■「吉村和菓子店」の、からだに優しいお菓子

■ 全国100万人の読者の皆さま、お菓子ご紹介のエリーでございます。

亀屋良長」さんと言えば、本サイトにおいてはひたすら「SOU・SOU」のすっ飛んだお菓子を目ピカ社長の命で作るけなげな和菓子店という印象かと思いますが(笑)、本当は江戸時代創業の、和菓子の老舗、名門なわけです。でもその8代目当主の吉村良和さんがとても柔軟な考え方をできる人で、さらに奥さまの由依子さんはパリの「ル・コルドン・ブルー」で勉強してきたような方だから・・・伝統のお菓子を作りながら、「SOU・SOU」のユニークなお菓子も作れば、今は「kashiya」として独立した藤田怜美さんを採用、独自のブランドを作ったりもしてこられました。京都の和菓子界に風穴を開けるようなことをされてきたおふたりです。

IMG_0434.jpga■ そして先頃、奥さまの吉村由依子さんが、「吉村和菓子店」というブランド名で新しいお菓子のシリーズを立ち上げられました。

からだにもこころにもやさしい京菓子を

というキャッチがついており、身体に負担の少ない素材を選んで作っているということなのです。

ウエブサイトにある通りなのですが、

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甘いものは控えないといけない…でも、甘いものは心の栄養。
吉村和菓子店は、健康を気遣う方にも召しあがっていただけるよう、
体にやさしい素材でのお菓子づくりをはじめました。

甘味には、主に、ココナッツシュガーやメープルシロップ、甜菜糖、パラチノースなど、
GI値が低めの天然甘味料を使用。
ミネラルや食物繊維を豊富に含む素材も使い、栄養のことも考えた和菓子に仕上げました。

甘いものをつまんで、ほっとするひとときを、
どなたさまにもお届けしたい。
心にも体にもやさしいお菓子をご賞味ください。

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IMG_0423.jpga■「焼き鳳瑞(ほうずい) 種まき」というお菓子です。
丸い土台に、抹茶や黒胡麻、南瓜の種などをあしらっています。ベースはプレーンとはったい粉の2種。
IMG_0433.jpga■ こんな説明が入っていてわかりやすいです☆☆☆
パフパフっとした土台で、しゅわっと口の中で溶けます。のせてあるものによって香味や食感の違いが楽しめて、ひとつまたひとつと楽しめるお菓子でした。いかにも身体によさそう、そしておいしかったー(^o^)(^o^)/

■ 「亀屋良長」さん店舗の他、ネットのオンラインショップもあるので、皆さまぜひ。

★吉村由依子さん、わたしの前のサイトにご登場いただいていました(^o^)(^o^)/

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本サイトは2016年5月8日にオープン。
それ以前の10年間の記録は

こちらです↓(4285記事)
関谷江里の京都暮らし」 
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関谷江里

■「SOU・SOU在釜」 2016年8月

■ 全国100万人の読者の皆さま、今月も「SOU・SOU 在釜」に出かけたエリーでございます。2016年のテーマは「日本の意匠」・・・さて8月のお菓子とテキスタイルは? 

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■ 8月は扇子です。水玉模様の扇子のお菓子でした~!

160725tenugui1.jpga■ 今月のテキスタイルはこれ。
脇阪克二さんの言葉です。
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扇子 平成28年

うちわは文明発祥時からあったが
扇子のように折りたためるものは
日本で発明されたもののようだ。
平安時代にはあおぐという役割だけではなく
儀礼の際やコミュニケーションの
道具として用いられ
和歌を扇子に書いて贈ったり
花をのせて手渡したりしていた。
現在においても涼をとる以外に
舞扇としてや落語、お茶、
冠婚葬祭にも用いられている。
又、飾り扇として華やかな絵と
ともに暮しに潤いを与えている。

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■「亀屋良長」さん特製、今月のお菓子は・・・

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■ 扇子を横から見ると、2層になっていることがわかります。
●上 錦玉羹。白い水玉は牛乳羹、黄色い水玉はパイナップルの水羊羹。

●下 すいかのピュレ入りの水羊羹。隠し味に牛乳とみかん蜂蜜。

●扇骨部分は、ココナッツオイルと砂糖を混ぜ込んだ焼き菓子。

今回はかなり甘さを感じさせるお菓子です。

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■ フランス語訳も用意されています。文中、pastèque -ananasとあるところは、単にananasでいいんじゃないかな。

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●今日もおっとり優しいお点前王子=高橋雄二・茶係が、いつものメス茶碗でお茶を点ててくれます。冷水で作る冷抹茶。

IMG_1298.jpga■ あり得ない和菓子・・・おかしな ユニークなお菓子が楽しいです(^o^)(^o^)/ 氷も浮かんだ冷たい抹茶でひんやりして、別世界みたいな、月に一度の楽しみ。この楽しみよ、いつまでも。と思うんですが・・・

IMG_1225.jpga■ 2、3日前に「在釜」に下りて行ったら違う人がいてびっくり(*_*)(*_*) ・・・いや、違う人じゃなくて、これも茶係ゆうじ君でした・・・ひえ~。視力2.0の人がなじぇめがね? それに、髪を、再び切ったのかー?( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)
2週間ほど前に髪を切った時の目ピカ社長の投稿、7月22日「ハッシーイメチェン」
めがねをトルにして、帽子をかぶったのが上の写真でした。ちょっと安心しました(*_*)(*_*)
(しかし目ピカ社長が「いっそ角刈りにしたら」って書いてたの発見ww)

追記:またやられちゃったよ、8月12日版、「ハッシーイメチェン」( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;)

IMG_0205■ これは7月下旬のゆうじ君。これがわたしが馴染んでいる、茶係ゆうじ君らしい顔~!

SOU・SOU 」

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関谷江里

■ 4日間の撮影終わり/撮影の目ピカ社長

■ 全国100万人の読者の皆さま、4日間、朝から夜までびっしりの撮影が終わって少しほっとしたエリーでございます。皆さまのおかげでできました<(_ _)><(_ _)>

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●「亀屋良長」さんからのお菓子です。

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●午前の1日1便に、追加で運んでいただいたものもあります。

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●こんな感じで搬入されたのでした<(_ _)>

IMG_0319●隙あらば写真を撮っていた目ピカ社長、「SOU・SOU」の若林剛之さん。

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●アングルを変えて何カットも撮られます。

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●お点前王子をどつきながらもかまってあげる目ピカ社長。

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●お点前王子・高橋雄二=ゆうじ君にもお世話になりました。

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●「亀屋良長」吉村良和さんにも大変にお世話になりました<(_ _)><(_ _)>

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●500年を超える老舗蕎麦屋さんで今日もうどんを注文なさいます。

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●必ず写真を撮ります。

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●仕事は精緻な目ピカ社長です。

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●それを撮る東京からのカメラマン、工藤雅夫さん。
とても感じのいい、ジェントルなカメラマンさんでした♪

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●工藤さんが撮った目ピカ社長仕事の様子。
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●編集者Agriさん=川崎阿久里さんも4日めにして、SOU・SOUの服(^o^)(^o^)/

IMG_0472●みんなで写真チェックをしていてもそれを撮っている目ピカ社長之図。

■ 撮影は秋にもう一度やりますが、とりあえず大半を撮り終えることができて感謝、皆さんに御礼申し上げます。
さてわたしはこれからしっかりゲンコーを打ち込みます。
どうぞ楽しみにしていてくださいませ。\(^o^)/\(^o^)/
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から移転・新装したものです。
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■「SOU・SOU在釜」 2016年7月

■ 全国100万人の読者の皆さま、「SOU・SOU 在釜」で、今月もまた楽しんだエリーでございます。2016年のテーマは「日本の意匠」です。さて7月のお菓子とテキスタイルは?
IMG_9863.jpga■ 7月は半纒(はんてん)です。これはまた全く新しいお菓子だわ(*_*)(*_*)
IMG_9848.jpga■ 説明どうぞ。
IMG_9849.jpga■ フランス語版もあります。
IMG_9843.jpga■ 真ん中は透明、日本酒(佐々木酒造さんの「聚楽第」)のジュレで、下の「三番」が見えるようになっています。まわりはなんとの、ショコラ羊羹、香味濃厚で、ものすごくおいしかったです。☆☆☆ あまりにもわたしの好みでした・・・型抜きしている分、ショコラの端がたくさん出ていると思うので、その端をまとめておいておいてくださいと「亀屋良長」さんにお願いしようと思います(笑)。山盛り食べたいわ♪☆☆☆

tenugui_01.jpga■ 今月のテキスタイルはこれ。

脇阪克二さんの言葉です。
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半纒(はんてん) 平成28年

江戸時代、庶民の間で着用されるようになり
主に職人やお店の作業着として
広く愛用されてきた。
現在は祭半纒を着た威勢のいい姿が
祭を盛り上げる。
江戸火消しや消防団員の半纒姿も
見ることが出来る。
半纒は誰が着ても形になり
それ一枚着るだけで目立ち、
その世界の人になれる優れものだ。

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IMG_9854.jpga■ 今日もおっとり優しいお点前王子=高橋雄二・茶係が、いつものメス茶碗でお茶を点ててくれます。連休最後の日、空く頃かと最後の方に伺いましたが、ギリギリまでお客さまが途絶えることなく、やっぱり大変な人気でした。ヘルプに石田明日香ちゃんが来るというゴージャスさよ(^o^)(^o^)
ほんと毎月おもしろくて、同時に気持ちがなごみます。この楽しさよいつまでも、と思います。

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■「SOU・SOU在釜」 2016年6月

■ 全国100万人の読者の皆さま、「SOU・SOU 在釜」で、今月もまた楽しんだエリーでございます。2016年6月のお菓子とテキスタイルは?
■ 2016年のテーマは「日本の意匠」です。さて6月は・・・
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■「浮世絵」でした。

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■ お菓子は、歌川広重の夕立の絵の中で描かれている「笠」がモチーフになっています。↓わかりやすい説明こちら。

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■ お菓子は「亀屋良長」さん特製です。

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■ 香りよいきな粉煎餅でできた笠、その下には涼しい風情のわらびまんじゅう。

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■ 中はこんな。外側から、わらび餅、きな粉入りの餡、黒糖ゼリー。とてもおいしい。そして今月はとてもまともなお菓子でした\(^o^)/\(^o^)/
わたしは基調になっているブルー色を見て、きっと白餡をブルーキュラソーで染めた青い餡が出てくると予測したのですが、はずれたー! 大笑い。

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■ 今月のテキスタイルはこれ。
脇阪克二さんの言葉です。
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「浮世絵 平成28年」
江戸時代に人々に愛された浮世絵。
木版画として量産され
一般大衆が安く購入できた。
美術品としてではなく
大衆が求めているものを表現しており
人々は手にとって眺め楽しんだ。
現代のマンガとの共通点が多く
僕はこの世界にこそ
日本文化の真髄があると思っている。
これは広重の江戸名所百景を
中心に構成した。
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■ この広重柄は手ぬぐいとして販売もされていて、おしゃれだわ☆☆☆ 欲しくなるではないの♪

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■ 今日もおっとり優しいお点前王子=高橋雄二・茶係が、いつものメス茶碗でお茶を点ててくれます。冷水を注いで、冷抹茶を作ってくれました。着ている傾衣も涼しそうでよかったわ♪ 

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■ さてお茶をいただこうとしたら、あれ?

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■ フチに、手をかけられています・・・((((;゚Д゚))))))) ((((;゚Д゚)))))))

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■ をを、フチ子さんでした、お久しぶりです\(^o^)/\(^o^)/ よじ登りではなく、フチ登りフチ子さんだそうです。

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■ 今月もサイコーにおもしろかった「SOU・SOU 在釜」、出てきたら「茅の輪」がありました。これをくぐって、また元気で来月も来られますようにと願ったのでした<(_ _)><(_ _)>
■ ついでにわたしは着衣で何枚か夏の服を買いました。うれし☆☆☆
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から移転・新装したものです。
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■「SOU・SOU 在釜」 2016年5月

■ 全国100万人の読者の皆さま、新サイトのエリーでございます。さて新サイト初回の投稿は・・・2016年5月の「SOU・SOU 在釜」です。連休中お店は激混みだったようですが、間隙を縫ってするりとお邪魔したのでした。今月もおもしろかった(^o^)(^o^)/

■ 今年は1年間のテーマが「日本の意匠」です。5月は「武者絵」でした。

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■ 「あ、やっぱり5月だから粽なんかな? と思うも、予測は裏切られ・・・

 

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■ 笹の葉の中には3つのお団子が仕込まれていました。

男爵団子・・・つぶした新じゃがをういろうと合わせて蒸して作った、もちもちの食感のお団子です。味はそれぞれ違って、奥から、

1)シンプルな砂糖味

2)醤油味 「松野醤油」を使用

3)塩味 沖縄の塩「ぬちまーす」を使用

いずれも上に、黒豆の甘納豆。

しっとりもっちり、それでいて歯がすっと入るくらいの粘り気で食べやすく、ほのかに笹の葉の香りも移って、いい感じのお菓子でした。

IMG_5047.jpga■ この説明書がつくようになって、お菓子の構成がわかりやすくなりました。

お菓子は「亀屋良長」さん特製です。

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■ 今月のテキスタイルはこれです。

脇阪克二さんの言葉です。

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「武者絵」

歴史、伝説、軍記物などに
登場する英雄、豪傑、武将や
その合戦の場面を描いたもの。
地方によっては5月の端午の節句に
武者絵のぼりを自宅の庭に立てる。
男児の誕生を祝い
無病息災、立身出世を願う。

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IMG_5056.jpga■ 今月もおっとり優しいお点前王子=高橋雄二・茶係が、いつものメス茶碗でお茶を点ててくれます。開店から18時過ぎまで、おっとりしてられないほど忙しかったみたいだけど、これは閉店間際の時間です。

楽しかった、おいしかったから、また来月ね。
■ 今までの「SOU・SOU しつらい」と「SOU・SOU 在釜」の記録はこちら。(旧サイトに飛びます。)
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■ これはまた別の場面でお目にかかった、泣く子も笑う目ピカ社長=若林剛之さんです(^o^)(^o^)/
SOU・SOU
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■ 本は・・・

81CM7K2TIHL

SOU・SOU まっすぐ縫いの本

縫い物をする習慣はないけれど、もし習慣があればわたし赤い布地を買って、作りまくるだろうなあと思う本。

子供の頃手芸がひどく好きだったので、(そちらでプロになりたいと本気で思った時期もあったほど、)いつか手芸やらもの作り好きの熱が、再燃爆発するかもしれないと、ずっと通奏低音のように思っています。

いつもお世話になるSOU・SOUのスタッフの皆さんが表紙モデルなのもいいですね♪
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