■「祇園にしむら」2017年7月のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、ごきげんエリーでございます。

祇園にしむら」さん7月の献立、食べやすくて心やすらぎました。まさに今、食べたかったのはこんな料理だった、と心に響く、ほんとーーーーーにおいしいお皿の連続でした(T_T)(T_T)
おばんざいでよく知っている「にしん茄子」が、あるかなきかの薄味の、エレガントな料理でした。
鮎はほわっと山椒が香る仕掛けがされていて、焼いてから骨を抜き、蒸して仕上げたのだと。
鱧と松茸のお椀は吸い地がまた香りよく味深くて天国だこれは。
最後はまぐろの塩番茶のお茶漬け、松茸入り。
どれもが熟練の味。余裕があって、食べやすくて、しみじみおいしい。店主の西村元秀さんは冗談ばっかり言ってるんだけど、この料理作れるのはやっぱりすごいわ、普通じゃないわ。
初めて見る絵やら、ゆかしいお花いけもすてきで、ふわあっと幸せな気分になりました。

●いつも通り、胡麻豆腐でスタートします。

●鱧と松茸のお椀 かんぺきな吸い地、ジャストの塩加減です。

●まぐろと鯛に、ふんわりした鱧も盛り込まれました。

●鯖寿司、わたしはいま生鯖がダメで食べられず、泣く泣くパスです。大好きなのだけど~(*_*)(*_*)

●鱧の子粒粒おいし(^o^)

●八寸です。天ぷらがとりわけよかったー! 松茸、南瓜、茄子、ズッキーニ、おくら。理想的な揚がり具合でした。

●それからこれ、とうもろこしのジュレ寄せ。これおいしかった☆☆☆

●鮎が、ものすごく技ありでした。頭はパリパリで、身は食べやすく3等分されて中からふわりと山椒が香るの、しっとりじんわりいい食感なの(*_*)(*_*)

●これがエレガントなにしん茄子。冬瓜と合わされていました。

●細い茗荷の千切りをはずすとこんな。薄味ながらしっかり味がついており、けれどどこまでも上品な味。茄子も冬瓜も中にちゃんと味が染み込んでいました。

●おだしではなく、塩入りの番茶で、まぐろ茶漬け。松茸ここにも。

●香の物はきゅうりと白菜。

●フルーツは、デラウエア、その下に桃。

●カウンターの部屋のお花いけ。りんどうは、白と紫同時についていてきれい。ピペリカムと上手に合わせてありました。

●奥のお部屋は鉄線とピペリカム。

祇園にしむら」さん、また来月伺います。

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関谷江里