなに細い道です。ものすごく風情はあるけれど、これらのアパルトマンは水の出なんか悪いんだろうなあと思ったりします。ごめん。笑。
IMG_9169●その後、シャルルマーニュ通を東へ歩き、

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●はいここです!

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●うしろが歩いてきた道、シャルルマーニュ通です。城壁の端にパリの歴史案内板。わたしこれ好きです♪ 「フィリップ・オーギュストの城壁」とあります。

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●大好きかっしー・鹿島茂先生「パリの秘密」の中にある、「最高の骨董、八百年前の城壁」を読んで、どうしても現場で実物を見たかったのです。800年以上昔の、フィリップ・オーギュストによって造られた、パリを囲んでいた城壁の一部。最も大きく、保存状態がよいとあります。

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●見張り塔の跡が2つ残っていることでも価値があるとのこと。

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●今はリセ・シャルルマーニュの運動場の壁面となっています。ありがたみなく、少年たちがばんばんボールぶつけたりしていました。
壁がたまたまぶ厚くて堅牢で壊すのが大変で、住宅の壁面なんかに利用して残ってしまったということで、パリ市内に何か所か城壁跡はあるのだそうです。

IMG_9181●800年前はここがパリの東端だったのですね。残そうとしたのでもないのに、わざわざ壊すまでもないので結果的に残った、というパターンが多い街。意識して歩いていなくても、歴史案内板が思わぬところにあり、読んで「そうだったのかー」と思うのが楽しいです。

https://fr.wikipedia.org/wiki/Enceinte_de_Philippe_Auguste
714kg-xlV4L●まずはこれです。この手のおもしろいパリの遺跡、街の中の思わぬ発見があふれています。わたしはこの本大好きで、暗記するほど読んでいます。

「パリの秘密」鹿島茂 中公文庫

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今回の滞在は 2016年6月 Paris パリ でひとまとまりにしています。
今回の計算:1ユーロ 122円。(6月3週目に買った時の値段)
2013年からのパリの記録:時々パリ
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関谷江里

■「銀座・ロックフィッシュのストウブつまみ」

■ 全国100万人の読者の皆さま、また楽しくてしょうがない本が出ました、アイデアいっぱい、おいしそうな写真たくさんのレシピ本です☆☆☆
51rGlWdJf2L■ 銀座・ロックフィッシュのストウブつまみ 間口一就 世界文化社
これです\(^o^)/\(^o^)/
■ 銀座のロックフィッシュといえば、店主の間口一就さんが熱い濃い人! ハイボール人気を復活させたというか、いったん全く下火になっていたハイボールに光を当てて、ハイボールブームの新たな源流となったお店ですね。
缶詰おつまみがたくさんあって、ちょっとしたアレンジが気がきいておいしくて、缶詰おつまみのお店としても2002年の開店後一気に有名になったお店です。
ちなみに旧サイト、2006年4月の投稿
■ 缶詰の監修などもされていますが、これは、缶詰やらおつまみにとどまらないお料理の本です。フランスの鉄鍋、ストウブの小さめサイズ、でもいろいろな形のものを使い分けて、煮物、焼物、鍋物、スープ、麺やらご飯まで、こんなにできるかー(^o^)(^o^)/という充実のレシピ集です。おいしそうで、作りたくなるのです。アマゾンから画像もらいます・・・
517T1Ujh-jL■ まぐちん! 間口一就さんです。
61kyj89S9TL■ 目次です。
61pmsfBDcML■ 焼き豚、できそうです♪
71HU8jwtTiL■ 作った焼き豚をどうアレンジするかのページですね。
61v1BWGi+LL■ じゃがいもコンビーフ焼き、これもできそう、おいしそう♪
61zGIaMvG3L■ ご飯も麺もできるのよ、のページ。楽しいです、無限の可能性のお鍋と思えます。よくルセット考えつくなー♪♪とも思います。まぐちんはすごい人です。
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■ わたしは京都のBALの地下の丸善さんで購入。ラッキーにも缶詰がついていました\(^o^)/\(^o^)/

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■ 2種類から、おつまみチャーシューを選択。まぐちんの顔がついていた(^o^)(^o^)/

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■ これをレタスと一緒にいただいて、アミューズの一品になりました(^o^)/ 
■ 本は全81ルセット、10種類以上のストウブを使って作られています。まずストウブ鍋じたいが欲しくなりますー!

 銀座・ロックフィッシュのストウブつまみ 間口一就 世界文化社

■ わたしはこれがいいなー♪
41I5VLbAbTLストウブ ピコ・ココット ラウンド 14cm

 

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関谷江里の京都暮らし(4285記事)

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関谷江里

■ カレーもの、2軒

■ 全国100万人の読者の皆さま、カレー大好きなエリーでございます。サイト内で少し前にひっそり上げていたカレーもの2つの話です。
IMG_7378.jpga■ 「鳥の木珈琲」さんの、ドライカレー。おいし\(^o^)/\(^o^)/
追記として、こちらに足していました。
https://www.erisekiya.com/2016/06/2154
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IMG_6784.jpga■ 「招福亭」さんの、トマトなすカレーうどん。なすの天ぷらとトマトがたっぷりたっぷりです。
これも追記として、こちらに足していました。
https://www.erisekiya.com/2016/05/1688
■ カレーものを見たら、即食べたくなりますね、少なくともわたしはそうです。即効性すごいです(笑)。
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91Vtd6iv9dL発売中のdancyu(ダンチュウ) 2016年 07 月号がカレー大特集です。
わたしはダムカレーのページで笑い転げました。意表を突かれました。カレーの世界はこんなことになっていたのですね\(^o^)/\(^o^)/
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■ 本日ダウンのダメエリーでした<(_ _)>

■ 全国100万人の読者の皆さま、本日6月13日(月)、ダメエリーでした。昨日午後からすばらしくめざましく咽喉が痛く、あまつさえ発熱、関節痛まで出てきて、これは寝ているだけではすぐには治らないものと観念して初めてのお医者さまへ。
なかい耳鼻咽喉科に初めて伺ったのだけど、咽喉の中の状態をモニタで見せてもらえて、口内炎みたいに膿んだのが咽喉の奥にできていることを画像で確認できました。
すごいー\(^o^)/\(^o^)/見たことで納得して、もう回復したような明るい気分。(まだ痛いけど。)今はお医者さんもこうでないといけないのね♪と感じ入りました。
●もともとネットで「京都市中京区 耳鼻咽喉科」で探して見つけたんだけど、今はお医者さんもネットの中にいないといけないし、きれいな設備、最新機器がやっぱり問答無用でうれしいです。それからスリッパ履き替え式がわたし大嫌いで、とりあえず初めての医院に行く時はスリッパを持参しますが、今日は靴でOK式だったのでそれもよかった。
●医院を出て処方箋薬局で薬を買って外に出たら19時過ぎ。もう主だったパン屋さん閉まっちゃったな。。いや思い出したのよ19:30までやっている「ORENOPAN オレノパン」を。このあたりパン天国です。ハム、チーズ、ベシャメルソースのクロックムッシュー、ハムとチーズ入りクロワッサン。「オレノパン特集」でまた画像まとめてアップします。
●今日の仕事を延期にしていただいた皆さまにお詫びです。ほんとごめんなさい大反省のエリーです。<(_ _)><(_ _)>
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■ 本の話です。

81y5xIgk0HLこれおもしろいわ\(^o^)/\(^o^)/ 具合悪い中でもおもしろくてすーすー読めました。

みうらじゅん 「ない仕事」の作り方

「一人電通」って、ほんとまさにそうで、フリーランスだとこの心構えでないと仕事やっていけませんね。誰もがみうらじゅんさんほどはできないと思うけれど、多かれ少なかれやってると思う。それから好きなことを好きと言い続けるということ、圧倒的な物量(情報量)で差をつけるということ。「差をつけよう」とすら思っていないと思うけれど。熱中した挙句に、気がついたらこんなにまで集めてた、こんなにまではまっていた、ってことだと思う。わたしの興味の対象はみうらじゅんさんとは全く違うけれど、でも書かれていること、いちいちよくわかりました。

「いやげ物」「ゆるキャラ」「マイブーム」という言葉はすでにインプット済みでしたが、今回読むことで初めて知って、いちばん笑ったのが「地獄表」かなあ?(^o^)(^o^)
■ 以下引用です。
●一人っ子だったこともあり、何事も自分で考え、自分で答えを探すしかなかったのです。(全体の64%のあたり)

●仕事でも趣味でも、日々自分自身にノルマや締切を与えて、もう一人の自分が斜め上からコーチしているような気持ちで実行すると、より一層がんばれるような気がします。(全体の65%のあたり)

わかるわかるとうなずくところの多い本でした。
ずっと大通りをパレードしている、”大通りヘップバーン”な気分で仕事をしてきました。(サブカルと呼ばれることに抵抗があったというくだり。)

振り返らず走ってきて、自分の足元を確かめていなかったために、自分の立っている道が狭い裏通り、いやむしろ「けもの道」だったと気づかなかったのです。
思い返せば、不安でなかった日など1日もありません。あまりにも不安なときは、「不安タスティック!」と明るく叫んで、不安を感じないように自分洗脳をするほど、私は常に不安なのです。(全体の79%のあたり)

これは子供のときからの「好きの貯金」だった、ということです。きっと小学4年生の自分が仏像スクラップに夢中になっていなければ、こういった状況にはなっていなかったでしょう。

(全体の95%のあたり)

ほんとおもしろい、こんなに全出ししていいのかと思うほど、ありったけ自分のやり方、やってきたことをさらけ出して書かれています。異才の方だと思います。

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■ 見たのよ 四つ葉を 本当に

■ 全国100万人の読者の皆さま、ヤサカタクシーの四つ葉が本当に好きなエリーでございます。旧サイト内には「四つ葉」でカテゴリーがありますから見てね。

で、最近は見てもさっぱり写真を撮れていなくて、四つ葉も双葉も逃しっぱなしです(*_*)(*_*)

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■ 見たのよ 四つ葉を 三条で~ 

新サイトでも、早いこと四つ葉をと思っているのに・・・やっと至近距離ですれ違ったけれどあちらの方がずっと早くて。これかなり望遠です。
これじゃしょうがないですね。( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;) 早くちゃんと撮りたいww
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■ さて軽く本の紹介です。今日は驚いた本・・・内容よりヴィジュアルで。
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■ これはタイトルもすごいが、表紙に驚いたのでした。香山リカさんが、メガネなし顔写真で本の表紙に出られました~~~ メディアに出られる時必ずメガネだったでしょう。。
50オトコはなぜ劣化したのか 香山リカ

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■ ほらこんな感じで。ほんとメガネが似合う方です。

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■ これも同じく小学館の新書ですが、「小学館よしもと新書」って!! 「火花」の又吉直樹さんです。ちょっとこれも読みたいわ。

夜を乗り越える 又吉直樹 

むかーしは、新書といえば(文庫で物語を読むのと違って)勉強をするという感じでかしこまって読んだものだけど、今は雑誌のコラムでも読むような気分で読める本が多いですね・・・もちろん本にもよるけれど。

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■ 気持ちゆったり/ショコラ/これ読みたい!

■ 全国100万人の読者の皆さま、月曜夜のエリーでございます。本当に本当においしい和食をいただいてきました。気持ちなごんでゆったりして、人生はそんなに悪くないと思える晩です。いろいろ、「因果応報よのう」と思えるできごともあって、人には優しくするもんです。帰り道、楽しい方にもばったり会えたから、今日はいい日だったということです♪

■ ついでに、明日は火星がいちばん地球と近づく日とかで、明日の夜は赤っぽい星を探して南の空を見上げましょう♪
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4T8A8105.jpgb■ 本日のショコラ。「マールブランシュ」さんのショコラ専門店「加加阿365」の、わたしがしばしばおみやげにするシリーズです。とりわけきな粉(風味よい)と黒七味(ぴりりと粋)が好きです。自分で食べるのも好きだけど、開けると一気食べしてしまうのでカロリーとしてはどうなんか。( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)
IMG_5894.jpga IMG_5892.jpga■ かわいいデザイン、祇園仕様のエクレアです。さらに、こちらのショコラのアイスキャンディが本当に好きなんで、また伺います♪

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img_4b911828ffe4e41081066d887e744a831119869■ これ早く読みたーい\(^o^)/\(^o^)/ 

ジェーン・スーさんの本全部読んでます、おっもしろいから☆☆☆
女の甲冑、着たり脱いだり毎日が戦なり。」文藝春秋
まだ紙の本しかないみたいなんで、Kindle化待ちます。紙の本置き場もうないからね(*_*)(*_*)
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■ おすすめ猫本3冊

■ 全国100万人の読者の皆さま、犬も猫もメロメロに大好きなエリーでございます。猫ブームと言われる昨今ですが、ブームなんて関係なく猫好きは昔から一定数い続けたよねー、なんて話を先日ある友人としていて、その時わたしが即座に思い出した、読み返したい「猫本」3冊(^o^)(^o^)/81IjosISE-L

●内田百閒(ひゃっけん)さんの、「ノラや」

51y6qFsXsUL●村松友視さんの、「アブサン物語」

510-S5GcRTL._SX349_BO1,204,203,200_●米原万里さんの、「終生ヒトのオスは飼わず」

(ただ今ポイント50%セール!!)
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これもありましたー!
71-1Sih12ALこれ見るの大好き、びっくりするほど高貴な猫もいます。
「パリの看板猫」

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■ 言葉のこと思いつき/Kindle本これ買います♪

■ 全国100万人の読者の皆さま、どうでもいいようなことなんだけど、言葉についてこんなことを考えているエリーでございます。

今日は、意外と近かった、フランス(フランス語)と日本(日本語)のこと3つ。最近膝を打ったこと!

パリの郵便番号、75で始まるんです。

9区だったら、75009,Paris

となるし、

16区だったら、75016,Paris

となります。

京都の市外局番も、075 でしょ♪♪ 

これ、つい先日気がついてうれしかったのでした。

(早く気づけよね・笑)

フランス語で、impeccable、アンペカーブルって、「完璧な」という意味なんだけど、これを話し言葉では略して、impec! アンペック! なんて言うんです。

日本語で、かんぺき! と言うのと似てるなあとわたしは思う(^o^)(^o^)

わたしはパリの街なかをフラフラ歩くのが好きなんだけど、フランス語でもそぞろ歩きをすることを flâner フラネー と言うんです。 散歩好き、ふらふら歩くのが好きな人のことは、flâneur フラヌール。先日パリの地図を見ながら歩く順序を綿密に考えている時にこれに気づいてうれし☆☆☆

以上、だからどーしたの話でした<(_ _)><(_ _)>

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■本の話:

これ買わなければー!

立花隆さんの本が、本格電子化開始キャンペーンで、なんとポイント40%!!
それでなくてもKindle本は紙の本より安いのに、まだポイント40%くださると。

これ、著者の立場で考えると、そこまで安くせんでも(T_T)なお値段ですが、

買う方はもうれつうれしい。

まずはこれ買います。

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読書脳 ぼくの深読み300冊の記録 (文春e-book)

 

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■サロン・ド・テでキッシュ/「フィガロの物語」

■ 全国100万人の読者の皆さま、フランス気分のエリーでございます。軽食に向かったのは・・・

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■ 岡崎の「au temps perdu オ・タン・ペルデュ」さんです。1ドリンクセットになったキッシュ、これはいつものキッシュロレーヌではなくてせっかくだから季節のキッシュで、中にアスパラガスと小海老入りで1650円です。白ワインと。今日はババオロムいただかずでした。また今度ね♪

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■ 本は・・・

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■ 4月末に読みますと一度上げた本ですが、やっと本当に読みました。

入部隆司さんは日本に本格的なフランス料理を根付かせた方のおひとりです。

フレンチ・レストラン フィガロの物語 入部隆司 世界文化社

●福岡で、食堂を営むお家に生まれ、東京で訪れたフランス料理店に感動、料理人を目指してフランスへ。まだ料理修業に行く人も今みたいにいなかった時代です。持前の運のよさと、オープンなお人柄で、修業先にすっかり溶け込み技術を身につけて帰国、その後ものの半年で西麻布にフランス料理店「フィガロ」を開店、それが1969年のこと。まだまだ本格フランス料理店がなかった頃です。東京にグルメブームを作った、まさに先駆者でした。

●わたしがうるうるしたのは池袋の西武百貨店の11階にあった「カフェ・フィガロ」のくだり(p141~)です。1982年から1986年の西武店閉店まで、わたし100回は行ったと思う・・・週に最低でも1度は行きましたから。大学(池袋の隣の目白)から近かったので、ひたすらリブロ(書店)やら西武美術館(セゾン美術館よりまだ昔!)に通い、その帰りに必ず「カフェ・フィガロ」に寄った日々がよみがえりました。ステックフリットやら、クロックムッシューやら、若鶏ウイングスティック入りのカレーやら、えらいおしゃれだなと思いながら食べた・・・それからタルトポワールをしばしばいただきました。フランス風に、コントワール(=カウンター)席は、テーブルよりカフェ1杯のお値段も安かったんです。日本でもフランス式のお店があるんだって感激したんですが、やっぱり、「当時このシステムはとても受けて、話題になった」って本の中にありました。

●フランス料理をやるからには、フランスへ!と迷いなく決断されたのがまずすばらしいと思うし、帰国後、店のエリアとして大使館の多い西麻布を選ばれたのもセンスのいいことです。そして、日本人向けにアレンジすることなく、5年間のフランス修業で自分のものにした料理をそのまま出されたのがお偉いです。入部隆司さんのような方がいて、後続の方々がまた頑張り、今の日本での、(フランスで食べるより?)洗練されたフランス料理、本当においしいフランス料理があるわけですから、よくやってくださいましたと、読みながら感謝の気持ちでいっぱいになりました。

●やむを得ぬ立ち退きによって西麻布のお店はすでになく、今は表参道のフロムファーストビルに西麻布の風情を再現しているそうです。

●「フィガロ」という店名が、初めはフランスの新聞のフィガロから取ったものだったけれど、お皿のデザインをするに際してオペラ「フィガロの結婚」の登場人物のイラストをあしらうことになり、店名はオペラ由来ということになってしまったんだそうです。このエピソードも、なんだか好きでした。店名はとにかく覚えやすく、発音しやすいのが一番ですね。

●入部さんのフランス修業時代の写真や、「フィガロ」の料理写真もたくさん入っていて、フランス料理好きにはたまらない本です。おすすめです☆☆☆

フレンチ・レストラン フィガロの物語 入部隆司 世界文化社

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から移転・新装したものです。

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