■「オ・タン・ペルデュ」のキッシュとタルト

■ 全国100万人の読者の皆さま、花粉はつらいが機嫌はよいエリーでございます。花粉症は順調に継続していますが、しかし例年よりも楽。よく合う漢方薬や、市販薬で眠くならない薬もあるし、この季節はもうこういうもんと思って、慣れたのかもと思います。

■ 聖護院方面まで行く用件があり、この機会を生かすべく、
オ・タン・ペルデュ」さんへ。室内窓際で撮影、自然光です。

●季節限定、菜の花と海老のキッシュ

ふるふると、理想的な口当たりのキッシュです。これよりおいしいキッシュはなかなかないぞー。(パリでもww)

●選ぶものは決まっているのに、やっぱりサンプルは見せていただきたい。写真撮りたい。笑。

●初めからこれを選ぶとわかっているのです。ショコラのタルト、500円。

●これは寺町二条の「ブション」さんのガトーショコラとは全く違うルセットということで、確かに口当たりが全く違うものでした。

しっとりしていながら軽やか、ショコラの香味は濃厚で、ものすごーーーく好みでした。もうフランス行かんでいいというほど好みでした。いや行くけど。

 

●飲み物は、ティユール(菩提樹)とヴェルヴェーヌのブレンドのアンフュージョン、これも好みでした。もう全部好みで500%オッケー☆☆☆ みたいな軽食とお菓子のひと時でした。

明るく美しい春の日に、京都にいながらにしてこんなフランスらしいものを楽しめて、幸せな気分になりました。

●今の季節限定のお花見弁当を見せていただきました。2名分。このお弁当に、以下のように、

●パンとリエットとバター、紙のお皿、フォークとスプーンとおしぼりがついて3200円。きれいでおいしそうでした。

予約は前日までに。桜が散るまでは作られるそうです。

●帰宅後も思い出してしょうがないショコラのタルトの香りと味と口当たり。ああああ~これまたいただきたいです。わなわなします。また伺います<(_ _)><(_ _)>

●お店の壁、仁王門通側の外装塗りを店主の松井知之さんはきのうおひとりでなさったと伺いました。ちょっと茶色っぽくなっていたけれど(笑)、なめらかにきれいに塗られていました。何でもされます。すごい方です。新しいメニューなどまだまだいろいろご予定があるそうで、楽しみです☆☆☆

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Au Temps Perdu「オ・タン・ペルデュ
電話 075-762-1299

京都市左京区岡崎円勝寺町64-1  パークハウス京都岡崎有楽荘
(京都市左京区仁王門通神宮道西入ル南側)
11:00~20:00LO・20:30閉店(アフタヌーン・ティは14:00~17:00LO)
月曜休み、ほか火曜不定休(祝日は営業)
テーブル(室内)22席(テラス)8席
全席禁煙
席の予約は不可、アフタヌーンティのみ予約可。
2005年9月開店

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★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は

関谷江里の京都暮らし」 へ。

★クラブエリーについては

こちらをご覧ください

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■サロン・ド・テでキッシュ/「フィガロの物語」

■ 全国100万人の読者の皆さま、フランス気分のエリーでございます。軽食に向かったのは・・・

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■ 岡崎の「au temps perdu オ・タン・ペルデュ」さんです。1ドリンクセットになったキッシュ、これはいつものキッシュロレーヌではなくてせっかくだから季節のキッシュで、中にアスパラガスと小海老入りで1650円です。白ワインと。今日はババオロムいただかずでした。また今度ね♪

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■ 本は・・・

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■ 4月末に読みますと一度上げた本ですが、やっと本当に読みました。

入部隆司さんは日本に本格的なフランス料理を根付かせた方のおひとりです。

フレンチ・レストラン フィガロの物語 入部隆司 世界文化社

●福岡で、食堂を営むお家に生まれ、東京で訪れたフランス料理店に感動、料理人を目指してフランスへ。まだ料理修業に行く人も今みたいにいなかった時代です。持前の運のよさと、オープンなお人柄で、修業先にすっかり溶け込み技術を身につけて帰国、その後ものの半年で西麻布にフランス料理店「フィガロ」を開店、それが1969年のこと。まだまだ本格フランス料理店がなかった頃です。東京にグルメブームを作った、まさに先駆者でした。

●わたしがうるうるしたのは池袋の西武百貨店の11階にあった「カフェ・フィガロ」のくだり(p141~)です。1982年から1986年の西武店閉店まで、わたし100回は行ったと思う・・・週に最低でも1度は行きましたから。大学(池袋の隣の目白)から近かったので、ひたすらリブロ(書店)やら西武美術館(セゾン美術館よりまだ昔!)に通い、その帰りに必ず「カフェ・フィガロ」に寄った日々がよみがえりました。ステックフリットやら、クロックムッシューやら、若鶏ウイングスティック入りのカレーやら、えらいおしゃれだなと思いながら食べた・・・それからタルトポワールをしばしばいただきました。フランス風に、コントワール(=カウンター)席は、テーブルよりカフェ1杯のお値段も安かったんです。日本でもフランス式のお店があるんだって感激したんですが、やっぱり、「当時このシステムはとても受けて、話題になった」って本の中にありました。

●フランス料理をやるからには、フランスへ!と迷いなく決断されたのがまずすばらしいと思うし、帰国後、店のエリアとして大使館の多い西麻布を選ばれたのもセンスのいいことです。そして、日本人向けにアレンジすることなく、5年間のフランス修業で自分のものにした料理をそのまま出されたのがお偉いです。入部隆司さんのような方がいて、後続の方々がまた頑張り、今の日本での、(フランスで食べるより?)洗練されたフランス料理、本当においしいフランス料理があるわけですから、よくやってくださいましたと、読みながら感謝の気持ちでいっぱいになりました。

●やむを得ぬ立ち退きによって西麻布のお店はすでになく、今は表参道のフロムファーストビルに西麻布の風情を再現しているそうです。

●「フィガロ」という店名が、初めはフランスの新聞のフィガロから取ったものだったけれど、お皿のデザインをするに際してオペラ「フィガロの結婚」の登場人物のイラストをあしらうことになり、店名はオペラ由来ということになってしまったんだそうです。このエピソードも、なんだか好きでした。店名はとにかく覚えやすく、発音しやすいのが一番ですね。

●入部さんのフランス修業時代の写真や、「フィガロ」の料理写真もたくさん入っていて、フランス料理好きにはたまらない本です。おすすめです☆☆☆

フレンチ・レストラン フィガロの物語 入部隆司 世界文化社

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関谷江里の京都暮らし(4280記事)

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