■ 全国100万人の読者の皆さま、クラブエリー報告のエリーでございます。6月のクラブエリー第3金曜を、松尾の「天ぷら 松」さんにお願いしました。
3月のNHK文化センター講座の記録です。←これアップの後から参加希望者がずっと続く圧倒的な人気でした。1階奥のお部屋と、2階のお部屋に分かれてお邪魔して、わたしはひたすら上下行き来しました。わりとゆっくりめに進んだコースでしたが、わたしにとってはいつもと同じ。今回もあっという間のクラブエリーでした。
■ 少しも天ぷら専門店ではない「天ぷら 松」さん、今回も独創性が感じられるお料理でした。以下、コースを順番にいきます。

●ほたるいかとお赤飯、熱々で。ひと皿めからやられたー<(_ _)><(_ _)> という感じでした。これは20名近くで入らせていただいた1階奥のお部屋、目の前で仕上げてくださいました。

●番頭の細川さんです。下味をつけておいたほたるいかをまずまな板に並べ、

●切ります。切ったものを、熱々の容器に入れます。ちゃーと音がして、ほたるいかの旨みを感じさせる、強烈にいい香りが立ちのぼります。そこに、

●お粥状のお赤飯を注ぎ入れると、ほたるいかのみその旨みと混じり合って沸き立って、うま過ぎ天国といったお皿になりました。

●2階のお部屋でも同様にできたてを供してくださいました。ひと皿めから度肝を抜かれるプレゼン、強烈なおいしさ。熱々に熱することができる器は特にこの一品のために特注されたそうで、これを食べていたく気に入ったアラン・デュカスさんもこの器を注文なさったというエピソードを伺いました。
●この後は、フロアによって、テーブルによって、出された順番が違います。

●お造り 甘鯛、とり貝、いか 醤油と海苔醤油

●お造り いさき焼き霜

●桜海老の茶碗蒸し、ビスクソース。これも桜海老の香り強烈、やられたと思わせた一品です。

●美山の鮎の揚げ物、下に鱧の骨せんべい。

●ちらし寿司は、鯛昆布締め、穴子、あじ、とろ、いくらなど。

●雲丹と湯葉を、熱々で。これもこの料理のために器は特注されたとのこと。

●天ぷら(1) 天ぷらは最後に供されます。これは4名分で、おくら、まながつお

●天ぷら(2) 鱧、れんこん

●氷で作られた器に、よもぎうどん

●わらび餅。この後、紫色のハーブティをいただいてごちそうさまでした<(_ _)>

●また必ず伺いたい「天ぷら 松」さんです。
松野俊雄さん、麻里子さん、母上、スタッフの皆さまに御礼申し上げます。<(_ _)>
参加してくださった方々も、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>
**********************************
「天ぷら 松」 電話 075-881-9190
京都市右京区梅津大縄場町21-26
(四条通をひたすら西へ、松尾橋手前の道を少し北上)
昼夜営業、水曜休み
**********************************
****************************************
わりと好評(笑)、クラブエリー(^o^)(^o^)/
ご入会ご希望の方は、こちらをご覧ください。
****************************************
本サイトは10年間の記録であるココログニフティ
「関谷江里の京都暮らし」 (4285記事)
から移転・新装したものです。
****************************************
■ 発売中の
■ もちろん、湯葉じたいのおいしさを味わうお皿は先付で供されますが、
■ たとえばコース終盤の鍋仕立てはこんな。賀茂茄子 湯葉 生麩 黒毛和牛さっと煮、豆乳白味噌あん 美山山椒 です。
■ あん部分の下はこんな。(なんかぐずっとした見せ方でごめん。)
●先付
●冷鉢
●向付
●いさきを焼霜にする料理長の塔本亮平さん。
●焼き物
●土鍋
●酢物
●こんなきれいな土鍋で炊き立てのご飯です。おかわりどうぞとたっぷり、3釜用意されます。

●ご飯のともに
●水物
■ いつもの胡麻豆腐でスタートです。






■ このずいきとうどの海苔和えとうにの組み合わせ、よく調和して、印象に残るおいしさでした。





■ 香の物と、赤だし。この赤だしがいつもながら濃くて旨みたっぷりで、締めにふさわしいのでした。
■ いちごに、白ワインのジュレで食事終わり。
■ かんぺきなおいしさ、なのにゆるくて気楽な雰囲気。人生にすっかり組み込まれている「
最後のお茶漬けの写真を添えておきます。












●この焼き台がシックです。伊賀・信楽の陶芸作家、渡辺愛子さんの作だそうです。
■ 「富小路 やま岸」は昨年10月4日に開店。店主の山岸隆博さんです。

●揚物 穴子唐揚、実山椒、岩塩、伏見唐辛子













●もなかは皮に、あんが別添え式で、皮のパリパリ感を楽しめます。
■ 山岸隆博さん、参加してくださった皆さま、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)> 喜んでいただいてうれしかったから、これくらい少人数のクラブエリーもまたやりますー!
■ 先付 車海老と湯葉のすり流(宮澤さん)
■ 前菜 ●焼胡麻豆腐/●蛤と一寸豆/●叩き蕨と蒸鮑(以上3品、宮澤さん)
■ 御椀 とり貝、金時草、木の芽(宮澤さん)
■ 造里 鱧おとし、鰹、彩り野菜のクリュディテ(三浦さん)
■ 凌ぎ 唐墨飯蒸(宮澤さん)
■ 焼物 鱸(すずき)塩焼、谷中生姜天婦羅 古代米の蓼酢(宮澤さん)
■ 温物 油目、賀茂茄子煮おろし、万願寺唐辛子 抹茶ソース(三浦さん)
■ 食事 握り鮨 鮪、鯛、鰆の棒寿司 がり(宮澤さんと射場智紗紀さんなど寿司チーム)
■ 止椀 赤出汁、茗荷
■ デザート 「黒龍」酒粕ブランマンジェ、酒粕ケーキ、黒糖のシャンティ、マンゴー、ブルーベリー(三浦さん)
■ 食べながら思い出したことは、本日5月25日、お寿司コーナー料理長で大変な人気だった井上修一さんが不慮の事故で亡くなってちょうど1年ということです。あの美麗なお寿司を作る技、あの人懐こい笑顔、あのみなぎるやる気が失われてしまったとは、あまりに惜しいと今も思います。
■ 三浦雅彦さん、宮澤政人さんお疲れさま、ありがとうございました。
■ 鉄板と天ぷらコーナーは平常営業をされていて、それ以外の「水暉」の客席が全部このコラボのためのスペースとなりました。50名以上のご参加とのことで、大盛況でした。
■ カウンターに並んだ三浦さん、宮澤さん、お寿司の射場智紗紀さんもいらっしゃいますねー(^o^)(^o^) ゴージャスな顔ぶれです。
■ わたしが座らせていただいた席は・・・申し合わせて申し込んだわけではないのに、自然にクラブエリーのメンバーが集まることになり、さらに初めてお目にかかるMさんも加わって、ほんと気楽で陽気な夕食となりました。感謝たくさんです<(_ _)><(_ _)>
■ をを、これはあけ~~~み、コンシエルジュの小山明美ではないの。会いに来てくれた態度はなかなかよいが(笑)、「
■ 見事なお料理、実においしいすばらしいと思いながらいただきました。お料理は明日アップいたします。
■ 本サイト読者には、よーくお馴染みの「
■ こんな風になっています。すごくたくさんのお花!! でもこれは実は側面で、正面は、
■ こちら、入り口は横の通りに面しています。
■「祇園 椿」という名前の和食店です。(ちなみに惜しまれつつ閉店された「御幸町つばき」さんとは関係ないお店です。)
■ 1階はカウンター15席。手前にいらっしゃるのが料理長の古谷文男さんです。料理人の皆さんは大阪からいらした方々ということです。
■ 2階も広々、26名まで入れるそうです。左手、カメラ目線の方が、このお店のオーナーで赤木博さん、医療法人十全会グループの理事長という方です。