■「瓢亭」で、茶懐石にワインとお碗の会

■ 全国100万人の読者の皆さま、先頃出かけたイヴェント報告でございます。

11月上旬に行われた、ニュージーランドの「シャトーワイマラマ」さんのワインを、真葛焼さんのお碗とリーデルさんのグラスにそれぞれ注いで飲み較べながら、「瓢亭」さんのお料理を楽しむという贅沢な会でした。

●岡崎の「瓢亭」さん、ご無沙汰ごめんなさい、久しぶりに伺いました<(_ _)>

この外観写真はウエブサイトから使わせていただいています。
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●「シャトーワイマラマ」さんはニュージーランドのワインブランドで、オーナーは日本人。

「ワイマラマ」とはニュージーランドの先住民の言葉で、水面に映る月光を意味しているとのこと。

飲ませていただいたのはこんなワインです。
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●Minagawa Reserve Selection 2016
●SSS 2009
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●Minagawa Reserve Selection 2016
(写真は2009年です)

●SSS 2009

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真葛焼  宮川香齋さんの、三昧碗(さんまいわん)です。(ちなみに三昧碗を考案されたのは香齋さんの後嗣である宮川真一さんです。)
今回はこれで「ワイマラマ」さんのワインを味わおうという会でした。

華麗な京焼のイメージがある真葛焼さんですが、お抹茶以外さまざまなものに合わせられるこんなお碗も作られていて、風情がよいだけではなく手になじみがよいのもまた素敵でした。

そもそもは、シドニーで「Tetsuya’s」の和久田哲也さんと出会い、哲也さんとの交流の中でこの三昧碗の着想を得られたということ。お茶が飲めて日本酒もワインも飲める、さらに料理も盛れる器としてこれを作られたのだと。

三昧碗は多彩に文様、絵柄があるのもまた楽しいことです。

今回は「ワイマラマ」のために作られた三昧碗も披露されたのでした。

いただいた写真を貼り付けます。

●交趾笹の絵三昧碗

●染付縞文三昧碗

●染付梅の絵三昧碗

●さて、「瓢亭」さんの広間で開催された会の現場です。京都 真葛焼 宮川真一さん(和服の方)。当代 宮川香齋さんの後嗣さんでいらっしゃいます。

そして ワイマラマジャパンの大岩由紀夫さんです。

●こんな感じで真葛焼の三昧碗に「ワイマラマ」のワインが注がれたのでした。

●「瓢亭」さんのお料理も同時にスタートしました。

●上品な先付と向付です。さすがに鯛が、実においしかったです。

●「ワイマラマ」のワインの他に最初にウエルカムシャンパーニュも供されたのでした。

●同じワインでも、グラスとお碗では香りの立ち上り方や、口当たりが違うのでした。

Minagawa Reserve Selection 2016、SSS 2009、いずれも濃厚でしっかり美味、お料理のおいしさを引き立てました。
同時にすっぽんだしや蟹あんなどは、明らかにお料理がワインのおいしさを引き立てているとも思いました。

つまり、非常によい調和だったのです。

●ちなみにワインをお碗で飲む参加者のひとり(^o^)(^o^)
「よいお点前でした」と。(^o^)(^o^)
お碗で飲むと、ワインながら、どうしても自然に「お抹茶飲み」になっちゃうのです。わたしも回して正面はずして飲みそうになりました。

●この方、ワインですぐに顔赤くなり、そして陽気になられます\(^o^)/\(^o^)/

●コースの初めから最後まで、器も華やかで、おいしくいただきました<(_ _)>

とりわけすっぽんだしのお椀が圧倒的に美味、

海老芋餅粉揚げの蟹あんかけも風味絶佳と感じ入りました<(_ _)><(_ _)>
●配られた献立です。

●今や「瓢亭」15代当主、代表取締役社長になっていらっしゃる髙橋義弘さんです。

鯛だしのラーメンもたいそう話題になりました(^o^)

●父上の髙橋英一さんもとてもお元気そうで、ご無沙汰のお詫びをいたしました<(_ _)><(_ _)>

●こんな感じの、真葛焼の三昧碗とワイマラマのワインと和食のコラボレーションは、今後シンガポールやパリで展開されたいということ。きっと日本贔屓の外国人に受けるんじゃないかと思いました。
なごやかなよい会でした。楽しい方々に会えました。
ありがとうございました<(_ _)>

開催のためにご尽力くださいました 京都 真葛焼・宮川真一さん、ワイマラマジャパン・大岩由紀夫さん、リーデル・白水 健さん、ENZO・田中秀宗さん、そしてTHE KYOTOの各務 亮さん、ありがとうございました<(_ _)>

お目にかかれた皆さんにも御礼申し上げます<(_ _)>

●Kindle版出ていました\(^o^)/

京都・瓢亭 四季の日本料理

髙橋英一 髙橋義弘 NHK出版 2014年

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関谷江里