■ 映画「冬時間のパリ」

■ 全国100万人の読者の皆さま、これは京都シネマに出かけるしかないと思ったエリーでございます。DVDや、ダウンロードで見られる状態になるまで待ってはいられませんでした。

●見て来ましたよっと(^o^)
オリヴィエ・アサイヤス監督「冬時間のパリ」(原題 DOUBLES VIES)。

舞台はパリで、紙の本が売れず、世の中はデジタル化が進んでいるという出版業界の話に、フランスなら誰も驚かない大人の秘密の関係がからみ、場面はひたすら会話、議論、おしゃべり、話につぐ話。設定は今の今ではあるけれど、ただただ話す人々を撮ってるの。これ、エリック・ロメールそのものじゃない? と即座に思い・・・

パンフレットを見たら案の定、エリック・ロメールの「木と市長と文化会館/または七つの偶然」に着想を得て作った映画なんだと。あまつさえ、パスカル・グレゴリーといった、懐かしいロメール組もちらりと登場していました。

字幕の助けがあるおかげで早口の会話もほとんどすみずみわかって、あーフランス人のおしゃべりってこうよなあ、食事長いしなあと思ったのでした。最後はマヨルカ島でのヴァカンスの場面で明るく終わるので救われたけれど、見てすかっとするより、どっと疲れたという感じ(^o^)(^o^)でもそれだけ本当にフランスっぽかったということです。見てよかった\(^o^)/\(^o^)/

京都シネマさん、2月には見たい映画が目白押しで、毎週行かねばならんかもです。先日飛行機の中で途中までしか見られず最後どうなったか気になっているのも2月末から上映みたい。これまたジュリエット・ビノシュ主演なんだけど。特別好きというのではないけれど、ジュリエット・ビノシュさんものすごく上手だなあと思っています。

京都シネマさんにお願いしたいことは、どうか今回みたいに20時50分~という感じで夜遅上映してくださるとわたしも行きやすいのですけれど、ということです。10時~、14時~みたいな上映時間だとわたし行きたくても全く無理だから、せめて夕方上映をお願いします。

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関谷江里