■ 全国100万人の読者の皆さま、初めて伺った和食店ご紹介のエリーでございます。
御薗橋からほど近くに6月24日開店した「にしむらや」さん。祇園にあった、丹波ワインの「丹くろ」さんなどにつとめられた、西村泰彦さんの独立店です。
(以前NHK文化センター講座でお邪魔してお世話になりました<(_ _)>)
いわゆる割烹然とした和食店ではありません。西村さんも白衣ではないの。カウンター8席と小上がり6席でごくカジュアルな雰囲気なのだけど、お料理はばっちりおいしい。
このお店開店の前は、2年半ほど嵐山の「翠嵐」さんで(フランス料理の)松勢良夫さんと一緒に仕事されています。盛り付けやオリーヴオイル使いなど、ところどころ、確かに松勢さんを思い出させます。以下、8000円(+税)のおまかせコースです。

●うにといちじく、編んであるのはささげ。


●鱧、本マグロスモーク、金目鯛。オリーヴオイル、塩

●土瓶蒸し

●かますの焼物ですが、煎りだしひたひた仕上げです。とてもおいしい。

●冷製たき合わせ。冬瓜、ずいき、おくら。冷たい海老あんかけ。

●蓮蒸し、中に明石の鯛。

●トマトうどん。さんま、からすみ。


●とうもろこしと貝柱のご飯、赤だし、ちりめん山椒としば漬け。

●くずきり

●抹茶ソーダで締め。しゅわしゅわでいい香りでした。

●「コースのみです」と明記されていますが、実際は一品料理多数。下の通り。開店後3日目くらいからアラカルトも始められたのだそうです。調理は全部おひとりですが、最新機器を備えた厨房もチラ見えして、今風でいいな♪ と思うのでした(^o^)(^o^)/

●(お客さまがいらしたので写真写せずでしたが)入るとまずカウンターがあり、奥にこんな小上がり。入り口で靴を脱いで上るお店です。靴を脱ぐ・脱がないは外国人連れなどには特に、好みが分かれると思います。わたし自身は靴のまま入れる方が好きです。料亭は別として。これは好みです。靴を脱ぐ方が落ち着くという方もいらっしゃいます。ごめん<(_ _)>

●ビルの地下1階のお店です。
*****************
「にしむらや」
電話 075-493-8377
〒603-8408
京都市北区大宮北椿原町45 高山ビル B1F
18:00~21:30LO・22:00閉店
月曜休み
カウンター8席、小上がり6席
★★靴を脱いで上るお店です★★
全席禁煙
要予約
2017年6月24日開店
*****************
*****************
★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は
「関谷江里の京都暮らし」 へ。
★クラブエリーについては
*****************
●メインのお部屋ともうひと部屋にもみっちり入って、お世話になりました。

●皆さんすべてのお料理をぺろりと召し上がってくださいました。すばらしい\(^o^)/

●木山義朗さん、今回も本当によくやってくださいました<(_ _)>
●マンションの一角に異空間という感じの粋な和食店です。本当に価値ある「木山」さんです。






















●肩の痛みがずいぶん軽減したお祝いに、ブルゴーニュの白ワインを1杯、しゃーと飲みました。



●皆さんに会えてうれしかったー、笑い通しでした。(^o^)(^o^)/
●右が三枝健次さん、左が仲原紀幸さん。いいコンビです(^o^)















■ 今月発売の
●先付 その1
●先付 その2
●煮物椀
●向付
●炊き合わせ
●焼き物
●八寸
●寿司
●飯
●水物
●すべてのお皿、大人の余裕があって、かんぺきだったと思います。昼ながら夜のコースを作っていただき、味にうるさい皆さんに喜んでいただけました。














































●すっきり美しいカウンターのお店です。

●同時に食前酒をひと口いただきます。
●鱧の豊年揚げ、管ごぼうのお椀


●えんどう豆のすり流し、湯葉、北海道のうにと修学院のおくら
●鮎の一夜干し焼き 修学院の万願寺とうがらし土佐焼き
●修学院の賀茂茄子揚げだし、業平いんげん、車海老、粟麩
●ご飯をプレゼンするご主人の八木一真さん。
●もち米混ぜ込んだ炊き込みご飯、鱧とごぼう
●香の物 薄切り大根に胡麻と柑橘で香味をつけたのととろっとした海苔、とりわけおいし。
●止椀は八丁味噌仕立て、中にずいきと水菜の葉
●デセールはライチの香りのブランマンジェ
●ゴールデンキウイと桃のコンポート、チェリーのコンフィチュール
●多彩な素材を使ったお手間入りのコースをご主人の八木一真さんおひとりでされています。