■「イル フィーロ」で春のアラカルト

■ 全国100万人の読者の皆さま、ほころぶ桜のつぼみにも料理の食材にも春を感じて喜んでいるエリーでございます。

●久しぶりに木屋町通御池下ルの「イル フィーロ」さんへ。半年くらい前かなあ、クラブエリー大好評だったなあ\(^o^)/\(^o^)/

・・・と思いつつ出かけたのですが、見直すともっと前のことでした。あわわ。月日が流れるのが早すぎますww

クラブエリー@「イル フィーロ」の記録

●横にながーーーい「本日のおまかせ」メニューがあります。このコースのままお願いしてもいいのですが、この中から好きに選んで、他のアラカルトメニューと組み合わせてもいいのです。すごく自由。好みを細かく聞いてくださいます。シェフの和田康則さん、とても優しい、感じのいい方です。

今回はこの中から食べたいもの(白アスパラガスや筍、ほたるいか)をお願いして、肉はおすすめのものがあったのでそれに従い、以下のようにいただきました。

春満載、軽めで気楽、でも本当においしいディネになりました。

●フランスの白アスパラガスの茹でたて、バターソース。クラテッロ(生ハム)と。うっとりおいし☆☆☆

●朝掘り物集女の筍、三重のはまぐり、淡路島の葉玉ねぎ。オリーヴオイルの香りが粋に効いて、これもたまらなくおいし☆☆☆

●和牛赤ワイン煮込み。フランス語で言ったらブフ・ブルギニョン、イタリア語は文字通りに牛肉ヴィノロッソ。これはモンテプルチアーノを使われたと。濃い濃い風味、肉はほぐほぐにほぐれて、とろっと柔らか。いかにも優しい口当たりなのにしっかりじんわり肉の旨味は押し寄せて、これはやみつきになるわ(T_T)(T_T)

●そして、途中で和歌山産のぶどう山椒というのを砕きながらはらはらかけてくださって、これがまた目覚ましい香りでした。

●ほたるいかとふきのとうのパスタ、タリオリーニ。

●自家製の細麺非常に好き。ほたるいかの旨味がからみにからんだ麺、目を剥くおいしさでした。

●ドルチェに、即興でショコラのクレープを作ってくださいました。熱々、中に刻んだショコラ、あっという間に出してくださって、大喜びしました。シンプルで気持ちにぴったりで、今いちばん食べたかったのはこれだーと思いました。

ちなみに、いちごを添えるとおっしゃってくださったのですが、(いちごは大好きだけど)ショコラはショコラだけで食べたいので、このシンプルできたて熱々をいただきました。大変満足。
普通これがカフェなどの商品としてメニューに載るとしたら、必ずいちごに(反対色のキウイなども添えて)、真っ白のシャンティに、ショコラソースが細く回しかけられたデコレーションがされるでしょう、あるいはアイスクリームが添えられたりもするでしょう・・・けれどわたしはそういう飾りの一切が要らないのです。(それじゃ商品にならんの、と思う方が大半と思いますが。ごめん。)

●食後にヴェルヴェーヌのアンフュージョン。カモミーユよりティユールより、ヴェルヴェーヌが好きです。さらにこれ、マダムの奈弓さんが育てたものだと聞いて喜びました。

●植木や花の話もたっぷり聞かせていただき気持ちも豊かになりました。

●玄関に、奈弓さんが大切に世話をされているしだれ梅、しだれ桜。さらに、ヴェルヴェーヌ、ローズマリー。そして山椒までありました。なんともいい風情と思いました。
シェフの和田康則さん、マダムの奈弓さんに御礼申し上げます。すべて程よくぴたりとよかったので、すぐさまクラブエリーをお願いしてきました。その時期にしかないものを出してくださるというので、5月、6月まですでにちらほらクラブエリーの予定入っているのに、4月末に設定してしまいました。これから募集しますー!
全部よかった夜でした\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆

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