■「京、静華」8月のコース

■ 全国100万人の読者の皆さま、先日の2回のクラブエリーでお世話になった後、(その時はお料理をいただかなかったので、)改めて食事に出かけたエリーでございます。

岡崎の名店、「京、静華」さんです。

●どのお料理も、しみじみ、魂に響く美味と思ったコースでした。

もうもう、別世界のおいしさ。

●酸梅湯(さんめいたん)、真っ黒な梅干しを主材料に、さんざし、桑の実、陳皮などを合わせて作られる、甘酸っぱい飲み物がまず供されました。いかにも身体によさそうです。ひんやり冷たくて、一気にクールダウンできました。

●一品め、茄子をやわらかにつぶしたものに、雲丹。酸味のジュレは生姜入りです。

こちらもひんやりして、酸味が心地よく、とても粋な味。

●田中とうがらし。中にそうめん南瓜、ピータン、わたり蟹。豆鼓のソースと。

●京都もち豚肩ロースの叉焼、城陽のいちじくと。

この叉焼がもうもうもう、圧倒的においしいと思います。

●春巻きと辛いソルベ。

春巻きにはふかひれ、枝豆、海老入り。「吉田牧場」さんのマジアクリも。

熱々の春巻きと辛々の(本当に辛い)ソルベを交互にいただくのです。

口の中が、熱い(旨い)辛い(旨い)と、ひと口ごと花火でも打ち上げられているような感じになります。

もうもう非日常、別世界。ひたすら美味と刺激が押し寄せて、あらゆることがどうでもよくなりました。

●これが麻辣ソルベ。唐辛子や四川山椒の辛味だけではなく、八角入りで、えもいえぬ芳香ががありました。

●本日の鮮魚の中華風お刺身は美麗なグラス入りです。

めいたかれい、くらげ。大根、紅芯大根、胡桃、カシューナッツ、くるみなど。

めいたかれいとくらげの食感よく、ナッツ類パリパリといい感じ。レモンの酸味も効いて、サラダのように食べられます。

●このスープの、魂に響くおいしさよ<(_ _)><(_ _)>

上湯スープに、まだ鶏肉を入れて旨みを加えたスープとのこと。上上湯スープという感じですね。

そして恐れ入ります、本来あわびのところ、これは伊勢海老でしてくださっています。

お手間増やして申し訳ないです、ありがとうございます<(_ _)>

中に冬瓜、蓮の実入り。

●剣先いか、帆立、干し貝柱を、

●レタスで包んでいただきます。甘味噌も添えられています。

これもまた旨みと食感を楽しめました。

●歯が要らないほど柔らかい牛肉は木下牧場の近江牛。たっぷりの野菜は青とうがらしとシャンツァイのソースと。

●古染付のお皿に、甘鯛を蒸したもの。これが夢のようにふわふわふわ。

スープは上品な薄味で、ニョクマムが少々入っていますとのこと。北海道のとうもろこしと。

●ご飯ものは、「麻婆豆腐」として100年以上前に初めて作られた時のレシピで再現した麻婆豆腐を雑穀ご飯にかけたもの。

ご飯は雑穀といっても豊かな味。麻婆豆腐は豆板醤なしで、豆鼓を使って作られるとのこと。

ふだん食べている麻婆豆腐と較べて、シンプルな味と感じました。でもこれはこれでとてもおいしいものでした。

●澄んだスープに手打ちの卵麺。

最後にするするといただき、スープはもちろん全飲み、

ほんとーーーーーーーーーにおいしかった。ひれ伏すおいしさでした。

●いつもの杏仁豆腐。真っ白で、やわらかで、なめらかで、天国の味と思います。

●いつものフルーツティと、

●さんざし、梅シロップのパットドゥフリュイ、胡麻団子、ナッツに糖衣をかけたもの。

圧倒的に幸せな2時間半でした。

京、静華」さん、また伺います。

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関谷江里