■ 映画「午前4時にパリの夜は明ける」

■ 全国100万人の読者の皆さま、つとめて映画館で映画を見ている昨今のエリーでございます。

●アップリンク京都、新風館で現在上映中の、
午前4時にパリの夜は明ける公式サイトこれ
Les Passagers de la Nuit

ミカエル・アース監督

2022年 フランス 111分

日本語字幕:高部義之

よかった\(^o^)/
よかった\(^o^)/
起承転結がはっきりした映画ではありません。
1981年、ミッテラン勝利の日から7年間、パリで暮らすある家族とその周辺の人々の生活や生き方が描かれたもの。
●エリック・ロメールやジャック・リヴェットへの尊敬にあふれていて、ちょっと粒子の荒れたような画面も、作中で登場する「満月の夜」(わたし20回は見た映画です)のシーンをそのまま再現したような、バイクふたり乗りでパリを駆け抜けるシーンも、ああもうよかったよかった(T_T)(T_T)
●シャルロット・ゲンズブールといえば、その後の出演作もいくつも見ているというのに、どうしても「なまいきシャルロット」「小さな泥棒」などのイメージで固定されてしまってそこから更新できなかったのだけど、シャルロットも今や50歳、よい女優さんになったなあとしみじみ思えました。
●ラジオキャスターを演じたエマニュエル・ベアールが、そうかこんな役回りなのか、今までと違うなあと思いました。存在感ありました。

わたしにとってのエマニュエル・ベアールとはクロード・ベリ監督の「愛と宿命の泉」に始まって、「フランスの女」や「8人の女たち」などもありますが、極めつけはクロード・ソーテの「Nelly et Monsieur Arnaud」(日本語タイトル「とまどい」)「Un coeur en hiver」(日本語タイトル「愛を弾く女」)だと思っています。

●よかったー、と思いつつ、しかし、登場人物の誰もがタバコ吸い過ぎる( ̄○ ̄;)( ̄○ ̄;) 画面で見てもタバコのケムリは気持ち悪い(*_*)(*_*)
●と言いつつ、これはamazonで配信になったら再び見たいです。必ず見ます。

*****************

★本サイトは2016年5月8日にオープン。
2006年から10年分の4285記事は

関谷江里の京都暮らし」 へ。

★クラブエリー新規登録お気軽に。

こちらをご覧ください

★速報はfacebookをご覧ください。

*****************

 

関谷江里