■ 全国100万人の読者の皆さま、新しいお店に伺い、とてもよかったのでテンションが上がったエリーでございます。
竹屋町通室町東入ル南側の「実伶(みれい)」さん。
新店といってもオープンは5月8日で、すでに3か月になろうというお店。気になりながら、やっとこさ伺いました<(_ _)><(_ _)>

●きれいな青いのれんですぐにわかります。いわゆる御所南エリア、いいお店がいろいろできている界隈です。
以下初めてなのでコースでいただくことにしました。夜のコースは8000円(+税で8640円)。そもそも一品料理の品揃え充実のお店ですから、「今月のコース」みたいに固定したものではなく、希望を伝えれば柔軟に対応してくださいます。

●先附に、鱧と夏野菜、琥珀のジュレ。上に叩きおくら。中の野菜は、とうもろこし、マイクロトマト、枝豆。彩りもきれいです。爽やかな食事の始まりで、いい感じです。

●お椀は新銀杏のすり流し。甘鯛、焼茄子。甘鯛に旨みたっぷり、焼茄子はいい香りでとろりんと柔らか。新銀杏の吸い地もすごーく美味。うっとりいただきました。

●お造りが、ぽん酢、塩、醤油と共に供されました。

●剣先いか、明石の鯛、鳥取のすまかつお。どれも加減がいいです。食べやすくて、おいしい。

●焼物でのどぐろ。この脂ののり具合どうよと旨みに圧倒されながらいただきました。上にかかっているのはすごいコントラストで、爽やかな酸味の柳酢(土佐酢に、すりおろしたきゅうり)です。

●牛肉もお願いしました。丹後の牛肉のラムシン。焼き加減よく香りよく、口当たりなめらか。これは2名分です。一瞬かニ瞬でいただきました。

●いちじく、トマトのレモン煮、北海道のうに。土佐酢ジュレに、デラウエア入り。酸味と甘みが鮮烈でした。すっごく粋な味でした。

●白ずいきのあんかけ。中に鱧と冬瓜。

●白ずいきのまっ白が目に心地よく、だしの効いたあんがとろりんとからんで、これはおいしいわ(T_T)(T_T)

●厨房はこんな。全見せのオープンキッチンです。店主さん(手前)と、奥に二番手の押川紘一郎さん。そして妻の純恵(すみえ)さんが接客担当です。

●店主の中尾雄三さんです。立派な店主ながら、まだまだかわいらしい感じがあって、これは愛されますねー、1983年7月生まれの33歳だって。若い! 人生これからだー(^o^)(^o^)/

●炊きたてをプレゼン、鯛と松茸のご飯です。

●ほんの少しいただいて、おいしーい(^o^)(^o^)と叫び、残りはおにぎりにしてくださったのを持ち帰りました。冷めてもおいしかったのです。

●ご飯と共に供された、香の物と味噌汁。

●食後のフルーツとソルベ。ほうじ茶ソルベに黒蜜、手前は桃のソルベ。
コースは以上でした。すごい充実、すごい満足感。どれも完璧に美味と思いながらいただきました。

●しかし一品料理もこんなにあります。さすが「祇園おかだ」さんの出だけあります♪ 次回は一品のあれこれをいただきに伺います。

●横目のあけ~み=小山明美、ザ・リッツ・カールトン京都などのコンシエルジュです。今や長い友人・・・食べるスピードが同じで(これ大事)、なんか妙に気が合います。でもあけ~みの方があらゆる意味でぶっ飛んでいるからね。(わたしはごくふつうです。)
●「実伶」さん、早く来るべきでしたー、あけ~みと行こう行こうとずっと言いながら、そもそもお互いの予定がこのひと月以上全く合わなかったし。
■ 「実伶」の店名は・・・「実」は実りですね、食材とも言えます。「伶」は、音楽を奏でる人という意味があるので、食材で美しい音楽を奏でようということだとか。さらに、フランスの画家ミレーが好きで、ミレイという名前にしたのだとか。中尾雄三さんは絵が好きなのだそうです。
■ ジャズが流れていました。若々しい雰囲気で、おいしくて、ほんとよかったです☆☆☆ 一品のお客さまが次々いらっしゃいました。ワインをあれこれ選んで飲んでいる方も。すでに人生に組み込まれたお店になっているのだろうなあと思いました。わたしも近々また伺います。
■ ちなみにこれが半個室です。4席、詰めたら6席。
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「実伶」みれい
電話 075-251-2007
京都市中京区竹屋町通室町東入ル南側
12:00~13:30、17:00~22:00LO
水曜休み
カウンター8席、個室4席 全席禁煙
2016年5月8日開店
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本サイトは2016年5月8日オープンしました。
それ以前の10年間の記録は
こちらです↓(4285記事)
「関谷江里の京都暮らし」
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●水物 フルーツトマトの蜜煮、丹後メロン、すだちジュレ


■ 店主の古田幸平さん、女将の菜奈美さん、お世話になりました。おかげで好評の2日間でした☆☆☆






●京都和久傳や室町和久傳で見覚えがありますねー、





●汲み上げ湯葉の揚げだし。ヘルシーな朝食でした。












●食後のフルーツは皮を剥いたデラウエアとさくらんぼ。
■ 発売中の





■ いつもの定番の締め。美山平飼い玉子卵黄醤油漬けです。白ご飯+湯葉と美山たまごの醤油漬け。完璧なコースだったと思います。
■ 本日7月11日、クラブエリー美食巡りを「









■ 山岸隆博さん、参加してくださった皆さま、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
■ 夏の献立です。もろ夏。香ばしくて、滋味にあふれ、それでいてさわやか~なコースでした。素材よかった組み合わせよかった流れもよかった\(^o^)/\(^o^)/☆☆☆





●強肴、牛肉です。丹波牛湯引き。紫アスパラガス、万願寺とうがらし。山椒の実。


●香の物、味噌汁も抜かりなくおいしかった☆☆☆













●マスカットに、白ワインのジュレ。和食のコースの最後の甘味は、こういうのがわたしいちばん好きです。落ち着きに向かって、収束していくのが和食で、大人らしくていいです(^o^)(^o^) これフランス料理なら、お料理ひと通り終わってからフロマージュで新たに旨みを与えられてふわああああ~と盛り上がり、デセールで再び血糖値とテンションがどど~と上がる、と。向かってるところが逆なのよね。