■「じき 宮ざわ」2025年9月21日 

■全国100万人の読者の皆さま、東洋賢士さんのコース@「じき 宮ざわ」さんの記録です。
わたしは2023年10月のこの方の料理長就任以来、コース51回目です。
何を食べても、食材の組み合わせも食べさせ方もコース内のバランスも、絶妙だと思うのです。

●ひと皿目、

千葉の甘めのお酒「自然のまま」を食前酒にひと口いただきお料理スタートです。
わたり蟹に、焼きいちじく、レモンえごま。
葛の花と菊芋の花入りのジュレ、振り青レモン。

●2品目、
お椀は、玉子豆腐、葛打ちしてとろっとした足赤海老。
海老の旨味と口当たりと、
玉子豆腐のなめらかな食感が絶妙です。
いつもながら、吸い地も優美です。

●3品目、
初めて見る器で、三重のかんぱち。
餅米のわらでスモークしたものを、自家製のしば漬けと合わせています。
冬瓜鬼おろし、安岡のねぎ、雲丹、生姜。ぽん酢吉野。
これも、もうれつ旨い😱😱

●4品目、
ぶどう3種類とほっき貝。白和え衣ソース。
つるむらさき(の炭火焼!!)
ほっき貝は炙りでほんのり温か。
ぶどうは、シャインマスカット、ナガノパープル、クイーンニーナ。
上から柑橘「直七」。

●5品目、
東洋一の蕎麦が来ましたー✨️✨️
温製です。
あごとめじかと干し椎茸のおだし。
塩梅がいいです😭
お蕎麦のなめらかな口当たりもこの上なし。
上にのっているのはチチタケというのです。
ちち茸。岩手のものだそうです。
なめこと合わせて、きのこおろし蕎麦。九条ねぎ。
ほんとーーにおいしかった😭
食べながら、絶妙、かんぺき・・・という言葉しか浮かばず。

●6品目、
太刀魚の鳴門巻き揚げ。
大葉と共に巻いてあります。
衣は玄米パン粉。
上に千切りにして揚げた大葉。
薄垂惣酢。
熱々で巻き巻き、パリパリでふわふわ、
食べて楽しくて仕方ない最後のひと皿でした。

●ご飯です。
まずお漬物コレクションです✨️
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・梨のぬか漬け
・赤万願寺唐辛子の味噌漬け
・きゅうりのきゅうちゃん
・昆布佃煮
・コリンキーの浅漬け
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●この後、煮えばなのご飯~二膳目三膳目と味わいが変わっていくご飯が供されました。

お味噌汁と、粒味噌ちりめんと共に。

●食後のデザートです。
白桃のスープ、白桃のコンポート、白桃のシロップのジュレ。
豆乳クリーム。
桃のおいしさ全開のグラスデセールおしゃれでした。

●きなこナッツバー。
みりんときなこ、少しの蜂蜜。
中にピスタチオ、レーズン、ドライいちじく。
これやみつきのおいしさでした。
すごい名作。
また食べたい。というか常備したい。

●お薄をいただきご馳走さまでした🙏
東洋賢士さんの「じき 宮ざわ」さん、本当にいつも別世界です。

よくまあ昼2回転、夜2回転の激務の中で独自の世界を実現して、お蕎麦も打って、美しいコースを出し続けられることです。

ちなみに、前回はこんなでした

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関谷江里