■「カフェ・ヴェルディ」の京都造形芸術大学店

■ 全国100万人の読者の皆さま、すてきな新店お知らせのエリーでございます。下鴨本通にある自家焙煎の名店「カフェ・ヴェルディ」さんの新店が、北白川、京都造形芸術大学の中に明日10日オープンします。

新しいお店の名前は、

Verdi Le café Artisanal (ヴェルディ・ル・カフェ・アルティザナル)

ヴェルディ 京都造形芸大店

といいます。ウエブサイトこちら

Caffè Verdi 、本店のイタリア語の表記から、今回はフランス語の店名で、それだけでもわたしはうれしいです。笑

■ 先日7日に行われた内覧会で、中を見せていただきました。

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●9月7日午後、15時半頃です。残暑ぶり返しの非常にあたたか~な中、とても洛中からチャリではたどりつけず、東大路一条あたりからタクシーに乗りました。

京都造形芸術大学の正面大階段から向かって右、まるで大学をくり抜いて作ったかのようなスペースがありまして・・・

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●これですね、「カフェ・ヴェルディ」のロゴがありましたー!

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●美しいファサードです。水辺のテラス、大きなガラス窓・・・自然光もたくさん入りますね。

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●「瓜生山」、うりうやまのこの入り口から入るとすぐにカフェのエントランスがあります。

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●広々~としています。

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●外から見えるよりずっと奥行きがあり、なんと50席とのこと。(もっとありそうに見えましたけれど。)木の質感に、銅板やら、品のいいブルーのクッションやらで、とても調和のいい色使いのお店です。少し低めの椅子、普通の椅子、ソファ式の椅子、ベンチシートとあって、これは楽しいわ☆☆☆ どこに座っても居心地よくて、ついつい長居をしてしまいそうです。

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●さらに楽しいのはこれです。窓際の4テーブルの壁側に、ロッキングチェアが4脚! これは皆さん一度は座りたいと思います。しばらくは奪い合い?

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●焙煎機の前に、セミナーも受けられるコーナーが作られています。淹れ方指導もしていただけるわけです。

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●焙煎機がまたきれい。シックな黒です。

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●ハンドピックされ、焙煎された豆の瓶が整然と並ぶのは本店と同様ですが、瓶が大きいわ~。
そしてこのお店では、機械によるドリップコーヒーと、ハンドドリップコーヒーから、選んで注文できるようになっています。

Sサイズで420円、レギュラーサイズで500円。ハンドドリップだと豆を選ぶこともできて、600円です。

造形芸大の学生さんは、学生証提示で100円引きにしてくださるのだそうです。優しい心遣いですね。

さらによく見ると、ビールやワインなどアルコール類もありました。カフェの、オレンジリキュール入りなんていうおしゃれなのもありましたよーん♪

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●をを、店主さんがいらっしゃいました。

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●続木義也さん、本店の「カフェ・ヴェルディ」を2003年8月に開店。13年後にこんなに大きな展開をされました。ほんとすごいです<(_ _)><(_ _)>img_2631-jpga

●さて、カフェをいただいてみました。マシンで抽出したカフェ・・・これ十分においしいです。香りも深みも申し分ないと思います。

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●ちなみにこれらのカップは販売もされるそうです。なみなみとカフェを注いで、ミルクもざばーっと入れられますね☆☆☆

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●そして、こちらはハンドドリップ。深煎りが好きなわたしに、これは「インディア」だそうです。カップも4柄ある中から、これは深煎り専用とのこと。
で、ひと口飲んでみたら・・・やっぱり違うわ!!! 機械淹れカフェも、十分においしいと思いましたが、やっぱりこちらの方がより味が深いです。きゅっと一段深みがあっておいしさが上。明らかに上。知ってしまったら戻れない香りと味。

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●フードメニューも充実で、タルティーヌやスパゲッティも魅力的でしたが、ぬぬ、左下に見ゆるは、カレーではないの。

鹿肉のキーマカレー 1200円

店主オリジナルレシピによる、インド風カレー。

インドの香り米 バスマティライスでどうぞ。

だって。( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)

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●「喫茶店カレーですよ」って店主さんはおっしゃいましたが、どこが喫茶店カレーですか? 本格的にバスマティ米使った、「きっさてんカレー」聞いたことないわ(^o^)(^o^)/

(写真のカレーは普通に提供される標準量よりずっと少なく盛っていただいています。)

img_2638-jpgc●ぬおー\(^o^)/\(^o^)/ 挽肉みっちり、野菜の甘みも感じさせ、もちろん豊かなスパイス香に満ちています。かと言って辛すぎず食べやすい。

ただの喫茶店カレーであるはずはありません・・・

店主さんには、「カレーの海で泳ぎたい」(マリア書房)という著書まであるのです。

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●居心地がよかった上、知り合いSさんに会えたこともあって、結構ゆっくりお邪魔してしまいました<(_ _)><(_ _)> 少し暑さがやわらいだ夕刻、おいとましてきました。皆さんぜひ、カフェはもちろん、カレーもタルティーヌやパスタも召し上がってください。激しくおすすめです。あ、いただかなかったけれど、パティスリも見えていました。

ここの学生だったら、近くに住んでいたら、これは本当にうれしいお店のオープンだなあと思いつつおいとましてきました。

ヴェルディ 京都造形芸大店
10日、11日、12日は10:00~20:00LO・21:00閉店、

その後は、8:30~20:00LO・21:00閉店。

追記: 営業時間は変更されています。

8:30~18:30LO・19:00閉店

これが2019年8月現在の最新です。

火曜休み

定休日以外も休みの日や、営業時間変更の日があるので、ウエブサイトで確認を。

2016年9月10日土曜日(大安)開店

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本サイトは2016年5月8日にオープン。
それ以前の10年間の記録(4285記事)は

関谷江里の京都暮らし」 へ。

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■「寺町 西むら」の昼のお弁当(追記あり)

■ 全国100万人の読者の皆さま、新しいお店に行って、おいしかった楽しかったでご機嫌エリーでございます。

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■ 寺町通二条下ル東側、「プーゼ」の斜め前の「寺町 西むら」さんでお昼の二段のお弁当をいただきました。

昨年末で閉店された「うをすえ」さんに15年勤められ、独立された西村泰典さんのお店です。「うをすえ」さんのエスプリそのままに、お昼のお弁当を提供しているのです。

胡麻豆腐、茶碗蒸し、赤だしがついて1600円(+税で1728円)。お昼限定20食です。

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■ 内容は以前よりずっとアップグレードされていました。お弁当の取肴は11~12種類。おいしかったー\(^o^)/

仕入れによって中身は変わりますが、この日は、だし巻き、ずいきとお揚げ、さわらの味噌漬け、いわしの炊いたの、高野豆腐、小芋、椎茸、永源寺こんにゃく(下にあります)、昆布巻き、あさり、紅葉麩。お造りは2種類で、よこわとかんぱち。

■ 茶碗蒸しの具材は、穴子、海老、百合根、銀杏、三つ葉、きくらげ。

IMG_2144.jpga■ お弁当箱も受け継がれていました。移転後も縁に恵まれて(店主さんのご人徳ですね)、少しずつお店がいい感じで回り出した様子を伺いました。寺町通で市役所もすぐ近く、いわゆる御所南エリア、とてもいい場所で始められたと思います。

■ このお弁当、ごく気軽ながら、和食のお昼をいただいた~と満足できて、おすすめです☆☆☆
カウンターとテーブル席とあり、全席禁煙です。\(^o^)/\(^o^)/
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「寺町 西むら」

電話 075-254-8154

京都市中京区寺町通榎木町98-9

(寺町通二条下ル東側)

11:30~13:30LO・14:00閉店、17:00~20:30LO・22:00閉店

不定休
カウンターとテーブル、全席禁煙
2016年6月5日開店
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以下追記です。

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●ちなみに、2014年11月19日にいただいた「うをすえ」さんのお昼のお弁当の写真です。旧サイトで未アップでした。

IMG_4941●これを見ると、今の「寺町 西むら」さんのお弁当がだいぶアップグレードされていることが、確かに一目瞭然だなーと思ったのでした。

茶碗蒸しの内容も違いました。

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関谷江里

■「アル ソニャトーレ」でプランツォ

■ 全国100万人の読者の皆さま、今日はデジュネでなくプランツォです。イタリア料理店でお昼をいただいたエリーでございます。6月29日オープン、富小路通錦下ルの「アル ソニャトーレ」さんへ。

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●富小路通、錦と四条の間の西側です。以前「本家 尾張屋」さんがあったところです。赤い枠組みの外観、テントは黄色でものすごくわかりやすいです。テラスもあります。

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●お昼のセット1500円。前菜+パスタ+食後の飲み物です。オプションでお料理もいただけます。

まずこれが前菜。おいしかったのです☆☆☆ とりわけ上の丸いのふたつが。

●海老がのっているのが、カッポン・マーグロ cappon magro、リーグリア洲の海の幸のサラダということで、海老、いか、帆立、下にじゃがいも。スナップえんどうとブロッコリ。ソースはサルサヴェルデ。

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●これが、ズッキーニのフリットで、中にサルシッチャやモッツァレラ入り。塩気ほどよくサクサク、中しっとりみっちり。おいし(^o^)(^o^)☆☆☆

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●パスタは10種類ほどから選べます。これは海老とドライトマトのラグーのスパゲッティ。モッリーカ(味付きパン粉)がかけられています。

パスタ70g、十分な量です。茹で方は少し柔らかめです。

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●オプションのお料理も10種類くらいあり、これは牛フィレ肉のソテ、ゴルゴンゾーラソース 1200円です。

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●加減よく火が入って、しっとりした肉質を楽しめました。ゴルゴンゾーラソースは、それはおいしいわなあ♪♪という感じ。肉も野菜もからめて、きれいにいただきました。

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●食後のカフェにエスプレッソ、お願いして冷たい牛乳添えていただきました。

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●シェフの那須嵩之さん、感じのいい方でした。「カーサビアンカ」の那須さんのご長男です。ここならではの自由なメニューと、「カーサビアンカ」のエスプリを引き継いだメニュー両方をやっていきたいということ。もともと料理の世界に入ることに抵抗していて、違う分野の勉強をされた時期もあったのだそうです。

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●赤い枠やドアの外観に、中もカウンターの椅子が赤でした。

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●テーブル席はこんな感じです。色彩作家の内藤麻美子さんのコーディネートで、店内のいろいろな色が決められたそうです。

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アル ソニャトーレ電話 075-231-1956

京都市中京区富小路通錦小路下ル西側
11:30~14:30LO、17:30~22:00LO

水曜休み、祝日の場合は営業、翌木曜休み

全席禁煙
2016年6月29日開店

★2016/2017年の年末年始は、

12月31日の昼まで営業、1月1日休み、1月2日より通常営業。
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関谷江里

■「バスティーユ キチネッテ」のデジュネ

■ 全国100万人の読者の皆さま、カレー騒ぎが一段落して、すてきなデジュネ探しに方向転換したエリーでございます。新店で行けてないところたくさんで、だんだんに伺います。

■ 先日アルファステーションが終わってその足で向かったのが「バスティーユ キチネッテ」。8月10日、「カフェ バスティーユ」から、お料理の店として再オープンされました。

終日営業ではなく、昼時間、アイドルタイムがあり、夜時間となりました。(日曜は通し営業されるとのこと)。

IMG_1925.jpga■ 店内はこんな。入り口の部分に少しだけレイアウト変更がありますが、「カフェ バスティーユ」の頃から大きく雰囲気が変わってはいません。

内容的には「ちょっと健康を意識した」メニューにされるということで、でも完全に野菜ばっかりとかbioばっかりっていうのではなくて、肉は肉でしっかりいただけるのだと。いいではないの♪

IMG_1920.jpga■ デジュネは税込み 2100円で2種類。前菜いろいろプレートに自家製野菜フォカッチャ、メイン料理かパスタを選んで、その日のデセールにカフェがつくという構成。

デジュネの、メイン料理の方を選択しました。
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●前菜いろいろプレート。じゃがいものフォカッチャ、パテカンパーニュ、赤いラムカンにピクルス、グラスにきゅうりのスープ(上にだしのジュレ)、手前にキヌアのサラダ、かぼちゃ、生ハム。

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●メイン料理が若鶏のソテ、フレッシュトマト、塩麹ソース。

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●鶏肉の下に、ズッキーニや茄子やパプリカなど、こんなに野菜たっぷりです。

IMG_1942.jpga●デセールに、ショコラものはないかと尋ねたらラッキーにありました。マルキーズ・オ・ショコラ☆☆☆ 

わたしにとっては、シンプルで、理想的なショコラのデセールでした。

以上にカフェがついて、デジュネのセットでした。

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IMG_1935.jpga■ ちなみに、平日限定、税込み 1200円で、上のようなデジュネもあります。これに野菜フォカッチャ、小さいデセールとカフェがつくということです。
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●持ち帰り料理もありました。オッソブッコや、

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●鴨のコンフィ、他にパテ、ピクルス、サラダ、ヴィネグレットソースなどの持ち帰りが用意されていました。

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●スフォリアテッレの持ち帰り、250円。おやつに1個いただいてきました。中に、リコッタチーズベースのカスタードクリーム、オレンジピール入り。外側サクサクサク、中はクリームすごくたっぷりで満足感がありました。

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「バスティーユ キチネッテ」 電話 075-222-1228
京都市中京区油屋町94
(京都市中京区柳馬場通三条上ル東側)

12:00~14:30LO、18:00~21:30LO
日曜は12:00~21:00LO
月曜、火曜休み(祝日の場合は営業)
全席禁煙

2016年8月10日開店
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■ 初訪問、割烹「実伶(みれい)」

■ 全国100万人の読者の皆さま、新しいお店に伺い、とてもよかったのでテンションが上がったエリーでございます。

竹屋町通室町東入ル南側の「実伶(みれい)」さん。
新店といってもオープンは5月8日で、すでに3か月になろうというお店。気になりながら、やっとこさ伺いました<(_ _)><(_ _)>

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●きれいな青いのれんですぐにわかります。いわゆる御所南エリア、いいお店がいろいろできている界隈です。
以下初めてなのでコースでいただくことにしました。夜のコースは8000円(+税で8640円)。そもそも一品料理の品揃え充実のお店ですから、「今月のコース」みたいに固定したものではなく、希望を伝えれば柔軟に対応してくださいます。

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●先附に、鱧と夏野菜、琥珀のジュレ。上に叩きおくら。中の野菜は、とうもろこし、マイクロトマト、枝豆。彩りもきれいです。爽やかな食事の始まりで、いい感じです。

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●お椀は新銀杏のすり流し。甘鯛、焼茄子。甘鯛に旨みたっぷり、焼茄子はいい香りでとろりんと柔らか。新銀杏の吸い地もすごーく美味。うっとりいただきました。

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●お造りが、ぽん酢、塩、醤油と共に供されました。

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●剣先いか、明石の鯛、鳥取のすまかつお。どれも加減がいいです。食べやすくて、おいしい。
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●焼物でのどぐろ。この脂ののり具合どうよと旨みに圧倒されながらいただきました。上にかかっているのはすごいコントラストで、爽やかな酸味の柳酢(土佐酢に、すりおろしたきゅうり)です。

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●牛肉もお願いしました。丹後の牛肉のラムシン。焼き加減よく香りよく、口当たりなめらか。これは2名分です。一瞬かニ瞬でいただきました。

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●いちじく、トマトのレモン煮、北海道のうに。土佐酢ジュレに、デラウエア入り。酸味と甘みが鮮烈でした。すっごく粋な味でした。

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●白ずいきのあんかけ。中に鱧と冬瓜。

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●白ずいきのまっ白が目に心地よく、だしの効いたあんがとろりんとからんで、これはおいしいわ(T_T)(T_T)

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●厨房はこんな。全見せのオープンキッチンです。店主さん(手前)と、奥に二番手の押川紘一郎さん。そして奥さまの純恵(すみえ)さんが接客担当です。

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●店主の中尾雄三さんです。立派な店主ながら、まだまだかわいらしい感じがあって、これは愛されますねー、1983年7月生まれの33歳だって。若い! 人生これからだー(^o^)(^o^)/

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●炊きたてをプレゼン、鯛と松茸のご飯です。

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●ほんの少しいただいて、おいしーい(^o^)(^o^)と叫び、残りはおにぎりにしてくださったのを持ち帰りました。冷めてもおいしかったのです。

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●ご飯と共に供された、香の物と味噌汁。

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●食後のフルーツとソルベ。ほうじ茶ソルベに黒蜜、手前は桃のソルベ。

コースは以上でした。すごい充実、すごい満足感。どれも完璧に美味と思いながらいただきました。

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●しかし一品料理もこんなにあります。さすが「祇園おかだ」さんの出だけあります♪ 次回は一品のあれこれをいただきに伺います。

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●横目のあけ~み=小山明美、ザ・リッツ・カールトン京都などのコンシエルジュです。今や長い友人・・・食べるスピードが同じで(これ大事)、なんか妙に気が合います。でもあけ~みの方があらゆる意味でぶっ飛んでいるからね。(わたしはごくふつうです。)

●「実伶」さん、早く来るべきでしたー、あけ~みと行こう行こうとずっと言いながら、そもそもお互いの予定がこのひと月以上全く合わなかったし。

■ 「実伶」の店名は・・・「実」は実りですね、食材とも言えます。「伶」は、音楽を奏でる人という意味があるので、食材で美しい音楽を奏でようということだとか。さらに、フランスの画家ミレーが好きで、ミレイという名前にしたのだとか。中尾雄三さんは絵が好きなのだそうです。

■ ジャズが流れていました。若々しい雰囲気で、おいしくて、ほんとよかったです☆☆☆ 一品のお客さまが次々いらっしゃいました。ワインをあれこれ選んで飲んでいる方も。すでに人生に組み込まれたお店になっているのだろうなあと思いました。わたしも近々また伺います。
IMG_0930.jpga■ ちなみにこれが半個室です。4席、詰めたら6席。

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「実伶」みれい
電話 075-251-2007
京都市中京区竹屋町通室町東入ル南側
12:00~13:30、17:00~22:00LO
水曜休み
カウンター8席、個室4席 全席禁煙
2016年5月8日開店

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本サイトは2016年5月8日オープンしました。
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■「和久傳」の新しいお店、「丹 tan」

■ 全国100万人の読者の皆さま、すてきな新店を訪れてご機嫌のエリーでございます。

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●「丹 tan」という和久傳さんの新しいお店、本日オープンハウスで見せていただきました。

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●東山三条、さらさらと流れる白川に面したすてきなお店です。お祝いの胡蝶蘭で華やかです。

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●「丹 tan」は和久傳発祥の丹後の丹、そして、「丹」という字が持つ真心の意味も込めているとのことです。

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●1階は「小さな台所」で、半オープンキッチンで10席の大テーブルと2席テーブルが2卓、

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●2階は数名用の大テーブルとカウンター席。このカウンター席が、柳が揺れる白川を眺められて気持ちいいです。

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●2階のカウンターは6席です。
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●店長はこの人です(^o^)/

IMG_0526.jpgb●京都和久傳や室町和久傳で見覚えがありますねー、
やっちゃんこと北嶋靖憲さんです。こんなカジュアルでかわいいエプロンで仕事するんだって(^o^)(^o^)
●なんと朝昼晩の営業ということ。朝と昼は来週26日(火)から営業、夜は9月中旬から営業予定ということです。楽しみですね☆☆☆

★追記:7月29日(金)、日本時間で起きて(笑)、8時からの朝食をいただきに伺いました。ご飯とパンの選択があり、パンをいただいてみました。山椒バターがさすがの粋な味でした。

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●ご飯かパンを選べます。

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●かつおだしと、梅干し。

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●パンは「花かごパン」のバゲットクラシックとフォカッチャ、もう1軒別のパン屋さんのものです。合わせた山椒バターがいい香りでとても好きでした。
ご飯を選択すると、味噌汁と共に供されます。
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●夏かぶらのすり流し

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●野菜がいろいろ摂れてすてきです。

IMG_0834●汲み上げ湯葉の揚げだし。ヘルシーな朝食でした。
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「丹 tan」
電話 075-533-7744
京都市東山区五軒町106-13
(白川沿い、三条下ル東側)
●朝食 8:00~9:30LO 2000円~
●昼食 12:00~14:00LO 3000円~
●夕食 18:00~21:30LO 5000円~
月曜休み(祝日の場合は営業、翌火曜休み)

2016年7月23日開店

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■ 京田辺の「モーネ」へ

■ 全国100万人の読者の皆さま、今年の4月9日にオープンした「モーネ」さんに伺ったエリーでございます。

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■ オープンするなり人気で、なかなか予約が取れない「mane モーネ」さんです。(maneのaは、上に丸がついた文字です。måne ←機種によって文字化けするかもしれませんが、これです。)場所は京田辺。なんだかすごーーーく遠い気がするけれど、車で連れて行ってもらったら30分、実は京都駅八条口からも松井山手行き直通バスもあって(そういえば以前乗ったことがあった)、そんなに遠くはなかったのでした。

■ でも遠いとか近いとか、そういう問題ではありません、「モーネ」さん、わざわざ出かける価値があります!
お手間のかかったきれいな料理、野菜たっぷり、コースのバランスもよく、とてもおいしかったのです☆☆☆ 最後のカフェまで完璧においしいと思っていただきました。その場で取材をお願いしてきました。
■ 店主の河村昭多さんは名店で修業されていて、「よねむら」さん10年、「イル ギオットーネ」さんに5年。イタリアのトスカーナ州のリストランテにも1年いらしたそうです。今のお店をオープンされたのが今年の4月9日。この地を選んだのはご実家の近くに出したかったからということでした。京田辺は野菜に恵まれているそうですが、それを最大限使いつつ、中央市場にも仕入れに週に3度は行かれるということでした。偉いです<(_ _)><(_ _)>
■ 昼は3500円と5000円、夜は5000円と8000円(いずれも税込み)。

カウンター6席、テーブル14席、すっきりきれいなお店でした。
■ 以下、昼の5000円のコースをカウンターでいただきました。とても満足感がありました。
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●京田辺野菜を使ったガスパチョ。じゅんさい入り、モッツァレラ。モッツァレラの泡。

浸け直しているというモッツァレラが、ものすごくなめらかで風味よし。泡はその浸していた水分で作ったということ。

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●右から、小芋フリットにオーストラリアのトリュフ、下に発酵バターとはちみつを合わせたもの/宮崎マンゴーに生ハム、間に鯛の身をかませてあり、上にキャヴィア、下にバジルソース/うに、牛肉カルパチョ、下にもち米焼きリゾット。黒いのは一休寺納豆。

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●よく見えるように・・・焼きリゾットです。組み合わせが楽しい、3つの小さなアミューズでした。味もばちっと決まっていました。

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●地元の野菜、サラダ仕立て。赤い、まぐろが見えている以外はほとんどが野菜で、おくら、水茄子、長芋、瓜。めかぶと海ぶどう。じゃがいもの泡。マスタード酢味噌、だしのジュレ。おくらなどの花の飾り。要素が多いのによく調和して、おいしいな~と感じ入りました。

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●パンも自家製です。

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●あさかぜ胡瓜と、鮎の炭火焼のパスタ、穂紫蘇

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●メイン肉料理は鴨、火の入り方完璧で、鴨の香味を十二分に楽しめました。非常に口当たりよかったです。おいしかった☆☆☆ 万願寺とうがらし炭火焼き、京田辺の茄子の煮浸し、上に焼き茄子ピュレと黒オリーヴを合わせたソース、みょうが、かつお節。

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●雑炊のようなリゾット。とうもろこしと生姜入りリゾットに、鯛のフリット、鯛の骨からとっただし、上に、パリパリに焼いた海苔(ちぎってかける)。

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●ドルチェは、たまご型のもなかに、ヨーグルトのソルベ、手前に桃コンポート、下にミント風味のブランマンジェ。パリパリしたナッツも。

 

IMG_1127.jpga●食後の飲み物は選べます。カフェ、紅茶、抹茶でしたが、この、「ビターチョコレートの香り」というのと「深煎り」という言葉で、迷いなくカフェを選びました。

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●紙ドリップで淹れてくださったカフェですが、これほんとーーーーーにおいしかった☆☆☆ きちんと深煎り、深い味で本当にショコラが香るようでした。なかなか食後のカフェで感動できることはないので、最後にまた印象がよくなりました。薄い、酸味が勝るカフェがはやる(わたしには理解できない)世の中にあって、こういう良識あるカフェを出すお店わたし好きです☆☆☆

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●京田辺の玉露を使った小菓子

■ ほんとよかったです。いろいろの食材を調和よく使って、コース全体すごくよかったなあと思いながら食事を終えることができました。

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●店主の河村昭多さんと、マダムの真智子さん。すごくよく考えて、お店作りをされています。偉いなーって思いながら話を伺いました。

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●山手幹線道路に面したビルの1階です。シンプルシックでセンスのいいお店でした。すでにリピートしている京都や大阪からのお客さまがいらっしゃるということ、よくわかりました。

plan-mane●地図です。JR松井山手駅から徒歩10分くらい。タクシーなら「消防署の斜め前」と言えばいいそうです。
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「måne モーネ」 電話 0774-64-1106
〒610-0352
京都府京田辺市花住坂2-2-25
11:30~13:30LO、18:00~20:00LO 月曜休み
カウンター6席、テーブル14席 全席禁煙
要予約
2016年4月9日開店

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本サイトは10年間の記録であるココログニフティ
関谷江里の京都暮らし」 (4285記事)
から移転・新装したものです。
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■「炭火ステーキ坂井」で、特選牛ステーキ重

■ 全国100万人の読者の皆さま、新店に出かけたエリーでございます。2016年6月9日、三条通室町東入ル南側に開店した「炭火ステーキ坂井 京都三条」です。

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■ お昼のメニューから、国産牛(これは北海道 知床牛)サーロイン100gがみっちりのったお重です。

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■ お昼の特選牛ステーキ重 2800円(税込3024円)です。牛肉は甘みが感じられて、とてもおいしい・・・ブランド牛でなくても、おいしい牛肉ってあるのだとわかります。お椀は味噌汁ではなく吸物です。浮かんでいる生麩は、南瓜の麩でした。サラダたっぷりに、別添えでヴィネグレットソース。

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■ 別添えで香の物。これがまた本当においしかったです。瓢箪の下にごぼうの漬物があり、その右横、炊いた昆布ですが、これが技ありの味でした。

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■ 昼メニューはこんなです。いちばんお手頃なので、1200円(+税)で、次は2300円ですから、気軽な普段使いというよりは、ちょっと贅沢な昼ごはんを楽しみに出かける感じでしょうか。ちなみに夜はコース6800円(+税)~11800円(+税)の3コースの他、アラカルトでの注文ができます。

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■ 他のお客さまが写り込むので中途半端な写し方ですが、カウンターは結構長くて気持ちいいです。13席あります。

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■ 奥にお部屋があります。ゆったり広々としています。こちらで18席。さらに外にテラス席もあるのです。

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■ お店入ったところに、肉のための冷蔵庫があり、見事にプレゼンされています。トレーサビリティも明確にされていました。

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■ この「日向備長炭」使用とのことです。

IMG_7497.jpga■ 店主は鎌田照彦さん、「はふう 御所南店」でお顔を拝見していた方でした。「店の造りも実は「はふう」さんそっくりになってしまって・・・」なんてちょっと気にしていらしたり(笑)。いや、造りは似ていますが、感じが全然違います。鎌田照彦さんは「はふう」さんでは8年修業されて、多くを学んだ、いいお店だったとしきりにおっしゃっていました。
■ 広々ゆったりと過ごせること、使っている肉の出どころがわかっているから安心なこと、焼き加減絶妙で圧倒的に牛肉が旨いこと(夜は小さな七輪で客が好きなように焼いて仕上げる)。オープンしてまだ2週間、いろいろなことをぼちぼちと整えてゆかれるということでした。これから楽しみですね♪

■ 追記:後日、8月に入ってからハヤシライスをいただきました。

img_1195-jpga●牛肉と、くたくたになった玉ねぎがびっちり入っていて、これは旨いわ☆☆☆
img_1191 img_1193●こんな感じで、熱く焼かれた石の上、熱々を保つ鍋入りで供されます。

●いろいろついて1200円(+税)ですから、本当にお値打ちです。

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炭火ステーキ坂井 京都三条

電話 075-221-5129
昼夜営業 
カウンター13席、テーブル18席 全席禁煙
2016年6月9日開店

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■ 京都髙島屋の地下、「京都 中勢以 合」 その2

■ 全国100万人の読者の皆さま、肉食女エリーでございます。「中勢以」さんのデリ部門、京都髙島屋の地下に6月12日オープンされた「京都 中勢以 合」の続きです。その1はこちら
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■ まずはお弁当です。この日選んだのは熟成牛肉焼肉重、1998円です。

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■ 肉がみっちり、付け合せはほうれん草だけというシンプルさがいいです。下にご飯。片手で持てて、たとえば新幹線車内などでも食べやすいと思います。
お弁当は他にも種類がいろいろありました。熟成牛肉 牛そぼろ弁当1188円から、2000円台の焼肉弁当、焼肉弁当の塩味、すき焼き弁当、焼肉重(ご飯が別になった2段構成)、ステーキ弁当 3996円まで10種類ほども揃って、気分と予算に合わせて選べるのがいいです。肉好きへの差し入れにも、間違いなく大喜びされますね。

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■ さらにわたしがすばらしい\(^o^)/\(^o^)/と喜んだのは、このサイズ感覚。髙島屋の紙袋にジャストに納まるようにお弁当箱の幅と奥行きを考えられたということです。空きスペースにはペットボトルが入ると。

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■ こちらは買いやすいお値段の、牛しぐれ煮をはさんだパンのサンドイッチです。熟成牛肉 牛しぐれ煮さんど 454円。

4T8A8460.jpga■ みっちりみっちり醤油生姜味の牛しぐれ煮が挟まれています。これ幸せでした\(^o^)/\(^o^)/ 伺った時はすでに売り切れていましたが、牛しぐれ煮のおにぎりもあるということです。それもたまらなく旨いでしょうね☆☆☆
IMG_7250.jpga■ そして、肉のお惣菜がいろいろあるのです。牛しぐれ煮の、味噌味!! 醤油生姜風味は「月(にくづき)」でもいただいていましたが、味噌味もまた、絶対においしいことでしょう。
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■ こちらは肉じゃが。

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■ 実際にいただいてきたものです。肉じゃが、

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■ 牛しぐれ煮の味噌味、

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■ マッシュポテト、

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■ そしてローストビーフ。これは4段階ほどあります。最高級の100g 6000円のを300g買ったりなんてこと、わたしはできませんけれど(*_*)(*_*)、いちばんお手軽なものでもものすくおいしかったです。舌ざわりなめらか、旨みが強いこと。じわじわぐいぐいおいしさ迫り来るという感じでした。これは肉好きの皆さん、ぜひ召し上がってみてください。

■ いや、お弁当もサンドイッチもお惣菜も、何もかもスペシャルなおいしさでした。これははやると思います。開店に至るまで、すごくよく計画して周到に準備をなさったのだろうなと思いました<(_ _)><(_ _)>

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■ たれや塩、レトルトパックのカレーもありました。これは次また買ってみましょう♪

IMG_7248.jpga■ きわだってきれいで目立つ売り場です。地下の厨房も、従来の厨房スペースとは全く別個に「中勢以」専用に新たに作られたと伺いました。完璧な管理のもとで熟成肉のおいしさを最大限味わえる商品を作ろうという気概が、ひしひし感じられました。皆さんいらしてみてくださいね。大人買いしたくなること間違いなしです。

京都 中勢以 合
京都髙島屋 地下1階 10:00~20:00

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■ 京都髙島屋の地下、「京都 中勢以 合」 その1

■ 全国100万人の読者の皆さま、夜に歯科→京都髙島屋地下1階へ向かったエリーでございます。先日(6月12日)開店した、「中勢以」さんの「合」に伺いました。先日一度告知を出したお店です。牛肉の名店「中勢以」さんの肉を使って「中勢以」さんの料理人が作った、肉弁当やお惣菜を買えるお店です。「京都 中勢以 合

IMG_7258.jpga■ 見覚えのあるお顔ですね(^o^)(^o^)/ 「中勢以 月(にくづき)」さんでもお世話になっています。店長・加藤謙一さん、オープン以来こちらに貼りついていらっしゃるようです。

IMG_7282.jpga■ さすが「中勢以」さん、こんなローストビーフがあって、これは100g 6480円。

IMG_7283.jpga■ ほらね♪ (^o^)(^o^) これを300g、400gと買って行くお客さまもいらっしゃるとか。ローストビーフは4種類あって、食感や味の違いを楽しむことができます。

IMG_7259.jpga■ 贅を尽くしたメニューもあれば、こんな風に買いやすいお値段のものもありました。
他にも至るところ工夫と創意があり、すごい、頭いい、肉のせいだー\(^o^)/\(^o^)/ と興奮したのでした。
まだまだ写真があります。
京都 中勢以 合」さんのお惣菜や肉弁当の内容は明日以降にアップします。 → アップしました。

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