■ 富士酢の「飯尾醸造」へ

■ 全国100万人の読者の皆さま、京都市内からはちょっと遠かったけれど、出かけてよかったエリーでございます。

先週6月4日(木)、丹後地方は宮津、富士酢の「飯尾醸造」さんと、「飯尾醸造」さんが経営されるイタリア料理店「aceto」、そしてこのたび新たにオープンされる寿司店「すし長蔵」に取材に伺いました。
お酢造りのための米から造られている醸造所であると話には伺って知っていましたが、実際に訪れて蔵を見学させていただき、5代目・飯尾彰浩さんからお話を伺って志の高さに感動したのでした。
宮津じたいを、サンセバスチャンのような美食の町にしていきたいのだと。おいしいお店があれば人が集まり町は盛り上がっていけると。
3年前にイタリア料理店「aceto」を開店、同じ敷地内に同時に寿司店を準備しながらも、東京から招聘する寿司職人が決まらず開店できなかったのだそうです。それが今回やっと見つかってオープンに至るとのことで、6月17日(水)、開店されます。

●案内してくださる5代目、飯尾彰浩さんです。落ち着いて淡々としていらっしゃいましたが、理念や取り組みは熱いのです。

●びっくりするほどまろやかで、ノーブルな味わいのお酢「富士酢 プレミアム」は、320gものお米を原料として造られるのだそうです。40g以上で「米酢」として認めらますが、「富士酢プレミアム」はなんとゆうゆう8倍のお米を使って造られているというわけです。

 

●市街地に移動、「aceto」(イタリア語で酢)へ。

●同じ敷地内に、6月17日オープンの寿司店、「すし長蔵」もあります。

 

●宮津に移り住んで、この「すし長蔵」の料理長となられるのは明石洋一さん。アメリカで10年以上、日本に戻って六本木で1年少しのキャリアを積まれた後、こちらに就任されたということです。握るシャリは、「飯尾醸造」さんの、15年ものの赤酢を使用、今まで握っていたお寿司とはがらりと変わったということです。

●米もお酢も飯尾さんのもの、ネタも大半は宮津のものということで、ひとえに身近な食材で作れるお寿司=世界で最も「フードマイレージの少ない店」だそうです。(わたしはこのフードマイレージという言葉を初めて聞きました(*_*)(*_*))
夜のみ営業、カウンター6席のみで2回転の営業ということです。話題沸騰で、すぐに満席になること間違いありません。
飯尾醸造」飯尾彰浩さん、「aceto」重 康彦 さん、「すし長蔵」明石洋一さん、たっぷりアテンド&試食させていただき、ありがとうございました<(_ _)><(_ _)>

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関谷江里