■ 全国100万人の読者の皆さま、新店に伺ったエリーでございます。
1月21日の夜、「マルシェノグチ」さん経営の新しい料理店、
「verde italiano il Vego ヴェルデイタリアーノ イル ヴェーゴ」が開店しました\(^o^)/\(^o^)/岡崎、仁王門通りを、「オ・タン・ペルデュ」さんのところ下ル、疏水前。こぢんまり居心地のいいカウンター8席のお店の誕生です。

●「マルシェノグチ」の野口泰亮さん(手前)と、シェフ、「クチーナイタリアーナ東洞」さんや「オーボンモルソー」さんなどに勤めてこられた水谷健太さん。
オープン日は4席でスタート、ゆったりいただきました。

●「マルシェノグチ」さんですから、そこここに野菜が飾られ、そしてどのお皿も野菜たっぷりたっぷりです。パスタでも、底に赤蕪が控えていたし、肉にも魚にも多すぎるほどの野菜が合わされていて、それがいちいちおいしかった\(^o^)/\(^o^)/
●当初はコースのみということです。
今回いただいたのは、税サ込みの1万円ちょうどのコース。お料理9品とドルチェ1品に、食後の飲み物付き。
ほんとーーーーーに価値があると思いました。
野菜がおいしいのはもちろん予測できたけれど、これは瞠目のおいしさと思ったお皿がありました。クラブエリーで必ずこれを出してねとお願いしてきました。

●カプレーゼ。赤いトマトではなく、透明トマトジュレとプーリアから空輸の水牛モッツァレッラでした。バジルペースト、プチトマトのセミドライと。

●どうだー!のインサラータ、さすがの充実ぶりです。根菜おいしい葉っぱもの香りいい。大根は、鶏だしなどではなく、水に塩とローリエを入れて炊いただけということ。しめじは昆布だしに浸したものと。
添えられたムース3種類は、カリフラワー/にんじん/サルサバニェット、本来パセリで作るところを、「マルシェノグチ」さんのマイルドなパクチーで作ったということでした。

●ビニエと言われてわからなかったのだけど、フランスのグジェールと思っていいです。これは黒オリーヴ風味でした。

●野口さんがカウンターに入ってサーヴィス係に徹しています。まー楽しいわ\(^o^)/\(^o^)/

●フォアグラのコンフィです。フルーツたくさんで、オレンジ、ドライにしたいちご、あんず、プリュンヌ。洋梨のコンポート。

●これはランバシッチというちりめんキャベツを使ったロールキャベツ。北海道から取り寄せているものだそうです。北海道の、真狩村だって。これが口あたりも旨味も最高、瞠目のおいしさでした。これはスペシャリテですね。\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

●スパゲッティーニ、かぶらのパン粉。下から、赤かぶが出てきました、と。

●スペッツリ、ほうれん草を練り込んだ、豆つぶ大のパスタです。牛ほほ肉ビール煮と。

●下関の天然の真鯛、1.5キロ。丸大根のスープ。

●ビステッカです。
スキレット鍋で、すごい強火でがーっと火を入れられました。牛肉はアイルランド牛とのことでしたが、これがきめ細やかな舌ざわりでなかなかおいしかったのです。野口さんのライムが添えられました。さらに、

●ローストいんかのめざめと、メイクインのピュレが添えられていました。豆苗やらケールやら、緑の野菜もものすごーく香りがよかったです。

●ドルチェは和束のほうじ茶のジェラートに、吉川ごぼう。

●吉川ごぼうは蜜煮にされて、きな粉がまぶされていました。花びら餅で甘いごぼう大好き、だからこれも、とても懐かしい味としていただくことができました。ほうじ茶風味にごぼうにきな粉と、茶色系で揃って、わたしはとてもいい印象を持ちました。ただし、今後も野菜でドルチェを考える予定らしく、それはとてもチャレンジングなことだとシェフの水谷さんはおっしゃっていました。

●カフェ/和紅茶/ローズティからの選択で、和紅茶をいただきました。

●「マルシェノグチ」さんからおみやげもいただき大喜びです\(^o^)/\(^o^)/

●「イル ヴェーゴ」さん、まずは夜営業ということですが、桜の頃に、クラブエリーでお昼営業をお願いいたしました\(^o^)/\(^o^)/皆さん楽しみに(^o^)/

●夜の、お店の外はこんな感じ。はっきり言ってこのあたり、ぬばたまの闇 と言えそう\(^o^)/

●お花たくさんで、すぐに見つけられます。

●お昼の様子はこれ。美しい桜の季節には目を楽しませてくれる最高の散歩道となります。

●対岸から撮った、昼間の外観。
3月30日、31日の2日間、昼時間で、クラブエリーをお願いしてきました。
皆さん楽しみにー\(^o^)/\(^o^)/
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「verde italiano il Vego
ヴェルデイタリアーノ イル ヴェーゴ」
京都市左京区岡崎円勝寺町57-8
電話 075-748-1811
18:00~20:30LO・22:00閉店
月曜と第2火曜休み
2020年1月21日開店
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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
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●今回いただいたDéjeuner です。













●黒谷さんの方面を望みます。
●まずは18時から予約制のコース料理、その後、悪豚ちゃん(^o^)(^o^)の「ナイトメニュー」となり、アラカルト注文可能となるみたいです。
●まずはコースでいただきました。こっぺ蟹オードヴルや蟹だしのカレーなど冬の名作が供されましたが、量がごく食べやすいものになっていて、ほどよい加減で食べ終えることができました。後から苦しいということもなく、おいしかった、よかったーー\(^o^)/\(^o^)/

●悪豚ちゃん\(^o^)/\(^o^)/
●12月21日(土)にオープンしたばかりの「カフェ アアルト」さんへ。フィンランド、ヘルシンキの「CAFE AALTO」の初の海外店だそうです。建築家アルヴァ・アアルトさんデザインのカフェ。以前見た映画「かもめ食堂」でわたしも知りました。
●店内は(一部ですが)こんな。デザインの国フィンランドのお店ですからシンプルテイスト。でもところどころ丸みを帯びていて(鋭角×鋭角のシャープさはない)、わたしはかわいらしさも感じられるなあと思います。何せムーミンの国です。椅子やテーブルやライトなど本国と同じものだそうです。クラブエリーのメンバーのひとりにフィンランドが大好きな方がいらして(フィンランドが第2の祖国らしい。通える祖国を持つ人生っていいよねと言い合っています)、その方に教えられての訪問でした。
●まずはほうれん草みっちりのハウスパイというのとカフェラッテ。




●1階を完全に改装されました。カウンター7席、テーブル4席、奥に6席。
●カウンターに、店主の寺田慎太郎さんがいらっしゃいました。
●れんこん餅、佐賀のれんこん うなぎの蒲焼入り。
●柚子釜、京北の小蕪に柚子味噌をのせてオーヴン焼きにしたもの。
●八寸です。
かますの寿司、赤蕪酢漬け、くわいチップ
●短歌が添えられて季節感たっぷりというのも変わらずでした。
●今回は、
●亀岡のかぶらを使ったみぞれ椀、白甘鯛、堀川ごぼう、水菜、あられ柚子。
●明石のひらめ、長崎のやいとかつお、炭でたたきにしたもの ガーリックオイルを垂らした辛子醤油で。
●さわらの塩焼き
●お皿もきれいでした。銀色に輝く裏面も見せていただきました。いちいち感じ入ります。
●富田林の海老芋、決まった農家さんからもらっているとのことでした。


●紅玉のソルベ、下に白味噌のブランマンジェ。太白胡麻油。フルーツいろいろ(ル・レクチェ、紅まどんな、さがほのか)
●芋ようかん。さつま芋はシルクスイーツ。水出し玄米茶と。


●1階、カウンター横のお部屋です。
●そして今度はこの扉の向こうに、奥のお部屋があります。

1)ホワイトチョコレートで覆った、生姜が香る柚子ジュース。ジュースは半ば凍った状態。与謝野の野草と共に。
2)いか墨液に漬け込んだポテトチップスの小さな器に、九条ねぎ入りサワークリームソース、日本の宮崎のカヴィア、花はアリッサム。
3)フォアグラ大福。生地はサフランの黄色。中にフォアグラのムース、発酵柿、上から昆布茶シロップ、ディル。
4)きのこロールケーキ、きのこクリームソース。上からブラウンマッシュルームのスライス、パウダーは発酵させた椎茸を粉々にしたもの。ここにアルバの白トリュフ上から。
5)黒文字の枝に突き刺されて、わかさぎフリット、梅干しピュレ、青さ海苔
6)ゴリラの形をしたかぼちゃのピュレと雲丹をのせたサブレ。ジンジャークリーム。
7)天然鯛にバーニャソース、姫柚子の皮、レースの形に作った玉ねぎのテュイル。フィッシュ&チップスとのこと。
8)やいとかつおのカルパッチョ、オータムポエムの葉をジュリエンヌにしたもの、花と。
9)「高山餅」、月餅の生地に、中にタコとセロリのトマトソース、イタリア風。
10)こっぺ蟹、春菊のジュレ、小鰯の魚醤、ケールパウダー。
11)帆立カルパチョと自家製生ハムを重ねたもの、バジルのつぼみを塩漬けしたものの素揚げ、マイクロセロリ、上からケールオイル。
●自家製ハム見せてくださいました。
12)雲子のフリット、湯葉、上から九条ねぎの白い部分オイル
13)かぶらのポタージュ、紅白のかぶらを木の葉の形にスライス。上から卵黄の粉、少しボッタルガも。
14)にんじんのフラン。にんじんと卵と牛乳で。鶏と野菜でとったブロード。上からにんじんオイル。
15)パンはレーズンの天然酵母で自家製で作ったもの。ヨーグルトベースの自家製バターと。
16)白身魚はひらすずき。低温調理=真空調理。オータムポエムの、茎とつぼみを魚醤で和えたもの。
17)ひね鶏のつくね。美山の美卵使用。桜の枝。
18)和牛経産牛(北海道)を1か月熟成させたもの。黒にんにくピュレと、フォンと。
19)ラヴィオリ、中がカルボナーラ味(美卵の黄身ソース、ペコリーノ、パルミジャーノ、黒胡椒)。
20)かつお・昆布だしの、蒸しご飯。台湾の醤油。北海道の帆立。(本来は牡蠣。)和牛・いちぼ肉。
21)タリオリーニのラーメン風。スープは鶏と野菜のだし。お箸で。
22)フルーツ。紅まどんな、青森のこみつりんご、栃木のにっこり梨、みつのかいちご、次郎柿、名月(りんご)、あまねメロン。
23)お砂焼き(厳島神社の砂を使った焼き物)で、甘酒のアイスクリーム、中に梨のコンポートをピュレにしたもの、梨のスライス、花の形は春巻きの皮で作ったもの。
24)カフェかお茶の選択で、台湾の高山茶。こうざん茶 だけど、たかやま茶でもあると。
25)おみやげ:ショコラ5種類(柚子、抹茶、黒胡麻・・・)に、元気印の飴、焼き菓子。
●飲んだのは発泡水の他、シャンパーニュ、白ワイン少し、赤ワイン少し。
●11月9日(土)の夜は、
●この日のメニューです。
●お料理6皿の後、
●「



●飲み物メニューはこんな。




















●いつものフルーツティを楽しんで、ご馳走さまでした<(_ _)>


















●テーブル席と。



















●実に美しい宴会場のキッチンです。