■ (承前)ひとつ前の記事の続きで、フォーシーズンズホテル京都さんです。ダイニング「ブラッスリー」で昼コースをいただきました。
敷地の高低差で、ロビー階は3階、「ブラッスリー」は1階にあります。まずは内観から・・・

●エントランスから入ったところ。高い天井、自然光がさんさんと入る大きなガラス張りで開放的、席数160ほどです。ひろびろ~

●カウンター席もあります。

●組み換え自由なテーブル席たくさんと、右側には、
●こんな風に丸こく木製の素材で囲まれた席があり、4名くらい座れます。

●「ブラッスリー」の料理長、井料 剛(いりょう・つよし)さん。1980年10月生まれ。若き俊英という感じで、初対面からものすごくいい印象です☆☆☆
コースとアラカルトがありますが、初回ですからまずはコースです。
以下、5800円(税、サ(13%)別途で7078円)のコースです。
飲み物はシュワシュワ発泡水を2本。

●自家製のパン。香りのいいバゲットに、丸い柔らかいパンはプレーンと九条葱入りと2種。バターはボルディエでした。

●ひと皿め、まぐろのタルタル。タルタルの上に、にんにくチップ、エシャロットチップ。黄色い粒々は卵黄から作られたもの(味濃くてうまい。)タルタルのまわりにマイクロハーブサラダ、柚子胡椒入りのヴィネグレットソース。オレンジやざくろが色みと風味を添えています。外側がからすみパウダー。
色がきれい、香りも味もすごくいいバランスで、いい前菜のお皿でした。

●2皿め、仰天のタイカレ~。あ、正式メニュー名は、ライムリーフの香るレッドカレーブイヨン。金時にんじんのピュレやほうれん草、スナップえんどう入り。ポーチドエッグが見えていますが、これがまた非常に濃厚で風味ある卵でした。ベースはチキンブイヨンだそうで、味に深みがあり、本気でおいしかった(*_*)(*_*)☆☆☆

●モリーユ茸入りでした。味、香り、色み、食感、申し分なしでした☆☆☆

●牛タンのブルゴーニュ仕立て、京大根と蕪の煮込み スプラウトサラダ
本当にブルゴーニュワインだけで煮込んだものということです。ブイヨンなどは使わず。スプラウトが軽やかさを添えています。大根と蕪に、味がすごくちゃんと入っているのも感じ入りました。じんわりじわじわものすごくおいしかった\(^o^)/\(^o^)/

●デセールは、ゆっくり焼き上げたチーズケーキとのこと。デフォルトではこれです。ミント風味のベリーに、ラズベリーソルベと。色はとてもきれいです。
でもわたしはベリー系のデセールってほんとーーーに好きじゃない。知らずにこういうのが出てきたら心底がっくりきます。(ごめん。ベリー自体はすごく好きなんですが。)

●「わたしの分を、できれば茶色系の仕上げに変更お願いします。キャラメルでもカフェ味でも炊いたりんごでも何でもいいですが、ショコラならものすごくわたし喜びます」とお伝えしたら・・・ちゃんとショコラで仕上げてくださいました。ショコラのグラス(アイスクリーム)と、ショコラのムース。ものすごくわたし喜びました。チーズケーキじたいもしっとりいい香りで美味でした。

●食後の飲み物として、初めてロンネフェルト紅茶というのを飲みました。ドイツのすごい紅茶・・・ネットで見てみて初めて知りました。

●いただいたのは以上のお昼コースでした。メニュー内容があらかじめよくわかったので、デセールの一部変更などお願いできたのでした。しんそこ満足なデジュネでした。
昼はもう1コースあり、3800円のがこちらです。↓↓↓
●以下は夜コースです。


●他にアラカルトもいくつかありました。次はアラカルトでいただこうと思います。
今回いただいたものは美麗で美味、才気が感じられる料理で、他も食べたいと期待させるお皿の連続でした。
メニューを見ていると、今回のタイ風の料理だけでなく、フランス料理に、少しエグゾティックな香味が加わった料理という感じがします。中華エッセンスやインド料理のエスプリを加えてある感じ。楽しみにまた伺います。
*****************
★この他にレストランとしてはお寿司の「鮨 和魂」さんというお店が入っています。その他、いわゆる和食はありません。
「鮨 和魂」さん、美しい檜の1枚カウンターで10席のお店です。カウンターではお客さまがいらして写真が撮れずでしたがきれいなお部屋、さらに自然光の入る6席の個室(写真)、もうひとつ4席の個室もありました。
昼18000円と23000円(税サ(13%)別途)。
夜は23000円のみ。
**********************************
フォーシーズンズホテル京都 「ブラッスリー」
電話 075-541-8288
〒605-0932
京都市東山区妙法院前側町445-3
(フォーシーズンズホテル京都 1階)
06:30~10:30LO(宿泊客のみ)、
11:30~14:30LO、17:30~22:00LO
150席 室内全席禁煙
要予約
2016年10月15日開店
★2016年/2017年の年末年始も、普段と変わらぬ通常営業ということです。
特にお正月メニューを設けたりもしないということです。
**********************************
*****************
本サイトは2016年5月8日にオープン。
以前のサイト(10年分・4285記事)は
「関谷江里の京都暮らし」 へ。
*****************









■ 先付 車海老と湯葉のすり流(宮澤さん)
■ 前菜 ●焼胡麻豆腐/●蛤と一寸豆/●叩き蕨と蒸鮑(以上3品、宮澤さん)
■ 御椀 とり貝、金時草、木の芽(宮澤さん)
■ 造里 鱧おとし、鰹、彩り野菜のクリュディテ(三浦さん)
■ 凌ぎ 唐墨飯蒸(宮澤さん)
■ 焼物 鱸(すずき)塩焼、谷中生姜天婦羅 古代米の蓼酢(宮澤さん)
■ 温物 油目、賀茂茄子煮おろし、万願寺唐辛子 抹茶ソース(三浦さん)
■ 食事 握り鮨 鮪、鯛、鰆の棒寿司 がり(宮澤さんと射場智紗紀さんなど寿司チーム)
■ 止椀 赤出汁、茗荷
■ デザート 「黒龍」酒粕ブランマンジェ、酒粕ケーキ、黒糖のシャンティ、マンゴー、ブルーベリー(三浦さん)
■ 食べながら思い出したことは、本日5月25日、お寿司コーナー料理長で大変な人気だった井上修一さんが不慮の事故で亡くなってちょうど1年ということです。あの美麗なお寿司を作る技、あの人懐こい笑顔、あのみなぎるやる気が失われてしまったとは、あまりに惜しいと今も思います。
■ 三浦雅彦さん、宮澤政人さんお疲れさま、ありがとうございました。
■ 鉄板と天ぷらコーナーは平常営業をされていて、それ以外の「水暉」の客席が全部このコラボのためのスペースとなりました。50名以上のご参加とのことで、大盛況でした。
■ カウンターに並んだ三浦さん、宮澤さん、お寿司の射場智紗紀さんもいらっしゃいますねー(^o^)(^o^) ゴージャスな顔ぶれです。
■ わたしが座らせていただいた席は・・・申し合わせて申し込んだわけではないのに、自然にクラブエリーのメンバーが集まることになり、さらに初めてお目にかかるMさんも加わって、ほんと気楽で陽気な夕食となりました。感謝たくさんです<(_ _)><(_ _)>
■ をを、これはあけ~~~み、コンシエルジュの小山明美ではないの。会いに来てくれた態度はなかなかよいが(笑)、「
■ 見事なお料理、実においしいすばらしいと思いながらいただきました。お料理は明日アップいたします。
■ これです。